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映画感想

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#ゴジラ

映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」感想 ゴジラとコング×モスラ×人間 ゴジラは人類の味方?

映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」感想 ゴジラとコング×モスラ×人間 ゴジラは人類の味方?

■コング主体の映画だった。ゴジラの出番もあるけど、コングがメインで物語を進めるから、ゴジラより目立ってる。
■ゴジラはコロッセオで寝る姿がまんま猫。尻尾を巻いて寝るのは猫で、何かかわいい。しかもそこを寝床にしているし。
■コングは人間と分かりあえそうだけど、ゴジラは無理。というより人類もゴジラが私達を守ってくれてると勘違いしていて、あくまでゴジラは地球を守っている。だから人類の敵になるのはそう遠く

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映画「ゴジラ−1.0」感想 ゴジラ=恐怖の具現化と戦う勇気 

映画「ゴジラ−1.0」感想 ゴジラ=恐怖の具現化と戦う勇気 

■ゴジラ=恐怖の具現化と戦う勇気

ゴジラ映画の中でもゴジラが怖かった。いつものゴジラ映画なら対抗手段として、戦車や戦闘機がある。しかし、戦争が終わったばかりで人々も必死で生きていて少しずつ希望が見出されていた。着ているものも綺麗になっていき、家族もでき、職業もあった。そこに恐怖そのものでありゴジラが出現する。突然現れて、街を破壊して、熱線で人々を絶望に陥れる。本来なら、人々は二度と立ち上がれない

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映画「ゴジラ-1.0」感想 アカデミー視覚効果賞

映画「ゴジラ-1.0」感想 アカデミー視覚効果賞

●アメリカのアカデミー視覚効果賞受賞
●ゴジラのCGはすごかった
●印象的なのは海上で船を襲うシーン
●ゴジラも変わったから原点回帰
●恐怖の対象としてのゴジラが存在
●ゴジラの熱戦が迫力増々になっている
●アメリカでも評価されたのが素晴らしい

◯ゴジラは子供の頃に観ていたが、シリーズが終わるたびに復活している。平成シリーズが終わったら単発で何作も作ったり、ハリウッドでも作られ、日本でもシン・ゴ

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映画「ゴジラ-1.0」昭和、平成、令和のゴジラ

映画「ゴジラ-1.0」昭和、平成、令和のゴジラ

ゴジラ

◯ゴジラは子供の頃に観ていたが、シリーズが終わるたびに復活している。平成シリーズが終わったら単発で何作も作ったり、ハリウッドでも作られ、日本でもシン・ゴジラが誕生。気づいたら本作が制作されてゴジラってすごいなあと感じざるを得ない。一つの題材で、数多くの監督が長期間、代る代るメガホンを取っているのは珍しいように思う。昭和、平成、令和を駆け抜けている特撮映画で学問になるのかもしれない。ゴジラ

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映画「ゴジラ-1.0」生きろ×戦争×ゴジラ

映画「ゴジラ-1.0」生きろ×戦争×ゴジラ

○浩一がゴジラに突っ込む時に、整備兵の橘から言われた「生きろ」。この作品のテーマである。どんなことがあっても生きる。浩一はゴジラと戦う中で戦争で死んだ兵士や亡くなった妻を思い出すが、橘の言葉で我に返る。ゴジラが出現する絶望的な世の中で、それでも前に進む大切さを教えてくれる。浩一はゴジラの絶望を打ち破った。

○戦後の話だから、今までとはまったく違うゴジラだった。VSシリーズのゴジラVSキングギドラ

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映画「ゴジラ-1.0」アメリカ×大ヒット×ハリウッド

映画「ゴジラ-1.0」アメリカ×大ヒット×ハリウッド

○アメリカでも大ヒットしているそうだ。ゴジラは動きが遅い、だから動きの早いゴジラが受けると思っていたがそうではなかった。まあ、ハリウッドゴジラも素早くなかったし、ゴジラのイメージは固まってきたとは思う。今回は人類が他の怪獣の力を借りずに戦っているので、そーゆーリアル感も受けているのかもしれない。CGではハリウッドに引けは取らないとは思ったから、海外でヒットしているのは嬉しい。

○戦後の話だけど、

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映画「ゴジラ-1.0」序盤にゴジラサウルスの襲撃というインパクト

映画「ゴジラ-1.0」序盤にゴジラサウルスの襲撃というインパクト

○戦後の話だけど、太平洋戦争下でのゴジラサウルスのような出会いというか、襲撃が序盤にあったのが驚きだった。ゴジラVSキングギドラで出てきたゴジラサウルスを思い出したが、あれは日本軍を守る形になったが、今回はめちゃくちゃ襲っている。銃火器はあるが、刃が立たない。零戦の20ミリでも倒せたかどうか。インパクトのある序盤だが、ゴジラの恐ろしさを感じさせる。

○ゴジラってなんだろう。戦争や災害の具現化とい

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映画「ゴジラ-1.0」ゴジラって何だろう

映画「ゴジラ-1.0」ゴジラって何だろう

○ゴジラってなんだろう。戦争や災害の具現化という意見もあったがキャラクターとして定着しているのがすごく印象的。怖いというか、人間には手は出せない自然の具現化にも見える。第一作は怖い存在として登場したが、徐々にヒーローとして変わるのもあるが、平成になると人類の敵となるのも考え方の変化なのかと感じる。本作は戦後に日本を蹂躙する怖い存在であるが、シン・ゴジラに続き如何にしてゴジラを倒すのかがテーマになっ

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映画「ゴジラ-1.0」ゴジラの放射火炎と過去作との違い。

映画「ゴジラ-1.0」ゴジラの放射火炎と過去作との違い。

○ゴジラの放射火炎と過去作との違い。ゴジラの放射火炎がめちゃくちゃ怖かった。一撃で渋谷が壊滅して、人や建物が吹き飛ばされる映像は恐怖の一言。過去作と違うのは、放射火炎の直撃だけではなくて、衝撃波まで丁寧に描写されている。ゴジラのビーム一閃で壊滅というのはゴジラ映画で何度か見たことがあるが、衝撃波により人々が悲鳴をあげながら飛ばされるのは、ゴジラ映画で初めて観たと思う。

○戦後ということで、登場人

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映画「ゴジラ-1.0」戦後×服装×平和とゴジラ

映画「ゴジラ-1.0」戦後×服装×平和とゴジラ

○戦後ということで、登場人物が当初は汚れた服を着ているのだが、1年ほど経つと、きれいな服装になっているのが記憶に残る。隣に住む安藤サクラさんが演じる澄子のエプロンがすごく白かった。ただ、ゴジラが来ることは分かっているから、また汚れて、それが平和ではなく混沌、戦争を暗示するのかと不安になってしまった。細かいところだが、服装で時代とか人々の内面を描写するのは記憶に残りやすい。人々が当時どんな生活をして

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映画「ゴジラ-1.0」ゴジラ×CG×恐怖

映画「ゴジラ-1.0」ゴジラ×CG×恐怖

○ゴジラが人間に容赦がない。噛み砕いたり、踏み潰してたり、ジュラシックパークのティラノサウルスみたいで怖かった。まさに恐怖の具現化として、人類に立ちふさがる。銀座に現れたゴジラは歴代よりはサイズ的に小さいはずなのだが、イメージではかなり大きくみえた。CGのはずなのだけど、皮膚の一片までリアルで、これがゴジラかあと初心者にも分かるように作られている。

○観てきたが、ゴジラ怖すぎ!今までで一番怖い。

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映画「沈黙の艦隊」ゴジラ×艦隊×CG

映画「沈黙の艦隊」ゴジラ×艦隊×CG

○ゴジラ観たあとには色々考えてしまう。いつものゴジラ映画なら艦隊戦で対抗したりするから本作のイメージもあった。ゴジラはCGだったが、本作の艦隊もCGの場面があっただろう。潜水艦のCGでの戦闘シーンは圧倒されたし、そーゆーのは全然知らないから、驚愕した。水中での戦いだから、海面にはほぼ出てこなく、だからこそ大沢たかおさん達の演技に圧倒された。狭い船内だからこその演技と演出で、これから先はどうなるのか

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映画「ゴジラ-1.0」ゴジラ×怖い×絶望感

映画「ゴジラ-1.0」ゴジラ×怖い×絶望感

○観てきたが、ゴジラ怖すぎ!今までで一番怖い。戦後で対ゴジラ戦力がほぼ皆無だから、絶望感がすごかった。戦後の設定から、どうやって倒すのか気になっていたが、まさかの展開に。ネタバレはまだしないが、かなりびっくりした。ゴジラ映画ではかなり怖いゴジラ。まあ、CMで電車噛ってる場面見たから予想はしていたが。CGらしいが、重量感がありゴジラ好きには満足できる映画。日本版はシン・ゴジラ以来だか、期待以上のもの

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