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1on1の大半が無難な雑談で終わるワケ
「トップの命令でスタートした1on1が、いつの間にか雑談の場になっている」という話を聞くことがあります。
【1on1のスタートは「今日は何について話そうか」という言葉から】と教えられた上司が、「話の内容を決めるのも、1on1を成功させるのも部下の準備次第」と部下に丸投げな態度で1on1ミーティングを進めた結果、せっかくの時間が当たり障りのない雑談で終わってしまう、というケースです。
そもそも、自分の評価者である上司に何をどこまで話していいのか、部下も手探りの状態。上司からの丸投げな声掛けが続けば、部下が無難な話題に逃げたくなるのも頷けます。
そして、このような状況が続いた結果、「そもそも、1on1って本当に効果があるの?」という疑問の声が出てくるのは自然なことです。
それに対する私の答えは、いつも同じ。
「良い1on1をきちんと続ければ、必ず効果は出ます。」
その答えに対して、「本当に?」という疑いの視線が向けられることもしばしば。
最終的に、
「ウチは現場主義だから」
「スタートしたばかりの小さな会社だから」と
効果が出なかった(と思っている)理由を並べて1on1の取り組み自体が自然消滅、という会社は意外に多いものです。
例えば「スタートしたばかりの小さな会社」の場合、企業理念は作ったから終わりではなく、企業繁栄のスタートラインに立ったにすぎません。
そして、企業理念を全社員に浸透させること・理念に沿った自律性のある行動を促すことは、「人」を介してのみ実現できること。しかも、コツコツと繰り返し伝え、行動を応援する地道な働きかけが必要です。
この地道な働きかけができる絶好の機会のひとつが、1on1ミーティング。
効果が出なかったのは、「小さな会社だから」ではなく、
・良い1on1を見たことがない
・自分がしている1on1にフィードバックをもらったことがない
というのが理由の場合も多くあります。
客観的なフィードバックをもらいながら1on1の手法に磨きをかければ、効果はじわじわと確実に出始めます。
小さな会社は全社で取り組む、
大きな会社は、小さな単位(ひとつのチーム)から始める、
という方法もあります。
繰り返しになりますが、正しくコツコツ続ければ、結果は必ず出ます。
結果の出る1on1の進め方について、6/22(木)12:00-13:00の無料ウェビナーでご紹介いたします。「そもそも、1on1って本当に効果があるの?」と疑問をお持ちの方こそ、ぜひお越しください。
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