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2回目のUltraääni(超音波検査)

あっという間に過ぎた日本での2週間の滞在。体調を崩すこともなく、家族にお祝いしてもらい、観光でいっぱい歩き、和食を堪能し、夫との2人きりの時間を満喫し、楽しすぎる日々でした。

タイミングがよかったので、小さい頃から行っていた神社で戌の日のお参りもしました。夫も初めて伝統的な日本の行事に参加して、ちょっと感動したようです。その頃まで、胎動?それともただの消化活動?という感じで胎動がはっきりわからなかったわたし。お参りから数日後の夜にごろごろしていると、あ!これだ!とわかるほどはっきりした胎動があり、夫も手をあてると見事にパンチだかキックだかを決めてくれました。ふたりで驚いた顔を見合わせて感動!忘れられない瞬間です。

さて本題ですが、日本から帰ってきてすぐ2回目の、そして予定されている最後の超音波検査の日です。赤ちゃんの姿を見れる待ちに待った日、出産まではおそらくもう見ることができないので目に焼き付けなければと意気込んで行きました。それにもう一つ、おそらく性別がわかるので、なんとなく緊張します。

前回とは違う女性が担当してくれます。早速ジェルを塗って機械をあてて見ていくと、やたらと動く動く!検査してくれる人もあまりに動くのでクスクス笑いながら一生懸命追いかけてくれます。一つ一つの体の部位を丁寧に、これが〜〜ね、と言いながら教えてくれます。大きくなって前回みたいに全体図が見えなくなっていて、でも可愛らしい顔や手や足が見えるたび、そして問題ないわね、いい形ね、と言ってもらえるたびに安心と喜びが湧いてきます。

わたしは夢中で画面を見てたからか、彼女が途中で男の子の象徴の部位の名前を突然言ったような気がして、え!男の子!?とびっくりして夫の顔を見ますが、ニコニコしてるだけでなんとも読めない表情。頭が多少混乱しながらも、ちゃんと赤ちゃんの姿を目に焼き付けなきゃ、と気を取り直します。

各部位の検査や測定を終えて、「何か質問はない?」と聞いてくれます。わたしと夫は顔を見合わせて、わたしは頭の中で「性別ってもう言ったようなもの!?」と無言で問いかける一方、夫はどうやら、「あの質問するでしょ?」と無言で問いかけてたらしい(笑)。数秒見つめあったあと、夫が、「性別ってもうわかりますか?」と質問しました。そうすると、「そうね、じゃあ見てみましょう」とお腹の上をくるくる。

「そうねー、女の子だと思うわ」

あれ、女の子かー!とわたしが思っている傍ら、夫は、やっぱりそうかーと納得している様子。男女どちらでも嬉しいのは当然ですが、性別がわかるとお腹の赤ちゃんがより身近に感じるような気がします。エコーの写真をいくつかプリントアウトしてくれ、母子手帳に色々記入してくれ、検査は終わりです。

あとで夫に聞いてみると、「ここにおしっこが入ってるわね」と彼女が言った時に、Pの言葉をわたしが聞き間違っていたらしい。急に驚いたような顔をしてこっちを見るから何かと思ったよ、と。夫は前に2度ほど小さい女の子が夢に出てきていたらしく、きっと女の子だと思っていたのが当たって、やたらと嬉しそうでした。

産まれるまで(おそらく)赤ちゃんの姿を見れないけれど、胎動をだんだんはっきり何度も感じるようになったので寂しくはありません。

お腹の中、狭くなっていくだろうけどゆっくりすくすく育ってね。

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