映像作品「NAKAGO」完成!作品の構成と意図
映像作品「NAKAGO」が完成しました!
この映像作品「NAKAGO」の編集での意図や思ったことなどを、ここで書いてみたいと思います。
まず、これはプロトタイプでしたが、アニキである藤原さんのOKが出たので完成になりました。
気になる所はありますが、僕は満足です。
映像作品「NAKAGO」の編集構成
「お店」→「飲み比べ」→「日本酒」→「ケグ」→(「器」)→「調理」→「運ぶ」→「食べる」→「写真撮影」→「お店」
この作品はOPがまずできまして、そこからEDも何となくイメージ出来た感じです。
僕の作品の場合、OPのファーストカットがEDと同じようになるというのが多いです。
映画的編集手法ですね。
OPとEDの間は繫がるように探り探り考えていきました。
で、編集構成が出来て、構成に合う映像を探し、繋げていくという作業でした。
OPは店の外観からお店の一段階目システムにある物を魅せていった感じです。
そこから「飲み比べ」にいきます。
初期編集ではお店の物から日本酒へいってましたが、飲み比べに変更になりました。
初期のOP↓
NAKAGOのお店は二段階システムとなっています。
一段階目は錫の器を無料で体験できる所。
二段階目は「おいしいお食事とおいしいお酒を最高の酒器」を味わってもらう所です。
それをイメージして編集することにしました。
なので、OPの「お店」から「飲み比べ」までが、一段階目システムの所までになっている構成です。
錫の器を初めに触っていて、机に置くのがお店のオーナー?であり、この作品の主人公のアニキの手です(動画の時間0:22)。
ファーストタッチはアニキからスタートです!
このシーンから錫の器と人が触れ始めます。
で、ガラスの器と錫の器の「飲み比べ」でのお客さんの驚いた感想を入れました(0:27~0:32)。
最高の表情とコメントですね。
ここまでが、約30秒です。
で、次に「日本酒」へ移ります。
兵庫県産の厳選された日本酒たちです。
アニキ拘りの「兵庫県産」です。
お店にディスプレイされた拘りの日本酒たちを映しています(0:33~)。
で、稲もディスプレイされていて、稲を追っかけるという撮影をしていたみたいです(0:37)。
その撮影のお陰で、「稲についたお米から日本酒になる」という表現が出来ました(0:37~0:38)。
このことにより、NAKAGO独占販売「播磨の華」へ違和感なく繋げれた感じです。
撮影に感謝ですね。
お酒を飲むことは乾杯から始まるので、乾杯のシーンです(0:41~)。
アニキの演出により素晴らしいカットですね。
このカットで映像にフリッカーが入ってしまってますが、直す技術を持ち合わせていないので、このままです。
お酒の感想を言ってもらうシーンは、リアルな表情がいいですね(0:46)。
次は「ケグ」です。
今回、ケグというものを初めって知った次第であります。
ケグとは主にアルミニウム、鉄、木でできた円筒状の容器らしいです。
NAKAGOでは特殊な構造のケグになっております。
そのケグを保存するのに超拘りの冷蔵庫に映像では繋がっていきます(0:48~)。
超拘りの冷蔵庫なのは蔵代わりになることが出来るためです。
そこから、アニキのコメントと映像を合わせました(0:51~)。
「おいしいものと一緒においしいお酒を最高の酒器を提供します」
と、いうコメントの次にNAKAGOメンバー全員が写ったカットになります(0:53~0:59)。
「おいしいものと一緒においしいお酒を最高の酒器を提供するのは『私たちです』」ということですね。
これが繋がった時は、奇跡を感じ、超嬉しかったです。
というのも、「ケグ」のシーンが一番最後に出来たシーンでした。
アニキのコメントのカットが、この作品の一番最後のピースでした。
メンバー全員のカットは編集でタイムラインに並べられてましたが、その前が空白でした。
色々悩んで、最終的に最高のピースが埋まりました。
このコメントがあることで、後半のシーンたちが一気に見やすくなった感じがします!
「升(器)」が入ってますね。
器のシーンは編集で削除するかもしれなかったので、編集構成で(器)にしてました。
しかし、料理の器の役割の「升(器)」が映像に入ることになったみたいです(0:59)。
「調理」開始です(1:00)。
丼のお肉とネギの調理です。
前回の映像作品でお肉を焼いている音に拘ったアニキなので、今回も焼く音が入るようにと意識して撮影しました(1:04~1:08)。
お肉やネギをを乗せるシーンはリアルタイムだと早すぎるので、映像的にスローにしました(1:09~1:12)。
スローにしたおかげで作品の緩急がついた気がします。
ここから「調理」から「運ぶ」に移行ですね。
「運ぶ」から「食べる」に移行です(1:24~1:27)。
アニキの奥さんが右移動していたので、右に行くトランディションを使いました。
移動していく感じですね。
普通はトランディションはカットに違和感がないように、カットを切らずそのカットの続きを入れます。
しかし、今回はカットを切って3フレームぐらい戻したのが、トランディション後にきます(1:27)。
これは編集でいじっているたまたま3フレーム戻した時に、いい感じだと思い採用しました。
戻ったことにより音と相まって「ドーン!」って感じが、さらに際立ったと思います。
「ドーン!」
で、次のシーンが堂々、僕の登場です!
「イエェーイ!」
僕は丼の蓋を開ける手での出演です(1:29)。
オープンマインドですね!
蓋を開け、豪華なお食事を目の前にしたお客さんの表情がいいですね(1:32~)。
写真を撮りたくなる豪華なお食事です!
で、「食べる」の開始です(1:35)。
お食事中の会話しているから厨房の話し合いのシーンへと繋げます(1:42~1:43)。
アニキの後ろ姿で繋げつつ、片づけている感を出して、「食事」シーンを終わらせます。
アニキが厨房の写真を撮るから「写真撮影」へ移行します(1:46)。
編集の初めの方は「写真撮影」にどう繋げるかを悩みましたが、アニキが厨房の写真を撮ってくださってたので助かりました。
違和感なく移行できましたね!
「写真撮影」はアニキ特有の写真撮影手法から始まります(1:49)。
そのあとは、僕が撮影出来てた写真撮影のカットを繋げた感じです。
写真撮影の素材はリアルタイムだと、インパクトがなかったので、試しにスローにしたら、めっちゃいい感じになりました。
なので、スローにしました。
で、写真撮影の最後にカットにリアルタイムに戻し、映像的にもリアルに戻した感じです。
写真撮影のシーンの最後のカットでお一方見切れてしまってるが、残念な所ですね(1:58)。
朝から晩までの撮影だったため、疲れてたためにそうなってしまったのでしょう。
ただ、このカットを撮っていたことは最高なので合格点は余裕で越えていると思います。
「写真撮影」から「お店」への移行はNAKAGOを象徴する器とロゴです(2:02)。
器とロゴはいつでも写真を撮られる準備はOKですね。
次に、お店の営業時間です(2:06)。
メガネのロゴはデザインしてもらった会社のロゴらしいです。
で、写真撮影の際、この眼鏡から覗くという面白い写真が撮れるということで、採用されたみたいです。
そして、初めのカットと同じカットに戻ります(2:08)。
映画的編集手法ですね。
アニキがピースをし、アニキが写真を撮られるで「写真撮影」と「お店」の締めくくりですね(2:11)。
NAKAGOメンバーが「NAKAGO」をこれからよろしく『お願いします』と、僕がこの作品に出逢えて『ありがとうございます』でEDです(2:12)。
タイトルのフォントの感じが少し気になりますが、これで良しとしてます。
最終的にNAKAGOメンバー全員の集合写真で、映像作品「NAKAGO」のおわりです(2:21)。
今回の作品は最初と最後が同じという映画的編集手法をうまく使えた気がします。
初めに登場するお客さんが最後に出てくるお客さんであったり、「運ぶ」シーンのお客さんが「お食事」シーンの最後を締めるお客さんだったりです。
写真撮影シーンでは、アニキの撮影手法を最初と最後に使わせていただいてますし、OPとEDのカットが同じようにしています。
あとは、地味に繋がっているところもあるかと思います!
はい。
ということで、以上が映像作品「NAKAGO」での伝えたかったことです!
4年前の映像作品「ひょうご贅沢丼 弘助 kousuke」から成長は出来たでしょうか?
4年前には編集ソフトは「アドビプレミア」を使ってました。
編集ソフト「ダビンチ リゾルブ」を使うようになってから、かなり編集技術は向上したと思います!
ブラックマジックデザインさんに感謝ですね!
NAKAGOのお店のディスプレイは四角になっています。
その四角は鬼 ナナトラの影響があると思います!
アニキの家の近くの公園に門があります。
その門で映像作品「鬼 ナナトラ」を撮影しました。
映像作品「鬼 ナナトラ」完成当時にアニキにも見てもらいました。
で、アニキが公園の門を見るたびにこの門の四角が溜まっていき、それが具現化してお店のディスプレイになったと思います!
僕は勝手にそう思ってます!
はい!
明日、2020年9月18日神戸北野に「NAKAGO」新規オープンです!
詳細は↓
オープン前に映像作品「NAKAGO」が完成してよかったです!
どこでこの作品が公開されるかわかりませんが、公開されたらまたnoteで紹介したいと思います。
神戸へ行った際は、錫の器を体験できるお店「NAKAGO」へ立ち寄ってみてくださいね!
使用した音源は↓
素晴らしい音源、ありがとうございました!
使用機材↓
「鬼 ナナトラ」の自己紹介↓
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