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資産運用を続けた先にある世界

 私がアドバイスの仕事を始めて13年経ちました

 ということで、13年前からアドバイスを継続的にさせていただいているお客様ももちろんいらっしゃいます。

 そうした長期にわたってアドバイスさせていただいたお客様の中で最近心境の変化が生じていることに気が付きました。

 この10年間は、株式市場がとても好調でしたので、株式投資を継続していた方々は概ね良い成績を収められているのではないかと思います。

 そうすると、10年前に描いていた自分の資産よりも多くの資産を手にされていることに気が付きます。

 ここで、自分の残された人生と自分の所有しているお金を眺めたときに

「自分の代では使いきれない」

という事に気づく人も多くなってきました。


 お金を殖やすには段階があり

1)収入>支出 の生活を続け、お金を貯めていく段階

2)一定のお金が貯まり、運用をしてお金を殖やしていく段階

3)お金が十分にあり、きれいに使っていく段階

となります。


 年配の方で、ここ10年間まじめに運用を行ってきた方々はこの3)の段階に至ってきた人も多いのではないでしょうか?


 一方で3)の段階では、1)の貯蓄の段階で身に着けた節制の習慣が抜けないために、お金を使っていくのに抵抗感がある方が多いです。


 私の敬愛する邱永漢は

「お金は貯めて増やして半製品、儲けて使って完成品」

という事を言っていました。

 それだけ、3)の段階を行うのは難しいという事でもあります。


 弊社としては、1)、2)の段階にある方々のお金を貯める、増やすというアドバイスはもちろんのこと、この3)の段階に到達した方々の

「お金の使い方」

についてもきちんとアドバイスできる会社でありたいなと思い、今後も精進していきたいと思っております。


株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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