あさにおもうこと

2018年4月2日 07:51

なんでも言わなきゃわからないと思っていた。
「察してなんて傲慢だ」「甘えだ」と思ってきた。
けど今は知れば知るほど言えなくなっていく。
言葉がひとつも出てこない。
なんにも言えない。

ただ、わからないことだけがわかった。
自分の無力さだけが、言えばわかると思い込んだ傲慢さだけが浮き彫りになっていく。

情けないけれど、悔しいけれど、これでいいんだとおもう。
わからない。
それがわかってきっとよかった。

思いやりも優しさも裏を返せば暴力のように傷付けることだってある。

正解はその人の中にしかなくて、けどきっとひとつじゃない。

言わなきゃわからないことも、言ってもわからないことも、言わなくてもわかることも、言わなくてわからないことも、どれもあって、わからない。

わからないからしないのも、わからなくてもてをだしてみるのも、それぞれだ。
良いとか悪いとか、そんなのは人それぞれだ。

けどきっとずっと人は人をおもって人をもとめて願って祈っているのだろう。
となりのひとをおもって。
身近な人をおもって。
大切な人を。
血のつながりを。
じぶんのことを。

どうか、いいほうへ。
みんなよくなりますように。

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