mari ohashi | 合同会社逍遥学派

合同会社逍遥学派・開放とは何かを考えている人/暮らしと観察をテーマにした場「暮らせるア…

mari ohashi | 合同会社逍遥学派

合同会社逍遥学派・開放とは何かを考えている人/暮らしと観察をテーマにした場「暮らせるアトリエ みみみみみ」を作っています。 変化や選択に興味がある。東京出身、広島県大崎下島在住。 https://shoyogakuha.com/

マガジン

  • 逍遥学派

    • 24本

    https://shoyogakuha.com/ 「未開を灯す」をミッションに、まだ開かれていない価値や課題と人との関わりづくりに取り組むプロジェクト「合同会社 逍遥学派」の記録です。 曖昧なものや複雑なものも、そこに熱があるのならば、決して価値のないものではありません。むしろ、現状の問題の活路が秘められていると考えています。 私たちは、そうした活動のパートナーとして、アートやデザインの視点を活かしながら、関わりしろをつくるお手伝いをします。

  • WORKS

    • 3本

    逍遥学派がご一緒させていただいたデザインを載せています。

  • おでかけスコープ

    • 4本

    人と自然の関わり方を捉え直す「おでかけスコープ」の活動をまとめています

  • おおはしのはなし

    私がその時思っていることを書いています。

  • あいだす(過去プロジェクト)

    • 15本

    あいだすの気づきをまとめたマガジンです。 https://aidaskubi.com/

最近の記事

言語とビジュアルを行き来しながらロゴをデザインする

逍遥学派では、プログラムやワークショップだけではなく、デザインのお仕事もしています。 私たちは、問いを投げかけながら、まだ複雑で人に伝えることが難しいものを一緒に紐解き、整理しながら、本当は価値があるのに光が当たっていない領域をひらくためにデザインをしていきます。 Case2: 本棚間(ほんだなあわい)の世界観とロゴを一緒につくる 実際にどんなプロセスで、このロゴデザインが生まれてきたのか? それによって何が変わり生み出されたのか? についてまとめたいと思います! 制

    • 【水と風の流れを意識した庭づくりと古民家再生】 溝が活躍する梅雨に入りました

      このnoteは、人と自然の関わり方を捉えなすことを目的に活動する「おでかけスコープ」と、複雑でまだ理解されていない活動にそっと光を灯す、合同会社逍遥学派が運営する「暮らせるアトリエ みみみみみ」で環境を観察し、実際に自分たちで手を加えながら、その変化などを記録していけたらと思っています。 3月後半に古民家(名前はみみみみみ)をお借りして、まず取り掛かった溝(明渠)が機能してくれていました! ・・・ 場所、周辺環境やなぜ溝の観察について始めたのか? については下記のnot

      • 水と風の流れを意識した庭づくりと古民家再生をはじめます。

        このnoteは、人と自然の関わり方を捉えなすことを目的に活動する「おでかけスコープ」と、複雑でまだ理解されていない活動にそっと光を灯す、合同会社逍遥学派が運営する「暮らせるアトリエ みみみみみ」で環境を観察し、実際に自分たちで手を加えながら、その変化などを記録していけたらと思っています。 ・・・ 「暮らせるアトリエ みみみみみ」とは? 観察=みる(見る/観る/視る/診る/看る)ことから、自分の「み方」を手放すことで自分が変わってしまうような場をつくる予定です。(2024

        • 心を豊かにしてくれるオムニバスドラマのすすめ

          それは、紛れもなく現実逃避である。しかし現実逃避とは必ずしもマイナスではない。むしろ創造的な気持ちにさせてくれることの方が多い。 日常にある異世界へ連れて行ってくれるオムニバスドラマ なぜ日常の繰り返しのようなストーリーなのに面白いのか、そしてどうしようもなく私はそれに惹かれてしまう。 思うに、1日1日は決して巻き返せないものだが、その1日の日常を味わって過ごすこと、そこにある些細な幸せを教えてくれている気がするからである。 似たような1日でも決して同じ日などないよね、と

        言語とビジュアルを行き来しながらロゴをデザインする

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        記事

          仕事ではなく暮らしを中心にしたら、働くことの意味が変わり、食生活も抜群によくなった

          今までは不規則な食生活と明らかに体がもたないよねえという働き方をしてきたのですが、 気づけば今年でもう30歳になるので、今までの暮らしの変遷を振り返ることで、次の10年をより穏やかに暮らせるように記録しておこうと思います。 まじでやばい、仕事が中心だった時の暮らし方 今から多分3年くらい前の1日のルーティーンを書いてみました。 怖いです。仕事の時間何時間やねん。 この頃は、ラジオと散歩を心の拠り所に、様々な理不尽を昇華していた時代です。 とまあ、デザイン広告関係ではあ

          仕事ではなく暮らしを中心にしたら、働くことの意味が変わり、食生活も抜群によくなった

          納得できる生き方を求めて、島で起業してから8ヶ月

          自己紹介としてのnoteを書こうと思って8ヶ月が経ってしまいました。 会社をはじめてからまとめのようなものを書けていなかったので、今までの活動やこれからやっていくことをまとめておこうと思います。 プログラムや制作についてのご相談、<<絶賛募集中>>です。 こんなものつくりたい!というものがあれば一緒につくっていきます! また、興味があってちょっと話してみたいかも!という方もぜひHPのコンタクトページやInstagramからメッセージください。 * なぜ納得できる生き

          納得できる生き方を求めて、島で起業してから8ヶ月

          誤解されがちな事業を、対話とビジュアル化を通して整理する

          逍遥学派では、問いの旅などのプログラムやワークショップだけではなく、デザインのお仕事もしています。 私たちは、問いを投げかけながら、まだ複雑で人に伝えることが難しいものを一緒に紐解き、整理しながら、本当は価値があるのに光が当たっていない領域を社会にひらく活動をしていきます。 Case1: 本の教室ルーペの世界観を一緒につくる 実際にどんなプロセスで、この世界観が生まれてきたのか? それによって何が変わり生み出されたのか? についてまとめたいと思います! この制作プロセ

          誤解されがちな事業を、対話とビジュアル化を通して整理する

          都市に戻る理由がないくらい、地域で野菜をつくる暮らしは楽しい

          最近の畑の話 最近育てているのは冬野菜、まさに今食べごろで(人の畑より数週間遅れている)かぶや大根、スティックブロッコリー(セニョールとかいうお洒落な名前のやつ)が食べられる。 草が生えている部分が使わせていただいているゾーン。 大体毎日同じ道を歩くとちゃんとその部分は道になっていて面白い。 収穫はまだ先になるが、白菜(こいつはかなり遅れていていつ食べられるのか不明、でも頑張ってる)、ネギや玉ねぎ、赤玉ねぎ(個人的にはそんなに需要はないけれど、畑を使わせてくれている方が

          都市に戻る理由がないくらい、地域で野菜をつくる暮らしは楽しい

          この時代にわざわざ紙の名刺を作った結果

          逍遥学派:制作の過程に続いて、逍遥学派の名刺の話をさせてください。 前回の記事については下記をご覧ください! あえて紙の名刺を渡す理由 名刺もデジタルで管理する時代ですね。 本もデジタルで読むことも増え、本がなくなるんじゃないかって、私が学生の時から言われていました。(10年以上前) でも、ある有名なエディトリアルデザイナーが、「紙の本はなくならない。」とおっしゃっていたことが今でも印象に残っています。 私もそんな気がしていて、 便利さ以上に、ものの質感や、本をめく

          この時代にわざわざ紙の名刺を作った結果

          未開を共に旅するようにデザインする 逍遥学派:制作の過程

          逍遥学派では、問いの旅などのプログラムやワークショップだけではなく、デザインのお仕事もしています。 私たちは、問いを投げかけながら、まだ複雑で人に伝えることが難しいものを一緒に紐解き、整理しながら、本当は価値があるのに光が当たっていない領域を社会にひらく活動をしていきます。 逍遥学派の名刺のストーリーについては下記をご覧ください! | 私たちはなぜ、デザインするのか? 私たちは「未開を灯す」をミッションに活動しています。 未開とはまだ誰も見たことがない、理解できない

          未開を共に旅するようにデザインする 逍遥学派:制作の過程

          なぜ、作られたものに意味を求めてしまうのか?

          東京に帰省がてら、久しぶりに森美術館に行きました。 現在、逍遥学派の次の場をつくるために広島県の北部に物件購入を検討している途中で、そこをどんな空間にしていこうかメンバーと話し合っており、現代アートの視点と体験がヒントになると考えていました。 今のところその場所に # をつけるとしたら、下記のような感じです。 * 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために 環境危機に現代アートはどう向き合うのか? 2023.10.18(水)~ 2024.3.31(日) 経済成

          なぜ、作られたものに意味を求めてしまうのか?

          大地に向き合う人と、言葉を紡ぎ出す時間を共有する No.1 (PJ参画レポート

          本日は逍遥学派のプロジェクト参画に関するレポートです。 このnoteが、ご一緒できるきっかけになれば幸いです。 * 「環境再生 いのちの杜 野土(ぬづち)」 (大地の再生に関わるメンバーが集まり、新しく立ち上げた団体)のみなさんと、 これからの活動でどんなことを大切にしていくのか、共通認識になるようなステートメントをつくりたい。というお誘いから本ワークショップを開催しました。 林業や庭師、自然農などなど、様々なメンバーで構成されている野土。 メンバーを繋ぐ、大地の再

          大地に向き合う人と、言葉を紡ぎ出す時間を共有する No.1 (PJ参画レポート

          問いの旅「1day体験版」レポート

          前回の「問いの旅」に参加してくださった方からのご依頼を受け、 半日で体験できるワークショップを開催しました。 本編の問いの旅レポートは下記をご覧ください! 今回は、ご友人を広島観光も兼ねてということだったので、本来の問いの旅の時間よりも短く、「問い」を探すというところまではできなかったのですが、 自分の原動力となる、問いを探すためにまずは、 「自分のことや一緒に過ごすみんなのことを知る」 という時間をワークショップを通して体験していただきました。 まず、Googleマッ

          問いの旅「1day体験版」レポート

          偶然性という言葉に「思いがけず利他」を読んで出会い直す

          久しぶりに本を手に取って、まともに「読む」ということをした。 最近気になっていた、「思いがけず利他(中島岳志 著)」という本を読む機会があった。 そこで、偶然性という言葉に改めて出会い直した。 今、新たに「あいだす」という場について考え直している。 あの場所は一体何が良くて悪かったのか。 次の場所には何を残すべきなのか話し合っている。 今ここに在る自分事態、偶然在るもの。 存在する人は偶然の繰り返しでここにいる。 もっと言えば猿がヒトへと進化し、今の人間になったことも

          偶然性という言葉に「思いがけず利他」を読んで出会い直す

          文化祭前夜みたいな、わくわく感で日々を過ごす。

          最近は、これからやることをひたすら整理している日々です。 長らく億劫にしていたことも、時間の経過とともに元あった場所に戻っていっている感覚があります。 できなかったことに時間を費やせる喜びと、自由と引き換えに、必要なものが消えていく感覚の絶妙なバランスで、ここ数ヶ月います。 そんな時は好きな映画やドラマを見返したりして、現実とは違うところへ移動します。 そして、自分がこれから仕掛けていく時間を想像しながら、文化祭前夜みたいなわくわく感で過ごしています。 * なんだ

          文化祭前夜みたいな、わくわく感で日々を過ごす。

          問いの旅「自分に潜る二日間in大崎下島久比」7/15-16レポート

          7/15-16で開催した「問いの旅 自分に潜る二日間」の第2弾のレポートです。 今回は参加者の方の声もレポートに入れ込みつつ、振り返りたいと思います。 参加者の方々が何を考えながら過ごしたのか、想像できるnoteになっています! 前回開催のレポートは下記をご覧ください! 全体の流れもなんとなく分かる内容にしています! なぜ、問いの旅を始めたのか?については下記をご覧ください。 今回は4名の方が参加してくれました! 前回と同じく、いきなり天井を見上げる時間から入ります。

          問いの旅「自分に潜る二日間in大崎下島久比」7/15-16レポート