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2021年3月の記事一覧
明暗分かれる企業業績
コロナ禍で多くの企業が窮地に陥っている。上場しているから安心だと言う訳ではなく、未曽有の赤字転落でとうとうワタベウェディング(4696)が事業再生ADRを申請し受理されるなどまさかの出来事がこれまで比較的優良だと思われた企業にも訪れている。
コロナ禍では人と人の交流が極端に制限されそうしたビジネスモデルを敷いてきた企業は軒並み大幅な赤字に転落。先般から話題の深夜営業型の飲食店を運営するグロー
光の戦士がこれから買いそうなバリュー銘柄ベスト3
円谷プロが放った名作「ウルトラマン」では我らがヒーロー、光の国の戦士ウルトラマンが地球上で暴れる怪獣に限られた時間の中で立ち向かうことになるのですが、今や株式市場にも光の戦士たちが市場にはびこる怪獣たちに立ち向かおうと頑張っている姿が見えてきます。
ただ、これが本当にヒーローとなるのかどうかは見えてきません。
とは言え、無力な一般市民にとって悪い怪獣と戦う光の国からやってきた戦士はまさにヒー
投資家Sの今週の注目銘柄 エムアップホールディングス【3661】 三協フロンテア【9639】
皆様こんにちは、投資家Sと申します。
2021年1月から億の近道火曜版に「投資家Sの今週の注目銘柄」を掲載頂いております。
本連載は、創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜日に発行を行っております、”週刊投資日報 金融版”に掲載しております。
先週は、日本銀行の金融政策決定会合が行われましたが、注目されていたETFの買い入れ対象変更は、日経平均型を停止して、TOPIX型
日経平均からTOPIXで相場を語る時代に
日経平均が弱い一方でTOPIXが強いという現象が起きています。
戦後の株価指数は日本経済新聞社で選び出された代表的な225銘柄で計算される日経平均で語られてきましたが、この指数、ファーストリテイリングなど一部の銘柄に偏ってしまったので過去ややいびつな変動を見せてきました。
年間6兆円以上にも及ぶ日銀のETF買いも日経平均連動型ETFへの投資を重ねてきたということで資金が限定された銘柄に投
投資家Sの今週の注目銘柄 トレジャーファクトリー【3093】 プラッツ【7813】
皆様こんにちは、投資家Sと申します。
2021年1月から億の近道火曜版に、「投資家Sの今週の注目銘柄」を掲載しております。本連載は、創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜日に発行を行っております、”週刊投資日報 金融版”に掲載しております。
直近では、アメリカの長期金利上昇を背景として株式市場のボラティリティが上昇しておりますが、今まで市場参加者から注目されていなかった地
今日のキーワード【ショートセル(空売り、からうり)】
【ショートセル(空売り、からうり)】
空売り(英語でshort selling)は、投資対象である現物(株)を所有せずに、対象となる株式を(将来的に)売る契約を結ぶ行為だとされる。
対象となる銘柄の株価が下落していく局面でも取り引きで利益を得られる手法のひとつ。「信用売り」も同じ意味の言葉とされるが、実際には現在、その対象銘柄の株式を保有している場合における信用売りはつなぎ売りと称され、配
休むも相場2021年春
いよいよ本格的な春です。
時間はかかりますが、いずれはコロナワクチンの普及とともに生活・事業環境が改善されてくるはずです。とは言えコロナ前に戻るのではなく、新しい環境への模索が続くのでしょう。
半年ほど前には、失業率の改善などで労働市場が戻らなければ総可処分所得も増えず景気が停滞する。そうするとFRBをはじめとした主要各国の金利が上がるどころか下げ続ける懸念があると書いていましたが、現在は