1回目の両親学級とネウボラ通い

ネウボラを通して予約を入れた両親学級は、予定日の約2ヶ月前に1回目、1ヶ月前に2回目があります。先日1回目に参加してきました。会場は近所の児童館のような場所。同じエリアに住む、予定日が同時期の10組ほどのカップルと一緒です。

前半は母乳で育てることについて。ママ側とパパ側にまず分かれ、母乳を与えることのメリット、ママたちが母乳に関して不安に思う事、パパたちがどんなサポートができるか、というトピックを話し合います。そのあと全員で、進行する2人のネウボラのナース(おそらく)が補足しながらどんな意見があったか交換していきます。

後半は生後2ヶ月の赤ちゃんとママがゲストとして参加。彼女も初めての妊娠・出産を経たばかりの新米ママで、なんでも気になる事を質問しましょうというコーナーでした。彼女は、産休に入ってさあこれからゆっくり友達とお茶したりランチできる、とスケジュール帳を予定で埋めたところで陣痛がきて、予定日より1ヶ月も早く産まれてきたそう。いろんな準備もできてなくて焦ったわーと、ちょっと笑いをとりながら経験談を話してくれました。初夏に産まれて、そのあと丸々2ヶ月間は田舎のサマーコテージで家族でずっと過ごしたそう。さすがフィンランド!丁寧にいろんな質問に答えてくれた彼女は初めての育児とは思えなくらいゆったり構えていて、赤ちゃんはあっという間に大きくなるので何よりも毎日赤ちゃんと過ごすことを楽しんで、と伝えてくれ、なんだかほっと安心させてくれました。

次回は約1ヶ月後、同じメンバーで行われるようです。内容は出産と赤ちゃんのお世話の仕方について。みんなその頃にはお腹がもっと大きくなっているんだろうな。

ネウボラは変わらず約月に1回。ここ数回は血圧や尿、ヘモグロビンの検査等での健康状態と簡易に精神的状態をチェックするのと、ちょっとした雑談、最後にお腹の触診検査と心音を聞く、という流れです。幸いにも順調な妊婦生活で心配なこともなく、毎回の面談も30分もかからないくらい。もし健康状態になんらかの問題や気になる点があったり、精神的に不安があったりなどすると、面談もゆっくり時間をかけて行われるんだと思います。

触診で子宮の大きさをみると、フィンランドの平均より若干下の通常値内。フィンランドの赤ちゃんは平均的に日本の赤ちゃんよりも大きいようなので、この子はどちらかというと日本サイズな様子。そういえば両親学級でも、心なしかフィンランド人のママたちのお腹が大きく見えたような。

ネウボラ通いは出産後も続くので、その時には赤ちゃんや育児について山のような質問が出てくるんだろうな。面談や電話で気兼ねなく相談する事ができる場所があるのはなんとも心強いです。


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