『統計でウソをつく法』ダレル・ハフ著(ブルーバックス)
こんにちは! 小川なっちです。
最近、感染症の話題などで、統計データやグラフを目にすることが増えたと思いませんか?
その時、その統計データを信頼してもいいのか、疑問に思うことはありませんか?
私は疑問に思ったことがありました。
そこで、統計データとはどれくらい信用できるものなのか、この本を読んで考えてみました。
『統計でウソをつく法』数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)
ダレル・ハフ (著), 高木秀玄 (翻訳)
Kindle版はこちら
本書の説明には、
「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を知ることが必要だ!
と、書いてあります。
言い換えれば、
オレオレ詐欺にだまされないためには、犯人がどんな手口を使ってだますのか、そのパターンを知っておくことが対策になるのと同じですね!
本書では、
◆統計のサンプルの選び方が適切でない場合
◆全体のごく少数が平均値を引き上げ(引き下げ)ている場合
など、統計データと現実が合致しなくなる事例、つまり、統計データによって事実が捻じ曲げられて伝わる事例が、分かりやすく説明されています。
もう一つ本書の良いところは、統計学につきものである数式が、出てこない点です。
だから、数字が苦手な人にも読みやすくてオススメ。
初版は1968年。
改訂され、長く読まれている本です。
それでは、次回の記事もお楽しみに。
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