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ココアピクルス追悼記 #17

さて今回は、人間の豊かさからは程遠いと思われる、ミステリー映画の登場です。張り切っていきましょう。

そう。ミステリー好きなんですよ僕。と言ってもミステリー映画の定義があんまり理解できてないんですけど…。

まあ要は、伏線をズバーっと回収していくタイプの映画は昔から好きなんですよね。サスペンス映画とも言えますね。ジャンルに関しては詳しくないんですけど笑




ということで、今回はこちら。

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「シャッターアイランド」
マーティン・スコセッシ
2010

元がミステリー小説の作品で、ネットサーフィンならぬAmazonプライムサーフィンをしてたら見つけた映画です。

あらすじはこんな感じ。

精神を病んだ犯罪者だけを収容し、四方八方を海に囲まれた「閉ざされた島(シャッター アイランド)」から一人の女が姿を消した。
島全体に漂う不穏な空気、何かを隠した怪し気な職員たち、解けば解くほど深まる謎……。
事件の捜査に訪れた連邦保安官テディがたどり着く驚愕の事実とは!?

ミステリー映画のあらすじほど信じられないものはないですよね。僕のひいお爺ちゃんも、「人生で信じてはいけないものは、ミステリーのあらすじとSNSだ」って言ってました。
そうですね。基本的にここに書かれてることは疑ってことですね。

物語の最初、主人公のテディが島の精神病院に入っていくんですけど、もうその時点で怪しさMAXなんですよ。
患者さんが普通に生活をしてるシーンだったり、警備員が普通に巡回をするシーンなはずなのに、なんか怪しい!!って思わされるんですよね。
よくもまあ「怪しげな雰囲気」というものを、映像作品で表現できたなぁと感心しますよこれ。

はい。結末に関しても満足です。

中盤に少し違和感があるシーンがあり、何となく結末は予想できてしまうんですけど、それを抜いても、結末までの過程が素晴らしいと思いました。
結末を聞くと世界がひっくり返るので、見終わった後にもう一度冒頭のシーンとかを見て回りました。

とにかくレオナルドディカプリオが演じる主役のテディの演技と、また、彼の相棒のチャックの演技がすごいです。そして、練られています。

ミステリー特有の、無駄に猟奇的な展開には少しうんざりさせられますが、こういうの好きな人にはお勧めかもしれません。
そもそもミステリー映画がわかってないのでどういうのだよって感じですけど。



ミステリー(サスペンス)映画と、ウミガメのスープと、勉強は似ているって話

ミステリー(サスペンス)映画と、ウミガメのスープと、勉強は似ている気がしませんか?

いや、ウミガメのスープは普通にミステリーの遊びですね。そりゃ似てますよね。続き↓

ひたすらよくわからないパーツを集めていく。特に前半はよくわからない。

しかし、たった一語だけでも、その一語を得ることで、今まで集めてきたパーツの全体が見えてくる。つながりが見えてくる。

また、今まで見えていた世界に、新しい見え方が生まれてくる
ずっと横から見ていたものを、急に縦から見る感覚。これが僕は大好きです。


世界を新しい目で見る。見直す。というのが、僕は人が共通して持っている快感だと思うんですよ。だから、勉強とかも本来楽しいもののはず。


今回の「シャッターアイランド」は、今まで見えていた(映画に写っていた)ものが全く新しいものに見えてくるという点で、素晴らしかったです。

これつまり、一粒で二度美味しいってことですね。グリコやん。

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