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妊娠発覚からNeuvola(ネウボラ)への電話

妊娠がわかったのが2月はじめのこと。妊娠してるかもね、と、夫と買い物ついでに薬局で検査薬を買ってきて試したら陽性反応が。もちろん嬉しいのと、でもじつはどう反応していいのかよくわからないのとで、わーお、という感じなのが正直なところ。夫はもっと素直に喜んでくれました。

フィンランドで妊娠がわかり出産を望むときは、まず最寄りのNeuvolaに電話をします。Neuvolaとは妊娠・出産から子育てまで助産師さんや保健師さんがサポートしてくれる自治体の施設です。

電話をすると、他の多くの公共サービス同様音声案内に切り替わり、案内の言語が選べ、どんな用件かにより番号を選択。妊娠がわかったのでアポイントメントが取りたいです、というとまず、おめでとうございます、と。誰かに妊娠を伝えたのもそう言われたのも初めてだったので、無性に嬉しく思いました。

まずは体調はどうですか、不安なことはありませんか、と聞かれ何かあれば相談に乗ってくれます。わたしの場合、2月と3月にヨーロッパ国内の週末だけの旅行を2回計画していたので行ってもいいものかと相談しました。答えは、体調に気をつけて無理しなければ全然大丈夫よ、とのこと。また、5月に日本へ新婚旅行を予定しているのですが、行っても大丈夫か、また日本で流行っているらしい風疹の抗体があるかどうかわからなかったのでそれも聞いてみると、行くのは問題ないだろうけど、風疹についてはアポイントメントのときにまた相談することに。フィンランドでは風疹が根絶しているので、あまり一般的な相談ごとではないようです。

そして妊娠発覚から出産、子育てに関してあらゆる情報が載っている市営のウェブサイト、Family Support (https://www.hel.fi/sote/perheentuki-en)を紹介され、例えば妊娠中に食事に関して気をつけるべきことなどしっかり読んでね、と教えてくれます。

肝心のアポイントメントですが、1回目は10週目あたりですよ、と言われ、電話をしたときから1ヶ月以上先に予約を入れました。パートナーとぜひ来てね、何かあればいつでも連絡してね、と言われ電話は終了。

1ヶ月以上先かぁ、結構待つなぁと思いながら、とりあえず教えてもらったウェブサイトを夫と熟読することにしました。うっすらと知識があったつもりでも、知らないことがたくさん。

たくさんのワクワクと、それよりほんの少し多い不安とでスタートした妊婦生活です。

イラストはFamily Supportのウェブサイトから

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