おくちゃん

北海道住みの26歳。主婦。元営業ウーマン。子どもが大好きでKacotamでボランティア…

おくちゃん

北海道住みの26歳。主婦。元営業ウーマン。子どもが大好きでKacotamでボランティアをしています。休みの日は温泉、旅行、ドライブ、カフェ巡り。社会人でボランティアするってどんなことなのかを含め、活動について、自分の想いと共にゆるゆる〜っと綴っていきます。

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  • かんがえる・こうどうする・たのしむ カコタム

    • 233本

    Kacotamのメンバーが、思いおもいに活動に関わるアレコレを書いていきます。

最近の記事

子どもと並んで座ってみたーゆるきち1年生ー

ゆるきちで過ごした1年中高生のためのオープンスペース「ゆるきち」に通うようになって1年が経ちました。(正確には1年と3ヶ月。)仕事でも子どもと関わるようになり、この1年で様々な年代の子どもと出会いました。ゆるきちに通い始めて4回目くらいまでは何をしたらいいのか分からず、1日中、すみっこで体育座りしながら、子どもたちのスマブラを見て過ごしていました。回数を重ねるうちに部屋の隅っこから、子どもたちの隣に座るようになり、少しずつ会話も増え、「おくちゃん次回も来る?」と聞かれるのがと

    • 私の勉強法ー魔法のノートー

      新学期が始まって、少しするとチラつく「テスト」の3文字。笑  この3文字の威力半端なくて、毎回学校行きたくなかったな〜。とすごく鮮明に思い出します。中高生のフリースペース「ゆるきち」でも、子どもたちが勉強する姿をよく見かけます。みんなすごく頑張っていて、こちらも頑張らないといけないなといつもチカラをもらっています。 今回は自分が中高生の頃、どんな風に勉強してたかな〜と振り返りながら書いてみます。 私の性質私は競争することが昔からかなり苦手でした。おそらく、4つ上の兄の影

      • 子どもが選ぶことのできる居場所

        選ぶことのできない「居場所」中学時代、教室での居場所がなく辛かった。なんとか視野を狭めて、学校では勉強だけを考えて、休み時間も勉強して、自分の世界に逃げた。 高校生になってその環境は一気に変わって、大好きな友だちに囲まれて、こんなに毎日が楽しんだってすごく嬉しかった。仲良くなった友だちに、ポロッと中学時代の話をしたら、「それは辛いね」って手を握ってくれた。 大学に入って、いろんな家族環境の中で育った友だちに出会った。時に涙を流しながら、自分のことを話してくれる友だちもいた

        • レッテルとラベリング-問題発言を果汁グミで考えてみた-

          私が考えた問題発言の問題点国内外問わずテレビでも新聞でもネットでも取り沙汰されている、某会長の発言。「女性蔑視」の発言として酷評され、どうやら辞任の意向を固めたようだ。今回の「問題発言」について、その取り上げられ方、批判のされ方にモヤっとした人もいるのではないだろうか。 テレビやSNSなど様々な媒体において、「女性差別的発言はよくない」「男女平等の社会に逆行している」といった「女性蔑視」を批判するコメントや、「これだから年寄り政治家はダメなんだ」「老害」といった高齢の人・政

        子どもと並んで座ってみたーゆるきち1年生ー

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        記事

          職場は安全基地になり得るのか

          入社から3年所属したユニットを離れた。 ユニットを離れるだけで、部署や業務内容、勤務地が大きく変わる訳ではない。 けれども、とてつもなく寂しい。自分でも不思議なくらいだ。 なんでこんなに寂しいのだろうと考えながら、ひとつの単語が心に浮かんだ。 それが「安全基地」である。 安全基地とは私が大学の頃に学んだ「子どもの福祉」。その中で最も重要とされていたのが小さい頃の「愛着」と「安全基地」である。 「愛着」とは、特定の養育者との間に形成される信頼関係のこと。乳幼児期、生

          職場は安全基地になり得るのか

          ロールモデルは必要なのか

          … 社会人4年目。 まだまだペーペーだけれど、社内の後輩(2年目)のメンターをしている。 (ちなみにメンターされる側を「メンティー」というらしい。かわいい笑) … たまに面談という名のおしゃべりをする。 昨日は3月ぶりにおしゃべりタイムを作ってみた。仕事や周りの先輩、日々の生活についてなど私もメンティーもベラベラしゃべる。 (メンターがベラベラしゃべってはいけない気はするが…笑) 20年以上も社歴の離れた先輩ばかりのチームで1人頑張るメンティー。真面目で一生懸

          ロールモデルは必要なのか

          世界がもし100人の村だったら

          私の1冊小さいころに読んだ本の影響力はすごい。 私はそんなにたくさんの本を読む子どもではなかったけれど… 巡り合った本の中で、私の価値観に1番大きな影響を与えたのは 『世界がもし100人の村だったら』 『世界がもし100人の村だったら』世界には63億人の人がいますが もしもそれを100人に縮めるとどうでしょう。 という文章から始まるこの本では、世界の人口・性別・宗教・言語といったデータを「100人の村」に直して、小学生くらいの子どもでもわかりやすく比喩しています。

          世界がもし100人の村だったら

          『リビング学習』~緊張感と安心感~

          リビング学習少し前に「東大生は、小さいときからリビングで勉強していた子が多い」みたいなテレビを見かけました。 私も中学生くらいからリビングで勉強していたので、(もちろん東大生ではないですが笑)ちょっと誇らしい気分になりました。 へへっ… 塾嫌いからリビングへ私は人生で『塾』というものにほとんど行きませんでした。 『ほとんど』というのは、中学2年生のころ「春季講習」なるものに行ったことがあったからです。そこでのクラスの雰囲気の悪さと、分からないことを追求できずに進んでい

          『リビング学習』~緊張感と安心感~

          お母さんの手~母の日に寄せて~

          なんだかかゆい… 最近手の甲がガサガサしてきた。 「あ、お母さんの手…」 専業主婦の母の手は、冷え性で色が悪く、 いつもガサガサしている。 冬になると寒すぎて真っ赤に変色して、 シワシワで、 今にも死んでしまいそうな手になる。 最近、そんな母の手に似てきた。 コロナの影響で外食は減り、 休日も自宅で過ごす時間が増えた。 ツレも私も飲みに行ったり、 外出するのが大好きなので、 こんなに続けて自宅でご飯を食べるのは 初めてのことである。 その結果、 ご飯づくりと皿洗

          お母さんの手~母の日に寄せて~

          【今さら自己紹介】社会人でボランティアをすること

          今さらながら自己紹介とかしてなかったな~と思ったので少しばかりお話しします。 おくちゃん情報 生まれも育ちも北国「北海道」の25歳。インフラ企業、入社4年目の営業ウーマンです。きれいなスーツでビシッとキメてる営業というよりは、工事現場でもガツガツ入っていく感じのお仕事です。笑 仕事は基本週休2日。残業も多くはないですが、並みだと思います。いたって普通のサラリーマンです。業界柄、取引先も社内もだいたい40歳以上の男性社会。そんな中、言葉通り『のびのび』仕事させてもらっています

          【今さら自己紹介】社会人でボランティアをすること

          なぜ広報なのか

          私は今、社会人4年目をしながら、Kacotamで「広報」のボランティアをしています。具体的には講演会などの企画・宣伝のお手伝い、資金調達に向けた施策検討などです。 平日は営業として仕事をしているため、ボランティアは平日の夜や休日のミーティングに参加したり、在宅でできる文章作成などをさせてもらっています。 Kacotamで活動したいと名乗り出たとき、私は迷わず「広報の仕事に携わりたい」と理事長に伝えました。 「子ども」の「学習支援」を主にやっている団体で、はじめから『広報

          なぜ広報なのか

          私が居場所づくりのお手伝いをする理由②

          (私が居場所づくりのお手伝いをする理由①のつづき) 私にとってはすごく辛かったこの経験を、きっと誰も覚えていないと思う。 仲の悪くなってしまったその子も、一緒になって笑っていた他の友だちも、同じクラスの子も担任の先生も、きっと私がここまで悩んでいたと知る人はいない。 でも、今、私はそれを責めるつもりはない。 ある程度しょうがないとさえ思う。 年齢を重ねるごとに子どもたちの環境は大きく変わっていく。周りの人間関係も変われば、自分自身の考え方も変わる過渡期だ。 自分自身が

          私が居場所づくりのお手伝いをする理由②

          私が居場所づくりのお手伝いをする理由①

          中学3年生にあがったころ。 仲の良かった友だちに避けられるようになった。 原因は私が志望校を教えなかったこと。 その日から私の学校生活は大きく変わった。 一緒にお昼も食べなくなったし、 話しかけても返してくれなくなった。 楽しかった休み時間も下校時間も、早く過ぎ去ってほしくなった。 もちろん他の友だちが仲裁に入ってくれることはなく、ただ、その様子をおかしく笑っているだけだった。 ある時、「おくちゃんってメガネとるとブサイクだよね」って直接言われた。久しぶりに交わした会話

          私が居場所づくりのお手伝いをする理由①