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フィンランド に来て5年目

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フィンランド に来て5年目

最近の記事

2回目の両親学級と医師とのアポイントメント

産休に入るのと同じ頃、両親学級の2回目に行ってきました。参加したカップルはほぼ同じ。1ヶ月ぶり、ママたちはみんなお腹がさらに大きくなっていました。 今回はベテランの少し年配の助産師さんが来て、2時間かけて陣痛から出産まで細かにどういうことが起こるか、起こりうるか、を説明してくれました。フィンランド語のみだったので、わたしは大まかにしか内容が掴めなかったのですが、夫によると調べたりしてだいたい知っていることだったけれど、順をおって改めて説明を聞いて安心したとのこと。それを聞い

    • Äitiyspakkaus(育児パッケージ)が届いた!気になる中身は

      äitiyspakkaus(育児パッケージ2019年版)がついに我が家にやってきました。 Kelaのホームページで申請後、数日後にマイページを確認すると申請が受理され、約2週間以内で届きますよとのこと。ワクワクしながら待っていたら丸々2週間経ち、最後の日、最寄りのスーパーからピックアップできますよというメッセージが。早速取りに行くと、1人では持てないくらいの大っきな箱が待ち受けていました。 箱の中から可愛いイラストの箱が。 この箱自体が産まれてすぐのベビーベッド代わりに

      • 1回目の両親学級とネウボラ通い

        ネウボラを通して予約を入れた両親学級は、予定日の約2ヶ月前に1回目、1ヶ月前に2回目があります。先日1回目に参加してきました。会場は近所の児童館のような場所。同じエリアに住む、予定日が同時期の10組ほどのカップルと一緒です。 前半は母乳で育てることについて。ママ側とパパ側にまず分かれ、母乳を与えることのメリット、ママたちが母乳に関して不安に思う事、パパたちがどんなサポートができるか、というトピックを話し合います。そのあと全員で、進行する2人のネウボラのナース(おそらく)が補

        • Äitiyspakkaus(育児パッケージ)・産休・育休手当ての申請

          出産・育児サポートが充実していることで有名なフィンランド。前回のネウボラで妊娠証明書(妊娠154日を超えると発行される)をもらったので、Kela(社会保険庁事務所)にいろんな申請ができます。 ① Äitiyspakkaus(Maternity package/育児パッケージ) わりと有名なフィンランド発の「育児パッケージ」。赤ちゃんが産まれるにあたっての必需品の準備をサポートする目的でKelaから付与されます。 育児パッケージを受け取るか、現金(170ユーロ)でもらうか

        2回目の両親学級と医師とのアポイントメント

        • Äitiyspakkaus(育児パッケージ)が届いた!気になる中身は

        • 1回目の両親学級とネウボラ通い

        • Äitiyspakkaus(育児パッケージ)・産休・育休手当ての申請

          Glucose tolerance test (ブドウ糖負荷試験)

          3回目のネウボラの際、Glucose tolerance test(ブドウ糖負荷試験)を受けに行くように案内がありました。妊娠糖尿病のための検査で、妊婦さん全員が24〜28週の間に受ける必要があります。前回血液検査で行ったHUSのラボにオンラインで予約を入れます。 テストの前は10〜14時間、水以外を口にすることは禁じられています。予約を朝8時に入れたので、前日の夜20時以降は食べないことにします。いつも21時には寝始めるわたしにはそんなに苦ではありません。 ラボで名前

          Glucose tolerance test (ブドウ糖負荷試験)

          3回目のネウボラ

          この日は3回目になるネウボラ。もう慣れたもので、尿検査をし、血圧と体重を測り、夫もついでに測り、呼ばれるのを待ちます。 前回の面談がやたらあっさりしていて短かったのを、大部分を英語でやりとりしたからなのかな、フィンランド語だともっと充実するんだろうか、と思っていました。子持ちの同僚に聞くと、フィンランド語でだって特に問題がなければあっさりしたものよー、と。心配することが特にないっていうことなのよ、と言われ納得。でもどのみち旦那さんが質問するときはフィンランド語のほうが彼女も

          3回目のネウボラ

          2回目のUltraääni(超音波検査)

          あっという間に過ぎた日本での2週間の滞在。体調を崩すこともなく、家族にお祝いしてもらい、観光でいっぱい歩き、和食を堪能し、夫との2人きりの時間を満喫し、楽しすぎる日々でした。 タイミングがよかったので、小さい頃から行っていた神社で戌の日のお参りもしました。夫も初めて伝統的な日本の行事に参加して、ちょっと感動したようです。その頃まで、胎動?それともただの消化活動?という感じで胎動がはっきりわからなかったわたし。お参りから数日後の夜にごろごろしていると、あ!これだ!とわかるほど

          2回目のUltraääni(超音波検査)

          医師とのアポイントメント@ネウボラ

          この日はネウボラで産婦人科のお医者さんとのアポイントメントです。16〜18週の間と35〜16週の間に一回づつ、スケジュールされています。今回はわたしの体調のことが主だろうということで、一人で行くことにしました。 お部屋に入ると、こんにちは、と日本語で挨拶してくれた女医さん。どれくらいフィンランドにいるの、どんな仕事しているの、という基本的な話に始まり、最近の調子はどう?何か体調で心配なことはことはない?という質問が続きます。ちょうどその頃、熱はないけれど鼻水がひどいのと喉が

          医師とのアポイントメント@ネウボラ

          2回目のネウボラ

          1回目から約1ヶ月後、2度目のネウボラ訪問です。早めに着いて、前回言われた通りに自分で血圧を測り、尿検査をします。体重は家で測っておきました。 担当はサブリナさんが異動したため、変わってエンマさん。調子はどう?超音波検査はどうだった?と聞かれるところから始まり、血液検査の結果は問題なかったみたいね、血圧等も問題なし、とチェックしていきます。 そして両親学級について。「英語のもあるのだけど、フィンランド語のものよりも中身が充実してないのよね。どっちがいい?」と聞かれ、夫がわ

          2回目のネウボラ

          1回目のUltraääni(超音波検査)

          ようやく赤ちゃんが見れる日がやってきました。 夫も早めに仕事を切り上げて、一緒に中心部にある指定されたクリニックに行きます。妊婦の超音波検査専門のクリニックのようです。入り口入ってすぐにあった機械で予約確認の手続きをして待合室にすすむと、カップルがほかにも数組、その先には検査室が並んでいます。おおー、なんか自分も妊婦という感じがしてきた、なんて思いながら待っていると、名前と部屋番号がアナウンスされます。中に入ると(おそらく)検査技師さんがひとり、軽く本人確認をして母子手帳を

          1回目のUltraääni(超音波検査)

          初Neuvola(ネウボラ)後のいろいろ

          先日のネウボラ訪問では次のネウボラ訪問までの間、妊娠週数によってやらなきゃいけないことの案内がありました。 やることその① 血液と尿検査のため中心部にあるラボラトリーに行きます。オンラインで特定の日時を予約もできるし、予約なしで行っても大丈夫。今回は朝自宅で検尿して、ラボに行った後でそのまま仕事のシフトに入れるように調整するため予約しました。 公共の医療機関では個人のカルテや情報はソーシャルセキュリティーナンバーで共有管理されているので、ナンバーを伝えれば担当の人もどの検

          初Neuvola(ネウボラ)後のいろいろ

          検診のスケジュール

          初めてのNeuvolaで案内された出産までのスケジュール。 Raskausviikotが妊娠週数、その横の項目が検診内容です。THはネウボラでの助産師さんによる検診、Ultraääniがエコー検査です。エコー検査は10〜13週の間に1回、19〜21週の間に2回目。産むまでに2回しか赤ちゃんが見れないのはなんだか寂しいな〜と思いつつ、貴重な時間がより楽しみです。Lääkäriはお医者さんによる検診、これも2回です。 出産後にネウボラもしくは自宅で検診があり、産まれて週5〜1

          検診のスケジュール

          初めてのNeuvola(ネウボラ)訪問

          予約してからの1ヶ月、とても長かった。 きっとひどくはない方だけれどしんどいものはしんどいつわりと、おそらくホルモンの仕業による情緒不安定さと、前の3倍はある疲れやすさと。仕事からまっすぐ帰るととりあえずベッドに横になり、体力温存に必死。食べたいものがあまりなく、でも何か食べないと気持ち悪い。夫と同僚以外ほぼ人に会うことなく過ごす日々。 妊娠しているのは確かだけれど、体調が優れない毎日が続く以外はこれといって実感というものがない。インターネットから情報を得るだけじゃなく、

          初めてのNeuvola(ネウボラ)訪問

          妊娠発覚からNeuvola(ネウボラ)への電話

          妊娠がわかったのが2月はじめのこと。妊娠してるかもね、と、夫と買い物ついでに薬局で検査薬を買ってきて試したら陽性反応が。もちろん嬉しいのと、でもじつはどう反応していいのかよくわからないのとで、わーお、という感じなのが正直なところ。夫はもっと素直に喜んでくれました。 フィンランドで妊娠がわかり出産を望むときは、まず最寄りのNeuvolaに電話をします。Neuvolaとは妊娠・出産から子育てまで助産師さんや保健師さんがサポートしてくれる自治体の施設です。 電話をすると、他の多

          妊娠発覚からNeuvola(ネウボラ)への電話