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問いの旅「自分に潜る二日間in大崎下島久比」7/15-16レポート

7/15-16で開催した「問いの旅 自分に潜る二日間」の第2弾のレポートです。
今回は参加者の方の声もレポートに入れ込みつつ、振り返りたいと思います。
参加者の方々が何を考えながら過ごしたのか、想像できるnoteになっています!

前回開催のレポートは下記をご覧ください!
全体の流れもなんとなく分かる内容にしています!


なぜ、問いの旅を始めたのか?については下記をご覧ください。


今回は4名の方が参加してくれました!

前回と同じく、いきなり天井を見上げる時間から入ります。
この後、どんな時間を過ごすのだろうと、ワクワクしながらも一旦自分だけの5分間を過ごします。

天井を見るところから


呼ばれたいあだ名とちょっとした自己紹介


天井を見上げて感じたことを共有したら、いよいよワークに入っていきます!
今回はいきなり、自分の人生を振り返るワークから。
そして今回も、ワークシートとは別にワードカードに思ったことをメモしていきながら二日間過ごします。

緊張していたからか、ワークにやり慣れていたからか、きっちり時間通りに終わりました。(運営としてはもっと盛り上がると思ったので少し不安な気持ちに…)

早速ライフヒストリーを書き出すワーク


車を15分ほど走らせて、海岸へ。
波の音を聞きながら、貝のワーク!
好きな貝を3つ探します。

10分という短い時間なのに、ついつい海を眺めてしまう

選んだ貝をみんなに共有するのですが、
自分がなぜそれを選んだのか、本人は話すことができません!
周りにいる人たちが、3つの貝の特徴や、なぜ選んだのか想像しながら勝手に話していきます。
普段、貝をこんなに観察することはないのではないでしょうか。

置き方にこだわっている人も


拾った貝を見て、隣の人が新たに物を拾ってプレゼントします。
言葉ではなく、貝を集めることで受け取ったものを通して、プレゼントされたものはなんとも言えない嬉しさがあるようです!

人からプレゼントされるって嬉しくて笑顔が


好評だった貝のワーク、参加者の声も載せておきます!

大人になってから、自由に造形して人と共有する時間を持ったことがなかったことに気づきました。浜辺ですごした時間も含めて、五感を解放して、共有できたことが印象に残りました。ぎこちなかった参加者の方たちとも、お互いの表現を受け止めて、ゆっくりとなじむような感覚がしました。

「貝を3つ拾う」という共通の指示を受けて、それぞれがどのように受け取り、貝を通じて自己を表現するのかが面白かったです。 他の方が拾った貝に対してコメントを言い合うのも、自分にはなかった視点や1人1人のものの見方から見える人間性が分かり楽しかったです。 また他の人の貝と自分の貝を比較して、自分の無意識的な考え方に気づけたり、他の方から学んだりするのが印象的でした。


今回も対話の時間が盛り上がったので、夕食の後にワークを再開…!
ついつい遅くまで盛り上がってしまいました。

お酒を飲みながら


運営メンバーも、ファシリテーションではなく、ジェネレーター(参加者のように一緒にワークに参加し、考えます。)として関わります。

毎回和やかなムードでやっています


二日間もらったり、メモしたりしたワードカードや書き込んだワークシートをもとに、好きな場所で問いを言葉にしていきます!
(この日は本当に暑かった…)

縁側で考える人も
畳に寝っ転がりながら考える人も
テーブルで考える人も


今回はとにかく脱線しても止めず、運営メンバーのもっくんも、熱が入り、ワークが終わった後も2時間ほどみんなで話していました。
(他の運営メンバーは疲れ果て横でお昼寝していました。)

溢れ出てくるものを受け取り合いながら、疲れるまで話し込んだ二日間になりました!


参加者の人からの声

参加前は、身体感覚がとても薄かったことに気づきました。 食物を口に運んでいるのに味は思い出せないことや、その場に居るのに居ない感覚に悩んでいました。
久比でとったレモンの香り、キイチゴジャムの味、風の肌触り、砂浜の感触、鳥のおしゃべりは、受け取った感覚がしっかりとあって、自分がそこに居た重さが確かにありました。 参加直後の今は五感を開いてもいいんだ、と安心したためか、私をどこに置くか、何を選択するかということを意識できるようになりました。五感が喜ぶ場所に私を連れて行っていいし、何をやるかより、誰とやるかを選んでいいんだ、という気づきは大きな収穫です。

休職という自身の状況に対してあまりネガティブな感情が浮かばなくなった。(どうせなら夏休み謳歌してやる!という思いが強くなりました)
自分が会社に抱いていたぼわっとしていた違和感の種が、少しクリアになり始めた。

参加する前と後で感じた変化


一緒に配膳をしたり、洗い物をしたり、景色を眺めながらおしゃべりしたり、お散歩をしたりしました。 同じ空間や体験を共有し、感じたことを口にするだけのシンプルなものでしたが、お互いの全部を言ってもいいし、言わなくてもいいんだという感覚がとても心地よかったです。

ほとんどのワークの時間での交流でしたがありました。 交流を通じて皆さんメモカードを渡してくださったり、直接言葉で伝えてくれたりと、相手の立場になって考えたり、相手をよく見て想ったことを伝えてくれる素敵な方が多い印象でした。

参加者同士のつながり


あいだすの空間の在り方が印象的でした。 流動的な人の流れ(地域の方や一時的な宿泊者等)に対して柔軟に受け入れていて、自然と人が空間に溶け込んでいく感じが新鮮でした。 個が個としてありながら、時にはくっついて一緒の協働したり、でも必要に応じて離れることも許容されている感じが不思議な感じでした。

印象に残った出来事


以上です。

次回の開催は10月ごろかなと、ふわっと考えております!
あいだすのInstagram、facebookでお知らせしますので、チェックをお願いします!



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