渡辺憲司(立教大学名誉教授)

1944年函館生まれ、立教大学名誉教授。2021年3月、50年以上続けた中・高・大の教…

渡辺憲司(立教大学名誉教授)

1944年函館生まれ、立教大学名誉教授。2021年3月、50年以上続けた中・高・大の教員生活を終え、夕陽にあくがれ、ヨロヨロヘタヘタ漫歩道中、江戸時代の文化史、遊女史、歴史紀行、エッセイ、時折、宗教、政治、教育とコンニャク問答。お口汚しの摘まみ草。ゾクゾク「時に海を見よ」開口。

記事一覧

2022年クリスマスメッセージ

 祝イエス降誕。  私たちが学び大切にしてきた戦争放棄と云う言葉は何処に行ったのでしょう…

江戸散策 第五回 深川「切穴」(続続<時に海を見よ>)

 この絵は、初代歌川豊国の「絵本時世粧」(えほんいまようすがた)(享和二年刊・1802::掲…

メッセージ 第7回 「生の証明」(前自由学園最高学部長ブログ)

「生きる」とは、決断の毎日を云うのか。日々私たちは、決断を求められている。その決断が「生…

メッセージ 第6回 エッセイ「女医荻野吟子―理想と失意」(前自由学園最高学部長ブ…

※写真は雑司ヶ谷墓地 荻野吟子 生家俵瀬村  荻野吟子の故郷を訪ねた。俵瀬村は2005年の町…

メッセージ 第5回 「北の志―坂本龍馬を中心に」旭川にて(前自由学園最高学部長ブ…

 2016年1月旭川の青年大学で講演した記録ですから、旧聞に過ぎるものですが、再掲するこ…

江戸散策 第四回 神田ぶらぶら(続続<時に海を見よ>)

 JR総武線浅草橋駅で降りて、神田川の土手を秋葉原方面に向かって歩く。  この土手にそった…

メッセージ 第4回  コロナ禍「今こそ人権教育を」―老教員の日録から―(前自由学園…

 以下の文章は、2020年『東京人』8月号の特集<緊急宣言下のまち>特集に、小生の日録の一部…

江戸散策 第三回「種徳寺」(続続<時に海を見よ>)

 赤坂五丁目の交番で種徳寺の場所を聞いたら、交番の前に案内板があるからそれを見てほしいと…

メッセージ 第3回  対馬紀行「懐ふかき国境の島へ」(前自由学園最高学部長ブログ)

はじめに  2022年『明日の友』夏号(8月発売 婦人之友社)に「懐ふかき国境の島へ」と題し…

江戸散策 第二回「赤坂花むら―江戸前天ぷら」(続続<時に海をみよ>)

 幼かった頃、故郷の函館では、朝の4時頃、「イガァ―イガァー」とリヤカーでとれたてのイカ…

メッセージ 第2回「今、主の祈りを」(前自由学園最高学部長ブログ)

 教会に行くのも気の向いた時です。確固たるキリスト教信仰があるわけではありません。お地蔵…

メッセージ 第1回「自由をめざして」(前自由学園最高学部長ブログ)

以下の文章は、自由学園最高学部長として、2021年3月の卒業式で述べたものです。ロシアの…

江戸散策 第一回「深川軽子女」(続続<時に海をみよ>)

江戸の遊里番付。吉原遊郭を横綱とすると、東の大関は品川、西の大関は深川です。吉原は公認の…

再開あいさつ

はじめに あと二年あまりで八十路、夕闇迫る残り少ない人生、自由学園最高学部長ブログを引き…

2022年クリスマスメッセージ

 祝イエス降誕。  私たちが学び大切にしてきた戦争放棄と云う言葉は何処に行ったのでしょう…

江戸散策 第五回 深川「切穴」(続続<時に海を見よ>)

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メッセージ 第7回 「生の証明」(前自由学園最高学部長ブログ)

「生きる」とは、決断の毎日を云うのか。日々私たちは、決断を求められている。その決断が「生…

メッセージ 第6回 エッセイ「女医荻野吟子―理想と失意」(前自由学園最高学部長ブ…

※写真は雑司ヶ谷墓地 荻野吟子 生家俵瀬村  荻野吟子の故郷を訪ねた。俵瀬村は2005年の町…

メッセージ 第5回 「北の志―坂本龍馬を中心に」旭川にて(前自由学園最高学部長ブ…

 2016年1月旭川の青年大学で講演した記録ですから、旧聞に過ぎるものですが、再掲するこ…

江戸散策 第四回 神田ぶらぶら(続続<時に海を見よ>)

 JR総武線浅草橋駅で降りて、神田川の土手を秋葉原方面に向かって歩く。  この土手にそった…

メッセージ 第4回  コロナ禍「今こそ人権教育を」―老教員の日録から―(前自由学園…

 以下の文章は、2020年『東京人』8月号の特集<緊急宣言下のまち>特集に、小生の日録の一部…

江戸散策 第三回「種徳寺」(続続<時に海を見よ>)

 赤坂五丁目の交番で種徳寺の場所を聞いたら、交番の前に案内板があるからそれを見てほしいと…

メッセージ 第3回  対馬紀行「懐ふかき国境の島へ」(前自由学園最高学部長ブログ)

はじめに  2022年『明日の友』夏号(8月発売 婦人之友社)に「懐ふかき国境の島へ」と題し…

江戸散策 第二回「赤坂花むら―江戸前天ぷら」(続続<時に海をみよ>)

 幼かった頃、故郷の函館では、朝の4時頃、「イガァ―イガァー」とリヤカーでとれたてのイカ…

メッセージ 第2回「今、主の祈りを」(前自由学園最高学部長ブログ)

 教会に行くのも気の向いた時です。確固たるキリスト教信仰があるわけではありません。お地蔵…

メッセージ 第1回「自由をめざして」(前自由学園最高学部長ブログ)

以下の文章は、自由学園最高学部長として、2021年3月の卒業式で述べたものです。ロシアの…

江戸散策 第一回「深川軽子女」(続続<時に海をみよ>)

江戸の遊里番付。吉原遊郭を横綱とすると、東の大関は品川、西の大関は深川です。吉原は公認の…

再開あいさつ

はじめに あと二年あまりで八十路、夕闇迫る残り少ない人生、自由学園最高学部長ブログを引き…