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上手くいかなかったことが回り始める「掃除」の威力

はじめまして!
同志社大学4年のよねと申します。
2020年4月から入社予定のITベンチャーで今もインターン生をしています。

「4月から社会人スタートダッシュを切って、成功を積み重ねて、どんどん自分の市場価値を高めていくぞ!!!!」と意気込んでおりますが、
そう考えている新社会人の方も多数おられるのではないかと思います。

ところで皆さん「掃除」はしていますか?
身の回りを、キレイにしていますか?

社会人になるにあたって、「掃除」だけは本当に習慣化しておいた方が良いと、最近ひしひしと感じています。

働きはじめると、いろんな壁やプレッシャーにさらされて、
自分を信じられなくなり、弱気になってしまうこともあると思います。

また、人によっては見栄を張って自信があるフリをする人もいるかもしれません。
でも、カラの自信を演じ続けることはしんどいものです。

そうなる前に、ぜひ、「掃除」を!
なぜなら掃除は、「自己信頼」、すなわち「自分に対する信頼」を貯めていってくれるからです。

今回はそんなお話、そう!「掃除舐めんなよ!」ってお話をしたいなと思います。​


掃除をすることによって醸成される「自己信頼」とは

インターン生として仕事をしながらいろんな人を観察していると、仕事のできる人のほとんどが、靴とか、身なりとか、デスク周りとか、パソコンの中身とかちゃんとしてるなって気づいたのです。
もちろん、例外の人も結構いるけれど、天才的な頭脳をしているなどして真似できないので、私もとりあえず騙されたと思って掃除をちゃんとすることからやってみました。

掃除をちゃんとするようになって変わりつつあること。
それは「自己信頼」が少しずつ強くなっていっているということです。

「自己信頼」というのは、よく使われる言葉にすると「自信」ってやつです。
後から出てくる「自己欺瞞」の対照語として、あえて「自己信頼」と記述します。

この「自己信頼」、成功して市場価値を上げるためには絶対に必要なものです。

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成功して自分の市場価値を高めていくためには、成長しなければなりません。
大きな仕事を手に入れて、より多くの人に大きな価値を届けるためには成長しないといけないからです。

成長するためには、挑戦しなければなりません。
自分の今の力量以上のことにトライしない限り成長は得られないからです。

そして、挑戦するときに、一歩踏み出す勇気を与えてくれるのが「自己信頼」です。
誰しも、やったことないことを始めるときは不安なものです。
それが未知であればあるほど不安は大きくなります。
そんな不安を乗り越える際の原動力となるのが「自己信頼」なのです。


掃除をしなかった時に発生する現象

なぜ掃除によって自己信頼が生まれるのでしょうか、それは掃除をしなかった場合を考えれば分かります。

掃除をちゃんとしなかったとき、「自己欺瞞(ジコギマン)」という状態が生まれます。
「自己欺瞞」とは、自分の良心に背く行為を正当化し、自分の真の心にウソをつくことのことを言います。
掃除をしないということは、「散らかっている」「汚い」と感じた自分の心に背いています。
手入れが行き届いていない状態から目を背け、問題をなかったことにしています。
もし、「別に散らかってても自分はいい」と割り切っているのだとしたら、すでに自己欺瞞が常態化しています。

自分に対してウソをつくという行為が常態化していると、いざという勝負時に激しい不安が襲ってきます。
勇気がいるときに、自分に対してウソをついてきた過去が頭の中をよぎるからです。
ウソをついてきた自分のことを、自分自身で信頼してあげることができなくなるのです。



それだけではありません。
自己欺瞞は他にも人格に大変悪い影響を与えます。
自己欺瞞の状態にある人が取りがちな行動をいくつか挙げてみます。

■妥協

自己欺瞞は、「妥協」という現象を引き起こします。
自分が「本当はここまですべき」と思っている水準にウソをついて、引き下げることが妥協だからです。

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妥協が続くと、仕事のレベルが低水準にとどまり、成長が止まります。
成長が止まると、社会に対して発揮できる価値が低くなるため、市場価値が上がらなくなります。

■他責

自己欺瞞の状態にある人は、ネガティブな結果を人のせいにする傾向があります。
事実を曲げて自分を正当化するために自分以外の悪者を作る必要があるのです。

■フィードバック拒否

自己欺瞞の状態になると、他人の意見に耳を貸さなくなります。
その代わり、自分が正しいことを証明しようと、様々な論を立てて提示します。
その論に矛盾が生じると言い訳を始め、あくまで自分の非を認めようとせずに護ろうとします。
そのため、自分の行動を振り返っても、開き直って改善しないことが多くなります。

■左遷された理由がわからない

妥協する人、人のせいにする人、意見に耳を貸さない人は一緒に仕事をしにくいので、個人としてどれほどスキルを持っていても、結果として地位を下げられたり、議論の土台から外されたりすることが多いです。
しかし、自己欺瞞の状態にある人は自分が正しいことをしたと思っているため、左遷された理由がわからず、激しく怒ったり、落ち込んだりすることがあります。

これらの行動の裏にあるのは、

「自分は完璧であるはずだ」という臆病な自尊心

「本当は自信がないから隠す」という尊大な羞恥心

なのです。
つまり、本当はめちゃめちゃ不安を抱えているのです。


成長を続けられる自分に生まれ変わる第一歩は「掃除」

このように自己欺瞞が生んだ、とんでもなく悪い嫌なやつを書いてきましたが、実はこれ全部お恥ずかしながら私のことなのです。
これを書きながら自分自身に思い当たる節が多くあり、、、堂々と言えることではないですが、昨晩もやらないといけないことをしないまま寝ました()

私ほど酷くはなくとも、おそらく誰しもがこのような経験をしているのではないでしょうか?
そして、こういう状態に陥ったとき、家はいつもより荒れていなかったでしょうか?

実は自己欺瞞の状態に陥ると、なかなか抜け出すのが難しいのです。
それもそのはずで、自分を正当化すればするほど自分の問題が見えなくなるので、自分が自己欺瞞の状態にあることを認知できないのです。

しかし、自分の部屋の状態を見ればだいたい分かります。
そして、掃除をすることで、そんな自分を見つめ直すことができます。
自己欺瞞の状態から抜け出したいと思った時に、すぐに実行に移しやすいのが「掃除」なのです。
そして自己欺瞞の状態に陥らないようにするためにも、普段から掃除を継続的に行って、身の回りを整えておくことが大切なのです。

そもそも掃除は仏教においても、煩悩を取り除く基本的な修行とされるくらい大事なものなのです。
ハッ!とした人は試しに掃除をやってみてはいかがでしょうか?


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よね
昨日よりも良かったと思える今日を送りたい大学生。
とあるWEB広告代理店でインターン生としてクリエイティブ制作や面接官などをしているらしい。
よく名古屋に出没してオーケストラの指揮者もしているらしい。

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