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Mizuki
2020年1月17日 19:12
思い浮かべるのは夜明けの都市。人通りも車通りもまばらな早朝の街路。早起きして犬の散歩をしたりしている人、新聞配達をしている人と挨拶をかわして、ランニングをしている。建物の向こう側で少しづつ明るくなってゆく空を見る。コンクリートからの冷えた空気を受けて、温まった体を感じる。吐いた息が白く濁る。季節の移ろいを知ることになる。これは山間で眠りについた10代の時の、うちがみた夢。うちは都市の生活に憧れ
2020年1月21日 17:29
らしい 「らしい」はなんでも、くらべて言われる言葉だと思う。たとえば「人間らしい」なら、コンピュータとくらべて、とか、オオカミとくらべて。「あなたらしい」は、自分とくらべて、とか。いつかの誰かとくらべて。「らしい」は、いろんなものと並べられて、くらべられて初めて見えてくる言葉であるような気がする。意識せずに、なんとなく使われることもあると思うけど。そういうときも、きっ
2020年1月20日 11:59
普通と普遍について“普通(ふつう)と普遍(ふへん)は違う。普通は単に「ありがち」なことよく起こること。その中には、どんなことでも含まれうる。普遍は、それが現れる頻度に関係なく「それが、仮に全員によって体現されたら、どんなにかいいだろう」というようなこと。倫理にかなった、素敵なこと。だから、完璧な普遍性などというものはないのかもしれないが、「より普遍的なもの」はあるような気がする