【就活コラム#3】就活でよく言われること解説してみた。(就活軸を作れよ!)
皆様、HakaHaka@お菓子大手の新卒🍩です!
本日は就活コラムシリーズ第3弾として、今回は「就活生」、プラスして人事の方に役立つ内容になるかと思います!
このシリーズは途中だけ切り取ると誤解を生むかと思うので、最後まで読んでいただけると幸いです!
本日の就活コラムでは、「自己分析めちゃ重要。」とか
「はやくから就活はじめろよ!」等就活でよく言われることを
理系→お菓子メーカーに文系就職、就活支援NPO所属、と変わった経歴をもつ僕がお伝えできればと思います!
今回取り上げるのは...
僕が就活を進めていたある日、がっちり肩幅の先輩に、
がっちり先輩「HakaHaka、「就活軸」つくったか??」
僕「なんですかそれ?」
がっちり先輩「とりあえず調べてつくってみろ('_')」
僕「(うわ出た…)わかりましたぁ。」
就活軸って何?という納得感なしの状態で就活軸を調べ始めました笑
結論、めちゃくちゃ重要です。
この就活軸を決めないまま希望業界・企業を決めることは、
25mプールで米粒探すのと同じような感じですね。
(少し盛りました…笑)
ではなぜそう思ったのか?
そもそも就活の軸ってなに?を話していきます!
それではいきましょう!
===
1,就活の軸ってそもそも何??
みなさん就活の軸って言われて想像つくでしょうか??
僕は就活初期全く想像もつきませんでした。。。
一般的に言われている意味としては、
「就活の軸」とは、会社選びや仕事選びの自分なりの基準のこと。
(引用:https://job.rikunabi.com/contents/howto/9956/)
ちなみに僕なりの言い回しをすると、
「就活の軸」とは、会社選びや仕事選びの自分なりの評価軸のこと。
(同じ対象を指しております。認識のずれを防ぐために、「評価軸」という言葉で話を進めていきますね。)
そういうことかと納得しましたかね?
そうです。何を選ぶにしても評価するための評価軸が必要ですよね。
例えば、スーパーで野菜を買うときを想像してみてください。
みなさんは金額、産地、ものの状態...色々な評価軸でこのぐらいならオッケーだという基準を設け、野菜を買ってますよね?
実は就活でも一緒なのです。
年収、ワークライフ、制度...色々ありますよね!
年収1000千万ならおっけー、17時には仕事を終わりたい...etc
人によって選ぶ評価軸は異なり、基準も異なります。
就活においてはそれらの評価軸、その中でも
自分にとって欠かせない評価軸のことを「就活の軸」と呼んでいるのです!
つまり、
「仕事を選ぶ上で欠かせない評価の軸」=「就活の軸」
となっております!
2,就活の軸はなぜ必要なのか??
さて、就活軸についてみなさん共通の認識をもてたところで、
そもそも「就活の軸」ってなぜ必要なのかについて考えていきましょう!
実は就活を始めたみなさんには数多くの選択肢が与えられるのです。
実はマイナビという企業が 2021年卒企業新卒活動調査を2020年6月に行っております。
そこに回答して頂いている企業はすべて新卒採用を行っています。
その回答数は2,886社になります。
(引用文:本調査は全国の企業2,886社(上場246社・非上場2,640社/製造1,200社・非製造1,686社))
つまり、就活を開始した時点でみなさんには、
「企業を2,886社から1社選んでくださいね!」
と言われているのと同義なのです!
(開始時期にもよります。また、マイナビの調査に回答した企業だけの数なので、2,886社以上の選択肢となります。)
すごいですね笑 みなさん選び放題ですね!
…そうです。喜んでばかりではいられません。
就活をする以上、「2,886社から1社選ばなければいけない」のです。
「え?どうやって絞っていけばいいの...?」となりますよね。
ちなみに当時の僕は業界で絞ればいいじゃん!と思って
業界の数を調べたところ、「166業界」ありました笑
166業界から1業界って...笑
みなさんならどうしますか?
そうです。ここで活躍するのが、「就活の軸」なのです。
実は業界によって、あらゆる就労条件には「傾向」が出てきます。
例えば、商品自体を作るのにコストがかからない業界では、給料が高くなりやすい傾向があります。(利益率の高い業界といいます。)
他にも、取引先が朝から晩まで稼働している業界だと必然的に働く時間も長くなりがちです。
ここで、自分の評価軸を決めていると実は業界を選びやすくなるのです。
例えば、30歳までに出来るだけ高収入という評価軸であれば、業界に優先順位がついていきます。
商材・業界の利益率やそもそもの商材単価、つまり1時間当たりの利益額が高い業界が優先順位としては高くなりますよね。
例えば、証券などの顧客・商材単価が高い業界であったり、
そもそも原価(ものをつくるためのコスト)が低い無形商材(保険やwebシステム等形のないもの)があげられます。
他にも独立するためのスキルを身に着け...などなど
それだけでなく、ワークライフバランスも欲しいという軸をかけ合わせていくとその中でも優劣がついていく。
自分の「評価軸」、つまり「就活軸」をもっているだけで志望順位がついていくのです。
人によってこの評価軸は大きく変化します。
年収にこだわりがないから、自分が心から共感できる商材を扱いたい。
20代のうちは脳に汗をかいてハードワークしたい...!
色々な方がいろいろな軸をもっていますよね!
自分はどんな働き方をしたいかなど、
大量の選択肢から自分に合った業界・企業を選ぶためにも「就活軸」が必要
なのです。
3,就活軸を決める際の注意点
色々話してきましたが、最後に就活軸を決める際の僕なりの注意点をお話していきますね。
1,抽象的にしないこと。抽象的とおいても、具体的な条件・定義は設定すること。
2,自己分析を行い、必ず自分と向き合って設定をすること。
1から見ていきましょう。
これはどういうことか。例を見ながら解説していきますね。
例えば、「将来的に年収1000万を獲得する」という軸を設定したとします。
これは正直いけてない軸だと思います。それはなぜか?
将来的に = いつなのか? 30歳?40歳? 大きく異なりますね。
獲得する = どうやって? 成果報酬型?固定給?フリーランスで?
条件になっているようでなっていないのです。
自分の働き方が具体的にイメージできる・説明できる状態まで持っていける
ことが一つの基準になると思います。
次に2を見ていきましょう!
どちらかというとこちらの方が重要かなと思います。
僕のいる菓子業界を志望してくれている学生と会うと、大半の方はこう伝えてくれます。
「お菓子が好きなので、お菓子業界であることを軸としてみています!」
正直めちゃくちゃ嬉しいです笑
自分のいる業界を好きです~とか、商品好きです~といっていただけると
単純にうれしいです笑
ただ一方で、どうしてお菓子が好きなのか?お菓子業界でどういう風に働きたいのか?お菓子業界である必要があるのか?等志向性や理由を聞いてみると、悩む方が多くいます。
実は僕の同期でも同様の理由で入社後ギャップを感じ、悩んでいる方もいます。(もちろんいろんな理由があるのですが...)
そもそも自分は、
なぜお菓子に興味を持ったのか?
なぜそれを届ける側になりたいのか?
なぜその職種でなければいけないのか?
なぜ他の食品ではなくお菓子でなければいけないのか?...etc
考えればきりがありませんね笑
しかし、この「自分の価値観」と向き合っていないと、いざ仕事上で困難に直面したとき、踏ん張りがきかなくなります。
なぜ自分は今こんなつらい目にあわなければいけないのか?
なぜ菓子業界を選んでしまったのか?
と考えはじめ、最悪退職につながってしまいます。
だからこそ、自分の価値観と向き合い、過去と向き合い、将来どうしていきたいのか?
いわゆる自己分析をおこない、「自分が本当に納得のできる軸」を設定することをぜひ行っていただきたいなと思います。
(僕自身今の業界に入り、価値観と向き合って軸を設定してよかったなと心から思うからこそ推奨しています!)
4,最後に
皆さん読んで頂きいかがだったでしょうか?
なるほど!と納得いった方も、これからまぁやってみるかという方も色々いるかと思います。
あくまで「就活軸は手段」です。作成すること自体は目的ではないので、絶対必要なものではありません。
自分の納得のいく就活ができれば、極論、就活軸はいりません。
入社してみて気づくものも多々あり、入社してから軸が変わってしまったという方も多くいるかと思います。
それでも自分の納得のいく企業を選ぶための一助、ミスマッチを防ぐためのリスクヘッジとしてぜひ自分の価値観と向き合って、自分の就活軸を模索してみてください!
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