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46.【ひとりっ子の私と親の終活】87歳母入院中の5月分の請求書を見て、すごく複雑な気持ちになった。

今朝、ようやくホットカーペットを剥がし、い草ラグに。午前10時だけど、一仕事終えたから、一杯ひっかけてもいいよね?

87歳術後CCU→二人部屋→5人部屋へ移動中の母と86歳認知症父とひとりっ子の私の看護、介護、終活のお話。前回のお話はこちら。

昨日母の面会に行った時、5月分の請求書をもらいました。

請求額は、50,240円。

あれだけの手術、検査、看護体制を敷いていただき、手厚い看護をしていただいたにもかかわらず、たったの5万円、しかも医療費に至っては37,360円しか請求が来ないとは。(残り12,880円は食事代)

この請求書を見たときのものすごく複雑な気持ちになりました。

(医者の先生方、看護師さん方、ちゃんとお給料もらってるのかな?)

医者先生は結構給料もらってると思うんだけど、日々の業務に追われている看護師さん、ほんとに適正な給料をもらっていらっしゃるのか?ちょっと心配になりました。

後期高齢者の医療費負担は、基本1割。うちの両親は2割負担です。
この請求額を見て、86歳認知症父は、

「高いなー。毎日ベッドで寝てるだけやのに。


なんという罰当たりな。

昭和の箱入り親父は、ほんまに何もわかってへん💢


現役世代がどんだけ負担してると思ってんねん💢💢


高額療養費制度があるから、両親の場合、上限が57600円(月額)となっていて、ひと月にそれ以上の医療費は請求されません。(食事代は別)

ということは、誰かが、これを負担してくれている。当然これは、現役世代。親から子へ、子から孫へ。その負担はどんどん膨らんで、次世代へ積み重ねられていくんですよね。

私は、高齢者の親を持つ立場でもあるし、
中高生の子どもを持つ親の立場でもある。

高齢者の医療費はしっかり抑制されて、
子ども世代の手当や医療費負担軽減の恩恵を受けている。

そのどちらにも該当しないクラスターの方から、

税金が高すぎる!

と怒りの声が出るのは、ごもっともな話だなと思います。

この請求書を見て、子どもしては嬉しい半面、現役世代としては、とても苦しい、複雑な心境になりました。

これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。



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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。