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エッセイ。

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2021年2月の記事一覧

くるみについて

くるみについて

北海道の十勝にて、
オニグルミの実を拾っている
ひとり。

農作業の合間、
幾本も生えたクルミの木の下にいって、
クルミを拾う。

落ちているクルミの実。

緑色の外果皮を靴でこづいて剥がすと、堅果が出てくる。黒い色。
生っぽくて、ヌルヌルしてる。

***

たくさん集めて、
タマネギが入っていた網の袋に入れて、
薪ストーブの上につるす。

二日もすると、表面が乾く。
でも、中身はまだ乾いていな

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そうじと、書くこと

そうじと、書くこと

掃除

掃除は、フローリングにしなっと
横たわった髪の毛を見つけたときから始まる。

一本だけ拾う、なんてことはできずに、
卓上用のミニほうきを使う。

すると、きれいになったところが見える分、
ちらかったままのところが目につく。

どうせだから、すっかり、きれいにしよう
という気持ちになってくる。

すっきり掃き終えたら、インターバル。
トイレに行く。

トイレの汚れが気になる。
磨き掃除開始。

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ちから

ちから

ちから。ということがらについて
考えた。
思えば、ずいぶん昔から、
同じテーマについて考えている。

遠い街に友人を訪ねたとき
待ち合わせまでの、微妙な空き時間とかに、
滅多に行かない書店に入ったりして。

平積みにされている本に、
「○○力を鍛えよう」とか
「これからは○○力が大事」だとか
書いてあった。

チクッとした違和感を覚えた。
言葉を自分の体の中に入れたくない感じ。

体に「力」が入る

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旅をする手

旅をする手

noteの旅うちがnoteを書き始めたのは、旅がしたかったからだ。

決然と書くことは、
思いきって旅に出ることと似ていた。

だから、いろんなことを書いた。
「あの場所に行きたい」という思いが、
うちの足を動かしてくれたように、
noteでも、
たどり着きたい場所があって、
それが手を動かしてくれて、
一つ一つ、記事を書いてきた。
旅をしてきた。

一つ一つの旅が連なれば、
もっと、もっと長い旅

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匂い

匂い

ふと手を嗅ぐと
誰を殺めた覚えもないのに

血のにおいがした。

食べてきたモノたちの匂いが、
こんな風に、
めぐっている。

ふとした拍子に嗅ぐ 
自身の匂いが、

嘘のない自分を
映す鏡かもしれない。

うちはその匂いを嗅いだとき、安心した。
「安心する香り」を嗅いだからではなく、

そうゆうものだよね、と思えたから。
うち自身は、今、そういうもの。

自己イメージが、地に足をつく。

無理し

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