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#6 罪悪感を抱いた心を軽くするたった1つのシンプルな考え方

会社に勤めていると仕事で失敗して、上司やお客様に迷惑をかけしてしまって、罪悪感を抱いたことはないでしょうか?

これは会社以外でも社会のコミュニティに所属する方であれば、失敗をして罪悪感を感じた経験がある方が多いでしょう
もちろん、私もその中の一人です。

しかし、今ではシンプルなひとつの考え方で、昔ほど悩むことは格段に減りました。そのシンプルな考え方を経験からご紹介いたします。


1.嫌われないように振る舞う自分

小さいころから人一倍、人に嫌われることが嫌だった為、何かに失敗した時は罪悪感に苛まれていました。失敗しないように・嫌われないように生きることが目的となっていました。

三つ子の魂百までとはよくいったものです。それは社会人になっても変わらず、人に迷惑をかけたくないという気持ちで仕事をしていました。
入社してすぐにシステム保守サービスの業務に携わったのは神様のいたずらだったかもしれません。
人の変わり目でトラブルは起こるとは良くいったもので、配属してすぐにトラブルが発生。新入社員で報告書作成の最速記録を打ち立てたと思うほど、報告書作成と謝罪を経験致しました。

またトラブルは続くもので、保守業務ということもあり、トラブルが発生してお客様に迷惑をかける為、基本は謝罪からスタート。
いつもなんで自分だけ、こんなことが起こるのか?という疑問ばかりが浮かぶ日々でした。

問題ばかり起きる仕事に嫌気がさす

2.変わるきっかけ

そんな業務に携わって数年経過しても、根本的な気持ちは変わりませんでした。自分の失敗ではなくても、迷惑をかけたことによる罪悪感はどうしても発生してしまうものです。本当に辛い仕事だと感じる日々です。

ただ、ある程度仕事をこなしてくると自分で解決できる問題の幅が増えてきます。自分が携わっている業務であれば社内で一番だと思うぐらいになると自信につながってきました。

そんな時期に、トラブルが発生して自分自身が出来うる限りの最善を尽くしても、改善されないトラブルが発生しました。
「自分で解決できなければ、だれも社内で解決できる人がいない」
会社としても手詰まりの状態でした。

お客様には必死で謝罪、社内には進捗報告をしながら、問題解決にあたる。とても辛い日々が続き、人脈を駆使して問題を解決して奮闘する日々が続き、お客様の支援もあってなんとかトラブルを解消しました。

この経験を通じて何か気持ちの変化が生まれました。

仕事を通じて自信を得たことで気持ちの変化がうまれる

3.気持ちの変化の分析

その時、気持ちの変化を自分なりに分析したものを3つ紹介いたします。

①謝罪と報告書の提出で問題はほとんど解決する

多くの問題は謝罪や報告書の提出で大よそ解決するという点です。お客様としては、問題が発生すると精神的に余裕がなくなり、怒りをぶつけてくることがあります。しかし、発生した問題を真摯に解決し、誠心誠意謝罪することで、多くの場合お客様は納得していただけます。
例えば、製品に不具合が生じた場合、その不具合を修理したり交換したりすることで、問題は技術的には解決します。そして、適切な謝罪を行うことで、お客様の怒りも収まり、信頼を回復することができました。

最後は報告書の提出でなんとかなるというセーフティラインの考え

②自分が想定する最悪のケースは起きない

思い描く最悪のケースは、実際には起こらないことが多い。何か問題が発生すると、ついつい悪い方向に物事を考えてしまいがち。最悪のケースを想像して、心が悲鳴をあげることは誰しも経験すると思います。
しかし、私の実体験から言えば、一度たりとも最悪のケースが実現したことはありません。例えば、大きなクレームが発生した際、お客様が二度と取引しないと宣言するのではないか、あるいは会社に多大な損害を与えるのではないかといった不安が頭をよぎりました。しかし、実際には問題を解決し、適切な謝罪を行うことで、お客様との関係はむしろ強化されることすらあります。過度に悲観的になるのではなく、誠実に対応することが重要であると感じました。

考えることは重要ですが、最悪を想定しすぎて気持ちが落ち込むことに意味はない

③悩んで解決する問題があれば悩み続ける

シンプルに悩んだところで問題は何も解決しないということです。トラブルが発生した際は、どうしようと焦る気持ちばかりでした。家に帰っても仕事のことばかり悩んでいましたが、悩むだけで解決はしませんでした。それだったら、悩む意味なんてないんじゃないか?そう気づいてからは徐々に悩むことが減っていきました。「謝って済むなら警察はいらない」と同じように「悩んで解決するならいつまでも悩み続けるというのが私の口癖になりました。

悩むことが重要ではない、考え行動することが必要で重要なこと

※真に注意すべき問題

以上の理由から、謝って済む問題はそれほど深刻に考える必要はないと言えました。しかし、真に注意すべきは「謝って済まない問題」です。これは、人を暴力で傷つけたり、言葉で精神的に傷つけたりすることです。これらの問題は謝罪では解決しないため、慎重に対応する必要があると考えています。例えば、ハラスメントや暴力行為は、被害者に深刻な影響を与えるため、決して許されるものではないです。これらの問題に対しては、厳正な対応が求められるので、その点はご注意ください。

人を傷つけることだけはあってはならない

4.シンプルな考え方とアクションプラン

①シンプルな考え方

前向きにこれからどうするかを考える

謝って済む問題については、深く悩まず、適切に対応することで解決できると理解することが重要だと思います。そして、真に注意すべき問題に対しては慎重に対応することが必要があります。問題が発生した際には、過去の失敗にとらわれるのではなく、「これからどうするか」を考え、前を向いて行動することが重要です。悩みや不安に押しつぶされることなく、前向きな姿勢で問題解決に取り組むことで、仕事においても、人生においても、より良い結果を生み出すことになるでしょう。

下をみないで前を向く、ただそれだけ

②アクションプラン

1.発生した問題で心がふさぎこんでいると思ったら、謝って済む問題かどうか考えてみる
2.謝って済む問題であれば、素直に謝る!悲観しても解決はしないので、行動するしかないとポジティブに思考をする

同じ原理で、「お金で解決する問題は問題ではない」と思っています。
たとえそれが数百、数千万という金額のものであっても、結局はお金で解決できると思考すれば、ポジティブに考えることも出来ます。

失敗や相手を不快にさせてしまうことは誰にでもあると思います。しかし、過ぎてしまったことを後悔しても問題は解決しません。やるべきことは反省して次に活かすことです。その為には、すぐに気持ちを切り替えてポジティブになることは非常に有効なことです。

行動することが問題を解決に導きます

みなさまが悩んだと時の思考や行動などあればぜひコメントでお聞かせいただけますでしょうか?

この記事を読んだ方の人生が少しでも好転するご助力となれば幸いです。

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