見出し画像

水分をとるほど痩せられる?ダイエット中に必要な水分量とは

✅ ダイエット中、水をたくさん飲んでいる
✅「最低でも2リットルが必要」と聞いた!
✅ 水を飲み過ぎると「水中毒」になる?!

そんな疑問はありませんか?


先日、フォロワー様から
下のようなご相談をいただきました。

ダイエット中、なぜ水分がたくさん必要なのか?
色々な情報があるが、結局どれくらいの水分が必要?

今回は、そんな疑問が解決するような
記事を書いていきます!


なぜ水分が重要なのか

鶏肉トマト (7)

水分が不足すると、
血液がドロドロになります。

栄養素は血液を通して運ばれます。

血液がドロドロになると
栄養素が体の各細胞に行きわたりません。

代謝は1つ1つの細胞の中で行われているので、

栄養素が細胞にいきわたらないと
代謝活動が滞ってしまう!

というわけです。


また、水分が不足して
血液がドロドロになると

血液が固まりやすくなる=血栓ができやすくなる(動脈硬化につながる)

ので、

水分をしっかりとることは
健康を維持するためにも重要
なのです^^



水中毒になる?

鶏肉トマト (8)

「水中毒」とは、

過剰の水摂取により体内溶質が急速に希釈され、その結果生じる神経系の刺激症状

と定義されています。

軽症では、疲労感、頭痛、嘔吐、浮腫
重症では、痙攣、錯乱、意識障害、
死に至る場合もあります。



画像5

そう思いましたか?


しかし一般的には、
水中毒になることはほとんどない
ので安心してください^^


水に魅入られたように一日中飲む、
10リットル以上の水をあおるように飲む
といった「多飲症」の結果に起こるものです。

水中毒を発症する人の6割は、
統合失調症などの精神疾患の患者
であり
妄想や薬の副作用と考えられています。

一般の人であれば、たくさん水を飲んでも
尿が増えるだけで、水中毒まではいかない

ので、心配はほとんどありません。



必要な水分量はどれくらい?

鶏肉トマト (9)

水中毒にはならないので安心。
じゃあ、どれくらい飲めばよい?

実際にどれくらいの水が必要か
解説していきます。


水の必要摂取量の目安は

活動レベルが低い:2.3~2.5 リットル/日
活動レベルが高い:3.3~3.5 リットル/日

程度と推定されています(※2)



画像6

そう早まらないでください!


じつは、私たちは食べ物からも
かなりの水分をとっています。

また、「代謝水」と言って
体内で水分が生み出されています。


✅ 食事から「約1100mL」
✅ 代謝水で「約300mL」

の水分を得ることができるので、

飲水からは

活動レベルが低い:0.9~1.1 リットル/日
活動レベルが高い:1.9~2.1 リットル/日

が目安となります。


一般的には下図のように
水分の出入りが考えられています。

▼ 人体における水分の出入り ▼

画像6

水の必要量については、
信頼度の高い研究が少ないので
目安として考えるしかありませんが

最低限、1200mLは必要

と考えられます。


結論:

活動量が低い~普通の方は1200~1500mL/日を目安にとり、夏場やたくさん汗をかいたとき・活動量が多い方は、2000mL/日を目安にとる

のが良いでしょう^^



たくさん飲めば飲むほど代謝が良くなる

というわけではないので
適量を意識してとってください!


さいごに

ネットでは様々な情報がありますが

必要な水分量については、
信頼度の高い研究が少なく
断言できるものがありません。

栄養素の必要量は決められているのに
水の基準値が設定されていないのは
充分な研究がないから
です。

水分不足にならないよう
こまめに水分補給してください^^

一度、1日でとった水分量を
はかってみるのも良いと思います!


▼ 参考文献 ▼
※1 Rowntree LG. Water intoxication. Arch Intern Med. 1923; 32: 157-74.
※2 Sawka MN, Cheuvront SN, Carter R 3rd. Human water needs. Nutr Rev 2005 ; 63: S30─9.
・公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット




最後に・・・

あなたの「スキ♡」が勇気になります

Twitter・YouTubeを、クリックして
フォローしていただけると嬉しいです!

★ Twitter(@okana_2020)
★ YouTube

これからも
ダイエットやボディメイクに
役立つ情報をお届けします!


では、また!



▼ 合わせて読みたい記事 ▼


▼ おかなの全記事 ▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?