ギターもってすぐ来いとスタジオに呼び出し
バンド人生ノンフィクションストーリー第3話をご紹介いたします😁
第1話はコチラから🔽
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斉藤和義の弾き語りをお題にだされた僕だが、コードが複雑だったため、もっと簡単な曲練習からスタートした。
初めて練習した曲はくるりのワンダーフォーゲルだ。
コードも複雑でなく、曲始まりののギターフレーズが好きだった。
初めて弾くギターなので、もちろん1曲弾けるようになるのにほんっとうに相当な時間がかかった。
毎日毎日何度も何度も練習して日々試行錯誤して、次はこの曲を練習しようと曲を探して、気付いたらMK先輩の言葉なんてどうでもよくてギターに夢中になっていた。
何も楽器ができなかったおれが、曲を弾けるようになった。
弾きながら歌えるようになった。
この快感は体験した人にしかわからない。
初めてエレキギターの音を聞いたとき衝撃を受けた!
カミナリにうたれたみたいだ!
と聞くことがあるが、おれにはなかった。
おそらく曲を覚えてできることが増えていった経験がおれにとってのカミナリにうたれた衝撃に近い快感だった。
とにかく毎日ギターに没頭していた。
そんなある日、MK先輩から電話がかかってきた。
「ギター練習してんのか?」
「ぼちぼちしてますよー」
「ほな今からスタジオ入ろか」
スタジオ!? マジで!!
テンションがあがった!!
部屋で練習していたおれが爆音でギターをかき鳴らせる!!
急な誘いだったが、急いでスタジオに向かった。
呼び出されたスタジオに行くと、MK先輩と見たことがある二人がいた。
一人は身長160㎝ほど。筋肉ムキムキ。なぜか上半身裸(スタジオの駐車場なのに)現場の仕事してそうな日焼け具合。彼がドラムのMさん。
一人は身長180㎝ほど。金髪イケメン。ディキーズの短パンをはいた、いかにもバンドマンって感じ。彼がベースのTさん。
MK先輩の引っ越しを手伝った時に1度だけ会ったことがある二人だった。
「ほんまはもう一人おるけどお前会ったことあるで。」
そんなことはそっちのけで、おれはスタジオのアンプにギターを繋ぐ。
衝撃を受けた。
カミナリにうたれたような衝撃ではない。
立ったまま弾くことができない……
家では座った状態でしか弾いたことがない。だから気がつかなかった……
座って弾けても、立って弾けるとは限らないぞ初心者諸君!
そんなショックな状態のまま、曲作りが進んでいる。
凄かった。曲ってこうやってできていくんや。
初めて作曲現場に居合わせた興奮は今でも忘れない。
そして、その時作っていた曲のタイトルは
「Secret Party」
これは、のちのちおれたちのバンド【無∞限】初期の代表曲となる1曲だった。
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