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日曜経済学者:2023年9月度運営実績

読者の皆様、こんにちは。日頃より「日曜経済学者」noteをご覧頂き、誠にありがとうございます。2023年9月1日から投稿を開始し、初月となる9月度の運営実績がまとまりましたので、ご報告させて頂きます。

今後も本noteでは「経営は、組織は、美しいか?」というテーマの探求を軸に据えつつ、経営や投資の理論と実践に関する知を表現し、読者の方々へ価値を届けられるよう精進して参ります。今後ともご愛読の程、何卒宜しくお願い申し上げます。


2023年9月度:投稿記事紹介

2023年9月度は、以下の17記事を投稿させて頂きました。初回投稿から概ね2-3日に1回の投稿頻度を維持することができました。

9/1:経営は、組織は、美しいか?
9/4:消費者理論(1):選好と合理性
9/6:消費者理論(2):効用関数
9/8:消費者理論(3):無差別曲線
9/10:消費者理論(4):効用最大化問題
9/12:経済学と化学をつなぐ「見えざる手」(前編)
9/14:経済学と化学をつなぐ「見えざる手」(後編)
9/16:消費者理論(5):需要の性質
9/18:消費者理論(6):支出最小化問題
9/18:【祝・初選定!】「先週特にスキを集め…
9/20:消費者理論(7):Slutsky方程式
9/22:その世界、下から見るか?横から見るか?
9/24:「X+note=L」始めてみた
9/25:企業の「本源的価値」を巡る三大革命(1)
9/26:【2週連続!】「先週特にスキを集め…
9/27:企業の「本源的価値」を巡る三大革命(2)
9/29:企業の「本源的価値」を巡る三大革命(3)

運営概況

2023年9月度の運営概況は以下の通りです。全体ビュー数:2,898スキ数:502スキ率:17.3%という実績となりました。非常にマニアックなテーマながら、初月3,000ビューに迫るまでご覧頂き、大変励みになりました。

全体ビュー数、スキ数の推移は以下のようになりました。noteでは1日に4回、概ね定期的(3:00前後、8:30前後、14:00前後、19:30前後)にアクセス状況が更新され、なるべく毎回記録し分析に役立てております。

全体ビュー数は1日に2回投稿をした9/18に切り上がり、それ以降、記事投稿日には+150-200ビュー/日、投稿しなかった日は+50-100ビュー/日で推移しました。スキ数は9/12の投稿「経済学と化学をつなぐ「見えざる手」(前編)」を皮切りに、継続的にご評価いただくことができました。

セグメント情報

続いて、セグメント別の概況です。本noteでは、全ての投稿記事を以下のセグメントに整理して管理しております。それぞれのセグメントの名称、投稿テーマ、投稿数、各セグメントに対応したマガジンは次の通りです。

セグメント別の全体ビュー数、スキ数の推移は次の通りです。基本的には投稿数に応じて両指標とも増えていく傾向のため、9月前半頃に投稿がひと段落した「価格理論」セグメントでは、投稿一服後、全体ビュー数・スキ数ともに増加がなだらかになっています。逆に、9月最終週から連載開始した「企業価値評価」セグメントでは、9/25以降に両指標とも伸びております。

9月を通じてまんべんなく投稿した「コラム/雑記」セグメントは月を通じて堅調に伸びており、特にスキ数については、他セグメントと比較して非常にご評価いただきました。

重要指標(KPI)の分析

本noteでは、読者の皆様からのご評価として、以下の3指標を重要指標(Key Performance Indicator; KPI)として認識しております。

  1. 記事別のスキ率:スキ数÷ビュー数

  2. 記事別の相乗積:全体ビュー構成比×スキ率

  3. 1記事・1フォロワーあたりのスキ数:スキ数÷(記事数×フォロワー数)

このうち、2つ目の相乗積を分析から、本noteで特に人気の高かった個別記事の分析を行い、残るスキ率と1記事・1フォロワーあたりのスキ数から、本noteで投稿した記事全体のクオリティに関する分析を行っております。

①人気記事の分析

以下の人気記事分析の結果を一言で申し上げると「自分にしか書けない記事と言えるものほどよくご評価頂いており、読者の皆様はしっかりと記事を読んでご評価いただいている、というものでした。

相乗積とは主に様々な商品を取り扱う小売業において、異なる粗利率を持つ商品の利益貢献度を分析し、粗利率の高い商品と低い商品の組み合わせにより全体の粗利率を向上させる、マージンミックスを分析する手法です。

本家相乗積は各商品の売上構成比と粗利率の積で表しますが、本分析ではビュー数を売上高、スキ数を利益に見立て、相乗積=ビュー構成比×スキ率で算出し、セグメント別・記事別に評価しております。

まずセグメント別の相乗積は以下の通りで、スキ率の向上にはコラム/雑記の貢献度が非常に大きいことが分かりました。記事数ベースの構成比:41%対比でビュー構成比:48%であり平均的によく読まれており、かつスキ率も22.4%と全体平均:17.3%を大きく超える結果となりました。

続いて、記事別の相乗積になります。全記事のランキングは非開示とし、上位3記事についてまとめたところ、以下の結果となりました。スキ率向上への貢献度が高いこれら上位記事を「読者の皆様から特に人気の高かった記事」として定義しております。

3記事に共通するのは、①テーマにオリジナリティがあり②過度に専門的過ぎず③私なりのものの見方や意見が含まれている、といったところでしょうか。まさに独自の切り口で設定したテーマを分かりやすく伝え、そこに自分なりの意見を加えるという「言うは易く行うは難し」な点において、本noteで比較的実践できたと思える記事をご評価頂いた形になります。

「経済学と化学をつなぐ『見えざる手』」シリーズは、私が学生時代に学んだ化学と、その後社会人になって学び始めた経済学に関する疑問が発端となっており、今までの学びの歴史、また異分野を学んだことで気付けた「私ならでは色」が比較的濃いと思っておりますし、「経営は、組織は、美しいか?」は本noteの執筆に至ったテーマ設定の話なので、こちらも私の意見のみで構成された記事になります。まさに「私にしか書けない記事を如何に書くか」という部分がスキに繋がっているように感じます。

②記事クオリティの分析

残る2つのKPI:スキ率と1記事・1フォロワーあたりスキ数からは、本noteの記事全体に対するクオリティに関する分析を行いました。

結論、両指標とも総じて安定的に推移したものと捉えております。スキ率は投稿数が増え、本noteの認知度が高まってきた9月後半において17-20%で推移しており、後半に行くにつれビューの伸びにややスキ数が遅行気味になりましたが、大きなスキ率の変動はありませんでした。

1記事・1フォロワーあたりスキ数に関しても、概ね10-12.5%で推移しており、全記事が総じて安定的にご評価いただき、本note全体のクオリティは一定の品質を保てたのではないかと思料しております。

noteからの表彰記事

9月度のnoteからの表彰記事は以下の2記事で、合計6項目で選定頂きました。なお、選定に対するご報告記事も以下の2記事を投稿しております。

9月度の感想と今後の運営方針

ここまで本記事をご覧頂きありがとうございました。
まずは改めまして、本noteの投稿記事をご評価頂き感謝申し上げます。記事やテーマに関するご意見などは参考にさせて頂きますので、コメントも頂けると大変嬉しいです。

仕事をしつつ一定頻度での投稿は決して楽ではありませんが、今まで漠然と抱いていた疑問点や学んできたインプットを言語化し、記事としてアウトプットすることにより更に理解が深まり、結果的に多くの事を学べていると感じています。また、皆様からのご評価も非常に鮮明に伝わってくる、そんな気がするプラットフォームだとも感じております。

まだまだ自分の表現したいテーマは何か、手探りの状況が続いていますが、10月以降も引き続き様々なテーマでトライして参りますので、この場を借りて継続的に運営状況をご報告できればと存じます。私自身の振り返りのためにまとめている側面はありますが、ここでの運営記録が皆様の運営にも何らか役に立てれば嬉しいな、とひそかに思っている次第です。

今後とも「日曜経済学者」noteでは、様々な表現のチャレンジをしてまいります。引き続きご愛読の程、何卒よろしくお願い申し上げます!!

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