アメリカザリガニ

世の中には2種類の人間がいる。ハムスターと、ハムスターじゃないものである。

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最近の記事

ぼっちエジプト7日目「ブルーホール」

街中探してもドルがない 7日目はドル探しの旅から始まった。 ことの発端はヨルダン、ペトラ遺跡への現地ツアーの申し込み。ツアーの支払いがキャッシュのドル払いしか受け付けないと言われ、ドルをほぼほぼ持っていなかった私は仕方なくドル探しの旅に興じるのであった。 朝8時から銀行やエクスチェンジセンター、闇市的な民間トレードを回るも、結論から言うとエクスチェンジはできなかった。 エジポンが不安定な今、外貨をわざわざ放出するなんてバカなことはしたくないのだろう。エジプトの銀行は口が

    • ぼっちエジプト6日目「ダイビング講習」

      全然更新していなかったのでぼちぼちまたまとめ始める ダイビング なんと昨日でオープンウォーターを修了し、今日からはアドバンスのダイブ。 今日はSouthと呼ばれるダイブスポットに行った。 後で写真が来るかもしれないので文章は省くが、ハリセンボンとフグがいた!でかい! それと、大量の小魚と一緒に珊瑚を眺めていた瞬間がとても幸せだった。 徐々に中性浮力の感覚を覚え始めている。今日で6本潜ったことになるので、技術も少しずつ上がっているのだろう。 明日はブルーホールとキャニ

      • ぼっちエジプト5日目「回復」

        ダイビング復帰 ようやく回復の兆しが見え、朝に再度下痢を催すも頭痛や腹痛はだいぶおさまってきた。流石にずーーっと休んでいるわけにもいかないため、午後からダイブを決行。 ダイブの朝食はなるべく食べやすくてエネルギーになりそうなものをと、近くのGerman Bakeryでフルーツタルトを購入し貪った。ただクリームが重くてこちらも半分で断念。結局マンゴーしか勝たん。 いざ行かんと意気込んだダイビングはとても新鮮な感覚で、初日の2本から時間は空いていたものの、中々どうしてスム

        • ぼっちエジプト4日目「医者」

          町医者と検査 お医者に行った。 昨夜はキツすぎたため、とにかく安心したくて日本の保険会社の24時間相談サービスに謎に電話をしたりした。でもやっぱり、万国共通安心できるのはお医者さんだよね。 行ったのは町医者みたいな場所で、既に入ってみると5組ほど待っていた。受付とかも特になく、待合室の隅の机に適当に置いてある裏紙にみんな名前を書いていった。ただこれ書いたからどうというわけでもなく、待合室にいる人を自分で覚えておいて空気読みをしながら診察室に入るという自己管理方式。なので

        ぼっちエジプト7日目「ブルーホール」

          ぼっちエジプト3日目「倦怠感」

          目眩と倦怠感でScuba Zone Dahabのソファにへたり込んでしまった次の日の話。 多分、風邪。 「まあ、1日寝れば治るやろ」と楽観的に考えていた翌日の今日、朝起きたら明らかな発熱の気配。加えて鼻水も出ている。あー、これはどう考えてもカイロからの強行が祟ってしまった。 風邪である。 とりあえず昨日の朝に食べ残したファラフェルを一口齧ってみるが、酸味のあるエジプシャンチーズの風味が嫌に口にまとわりつく。昨夜食べきれずにテイクアウトし取っておいたコメは、何とかイケる

          ぼっちエジプト3日目「倦怠感」

          ぼっちエジプト2日目「紅海へ」

          夜行バス 怒涛の2日目。 昨夜は車中泊。GO busのSuper Go Dという等級の乗り物らしいが、どれくらいのランクなのかはよくわからない。ただ、飛行機よりも座り心地の良いリクライニングシートと、冷房、電源、トイレも付いていて275£だから中々良いんじゃないか。 下の写真は深夜(1:00)と早朝(6:00)にあった検問の様子。割とぐっすり寝てたのに容赦なく叩き起こされ荷物の検査をされた。 我々乗客は一列に並び、手荷物からトランクまでぜーんぶ検査される。検問所は中

          ぼっちエジプト2日目「紅海へ」

          ぼっちエジプト1日目「到着」

          ドーハ空港 無事成田を離れ、現地時間AM3時にドーハに到着。座標バグ起こしたぬいぐるみと記念撮影してきた。私、すんげえ微妙な顔しとる。機内の睡眠不足が効いている顔です。 着いてからトランジットの確認をしていると、乗る飛行機の出発ゲートがまだ準備できていない?そうで、荷物検査を済ませて出発ロビーに行くよう係員に流される。ドーハはトランジットする飛行機が多いからそういう予定も出るのが遅いのだろうか? ドーハはめちゃくちゃ綺麗なラウンジが有名なのだそうだが、調べてみるとビジネ

          ぼっちエジプト1日目「到着」

          ぼっちエジプト0日目「離陸」

          はじめに 人生最後の夏休みである大学院2年生の研究を放り出し休暇を使いエジプトに行ってみます。期間は2023年の8月から3週間ほど。 このnoteは日記であると同時に、後続の旅行者の参考となればという思いも込めて作成しようと思います。なるたけ赤裸々にいきましょう。 最終確認 旅行の前日に研究室のコピー機でパスポートをコピーした際、スキャナーにパスポートを置き忘れるというポカ。出発の当日研究室にパスポートを取りに行くと後輩と遭遇し若干気まずかった。 荷物はこんな感じ

          ぼっちエジプト0日目「離陸」

          ゼノブレイド3 ラッキーセブン抜刀がそこまでアツくない問題について考察

          この記事は最終話までのネタバレを所々含みます。 未クリアの方は閲覧をお控えください。 計3500文字になります。 1.初めに 「Xenoblade」直訳をすれば「異質な剣」。タイトルに挙げられる通り、ゼノブレイドシリーズでは主人公が持つ「武器」が大きな意味を持ってきた。 無印ではモナド、2では天の聖杯。 特に武器が変化するいわゆる「覚醒シーン」は、シリーズファンにとっては胸アツものであり、今回の「ラッキーセブン」が物語でどんな意味を持ち、どのように変化をしていくのか私はひ

          ゼノブレイド3 ラッキーセブン抜刀がそこまでアツくない問題について考察

          ココアピクルス追悼記 #22〜25

          はじめにコロナウイルスというのは本当に強敵で、その性格はまさに人間の豊かさそのものを抉るようなものに思えます。 人間の豊かさとは、人が対面する所から始まるのだと僕はずっと思ってきました。 奇しくも、そして苦しくも、今回のコロナウイルスの一件でその考えが深まってしまったなと思っています。人に会わせて欲しい。 記事の表紙として設定した画像は「ニョイスミレ」という花です。 ここまでの流れから花言葉とかに持っていくような雰囲気ですが、特になんの花でもありません。ただの野草ですね

          ココアピクルス追悼記 #22〜25

          ココアピクルス追悼記 #21

          再度演劇欲が湧いてきたので肩慣らしで簡単なものを見てみました。 演劇における、「共感(エンパシー)について」 今回はこちら。 「アセリ教育」 劇団4ドル50セント×柿喰う客 2020 2020年2月の舞台が、現在YouTubeで期間限定公開されています! 【配信URL】https://www.youtube.com/watch?v=iGGqed7FtYw 脚本と演出が中屋敷さんなので、めっちゃ早口だし展開早いし照明音響バーンみたいな、いわゆる柿風味な演劇でした。 <

          ココアピクルス追悼記 #21

          ココアピクルス追悼記 #20

          私事ですが、本日をもって21歳となりました。 そんな僕の1年の抱負は「他人の長所にあやかる」です。 今日から他力本願で生きていきます。 今日は短めの記事で、どちらかと言うと手記です。そういう主義です。 今回はこちら。 「Wonder」 ヒューマンドラマ/フィクション 2017 映画に関しては監督じゃなくてジャンルとかを載せた方が見やすいかな。 遺伝子の問題で「普通ではない」顔に生まれてきたオギーが、小学5年生になって初めて学校へ通い始めるお話。 いじめや差別を

          ココアピクルス追悼記 #20

          ココアピクルス追悼記 #19

          効率化が進む世の中。この記事もどんどんスマートにしていきましょうね。 今回は、経済学部の友人に勧められた作品です。アカデミー賞らしいので、そこら辺にも期待して見ていきましょう。 今回はこちら。 「ビューティフル・マインド」 シルヴィア・ネイサー 2002 友達からは、天才数学者の話だよ~とだけ聞いてました。何そのざっくりとしたあらすじ。 んー、「ビューティフル・マインド」ってタイトルだから、自己啓発系かなぁ? と思ってた時期が僕にもありました。 めっちゃ重かった。

          ココアピクルス追悼記 #19

          ココアピクルス追悼記 #18

          最近映画しか見ていない~~~ さて、今日も参りますか。 今日の作品は好きでした!素晴らしかったかどうかは置いといて、好き!! Amazonプライムで見れるので、見たことない人はこの記事を先まで読まずに見てほしい! 今回はこちら。 「トゥルーマン・ショー」 ピーター・ウィアー 1998 後であらすじを載せますが、ストーリーだけ見ると何となくサスペンス・ミステリー的な雰囲気を醸し出している。 そう。この作品、設定はすごい怖いんですよ。でも、お話自体はめちゃくちゃ笑えます

          ココアピクルス追悼記 #18

          ココアピクルス追悼記 #17

          さて今回は、人間の豊かさからは程遠いと思われる、ミステリー映画の登場です。張り切っていきましょう。 そう。ミステリー好きなんですよ僕。と言ってもミステリー映画の定義があんまり理解できてないんですけど…。 まあ要は、伏線をズバーっと回収していくタイプの映画は昔から好きなんですよね。サスペンス映画とも言えますね。ジャンルに関しては詳しくないんですけど笑 ということで、今回はこちら。 「シャッターアイランド」 マーティン・スコセッシ 2010 元がミステリー小説の作品で、

          ココアピクルス追悼記 #17

          ココアピクルス追悼記 #16

          本日は、フランス映画です。 映画好きの友達曰く、映画の中でも「フランス映画」というジャンルが確立していると言えるくらい、フランス映画には独特のスタイルがあるらしいです。 私にとっては初めてのフランス映画でしたが、とても良い経験になりました。 ていうか今更気づいたんだけど、ひとつ言わせて欲しい 作品に影響されて毎回文体が変わる 今日は上品な作品を見たので、文体も上品です。面白いね。 今回はこちら。 「最強のふたり」 エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ 2011

          ココアピクルス追悼記 #16