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私の勉強法ー魔法のノートー

新学期が始まって、少しするとチラつく「テスト」の3文字。笑 

この3文字の威力半端なくて、毎回学校行きたくなかったな〜。とすごく鮮明に思い出します。中高生のフリースペース「ゆるきち」でも、子どもたちが勉強する姿をよく見かけます。みんなすごく頑張っていて、こちらも頑張らないといけないなといつもチカラをもらっています。

今回は自分が中高生の頃、どんな風に勉強してたかな〜と振り返りながら書いてみます。

私の性質

私は競争することが昔からかなり苦手でした。おそらく、4つ上の兄の影響で、「世の中には超えられない壁がある。」と幼少期から思っていたからだと思います。(私の中で兄は偉大な存在だったので笑)なので「負けず嫌い」の真逆というか、「勝ちたい!」とか本当にない子どもでした。

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私の小中学校の学区は教育熱心な家庭が多かったからか、塾でもかなり競争が激しかったように思います。順位をつけてビシバシ系や、成績で上下関係ができてる系。。。そんな環境が私に合うはずもなく、中学校の時に春季講習だけ受けて、泣いて行きたくないと訴えた記憶があります。(トラウマです。)

なので、私は塾には行かずに学校の教材やドリルを使って、自宅学習をしていました。


「ノート作り」との出会い

「塾じゃなくてもちゃんと勉強するもん!」と啖呵を切って勉強をスタートさせましたが、なかなか勉強の習慣ややり方が定着しなくてくすぶる日々。「なんで勉強しないといけないのさ!」と怒ってみたり、テスト前に延々と部屋掃除を始めたり、机に向かって雑誌読んだり。。。

そんなくすぶっている中でこの本との出会いが私の勉強を変えました。

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あ、東大には行ってません。東大に行きたかったわけでもありません。笑

でも、この本に紹介されているノートの書き方が本当に美しくて、分かりやすくて、感動しまして。あ、ノートって板書するだけじゃなくて、自分専用の参考書にも、赤シートで隠すドリルにもなるなって。

この本と出会ってから少しずつ自分の勉強法が確立しました。

私の勉強法ー魔法のノート作りー

この本を読んで、「まず綺麗なノートを作りたい」という思いが芽生え、各教科で書き方を統一して書くようになりました。そのうち「そのまま振り返りに使えるように」と重要な単語は赤ペンやオレンジペンで書き込み、赤シートで隠せるようにしました。

授業の板書をとる時はできるだけ余白をたっぷり作ります。先生の小話や資料集の情報、ドリルをやって間違えたところなど、後々加筆しやすいようにするためです。

時には教科書や資料集のコピーや、ドリルに載っている写真を切り抜いて貼り付けて視覚的に覚えられるように工夫しました。こんな感じ。

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社会・理科(生物)は覚えることが多いので、資料やイラストを多用して視覚的に覚えられるように。

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英語は予習で教科書の本文を写し、横に和訳を書く。(高校の時、筆記体にハマっていました。笑)授業中にわからなかった単語の意味や和訳で間違えたところを書き込む。

ちなみに数学は問題を解くことがメインなのでノートはメモ書きになっていました。できなかった問題にはひたすら印をつけて何回も解く。(苦手だった〜。)

普段勉強する時は、その日の復習(ノート作り)と次回の予習(これもノート作り)が8割。残り2割が宿題やドリルでした。テスト前はノートの振り返り、問題集解き、英語は本文の音読(音で覚えるタイプでした。)をメインにやっていました。もうほぼほぼノートと向き合っていました。

「ノート作り」という勉強法が確立すると、驚くほど勉強が捗りました。あんなに机に向かうのが嫌で駄々こねてたのが嘘みたいに、自分のノートとにらめっこ。問題を解いて間違えやすいところや知らなかったところはノートに追記。間違えたところも、「わからないこと」で終わらせないで、ノートに書いてしっかり理解すれば「次は答えられること」に変わる。知識を積み上げている感が当時の私には心地よかったです。

勉強する時のマイルール

なんだかめちゃめちゃストイックに頑張っていそうな感じですが、そんなことはなく、実際はゆるゆるでした。「勉強嫌い」ってならないように、私の中でいくつかルールがありました。

①学校から帰ってきたら休憩の時間は確保する

平日って学校で勉強してるじゃないですか。帰ってすぐにまた勉強だなんて、私にはできませんでした。なので、何時から始めるという時間を決めて、とにかくダラダラしたり、お菓子食べたり、親と喋ったりしていました。時間を決めておけば、親から「早く勉強しなさい!」とも言われないので、ノーストレスです。

②ご褒美を決める

「テストで●点取ったら」なんて条件付きで数日先の「未来のご褒美」を設定しても私には効果がなかったので、「2時間やったらこのクッキー食べる」とか「22時までやったらドラマ観る」といった「即座に与えられるご褒美」を決めていました。中3のませてきた頃には「お気に入りの入浴剤でお風呂に入る」ことをご褒美にしたことも。(今より何倍も美意識高い。笑)

③期限があるもの&苦手なものからやる

提出期限のある宿題や苦手な教科から先に片付けることは意識的にやっていました。やりたくないんですけどね。どうしても頑張れない時は「これが終わったらチョコ食べる。」とかね。ご褒美で自分自身を奮い立たせてました。笑

④寝る時間は削らない

徹夜とか深夜まで勉強ができないので、寝る時間は絶対に削りませんでした。大体22時には勉強をやめていたと思います。その日にやることが終わってなくても、打ち止め!どうしてもすぐやらないといけないものは朝起きてやる。その他は翌日以降に回してました。リミット時間を決めて集中するタイプでした。

振り返ってみると、未だに休憩時間がないと頑張れないし、短期的な目標がないと頑張れないし、寝る時間は削れません。笑 学生の頃から、おくちゃんは変わっていないようです。


勉強のやり方は人それぞれ

おくちゃんの勉強の仕方を紹介してきましたが、正直なところ「これはうまくいく!」とは思っていません。ノートを使った勉強は覚える系には非常に効果的だったけど、私の場合は問題を解く系(数学・物理・化学など)にはあまり効果はなく、苦手意識からなかなか問題集も進まなかったです。

数字的な目標が性に合っている人もいるだろうし、時間で区切る方が集中できる人もいる。自分流のやり方を探してみて欲しいなあと思います。

あ、社会人になっても勉強は続けています。会社に勤めてからもいくつか資格をとり、今年も資格試験を受けようと思っています。しかも苦手な数字系。。。今から不安です。でも、ゆるきちで子どもたちも頑張っているので、なんとかめげずに頑張ります。チョコレート片手に握り締めながら。(溶けちゃうか。)

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