【目印を見つけるノート】647. 墨で書き初めして明日を待つ
今日は少し曇り空ですね。
外に出たら寒さはそれほどでもなかったですが、青空はやっぱり格別なのです。
アクアマリンの玉がいくつかありましたので、チェコグラスビーズとつなげてみました。
空にしろ水にしろ、ブルーという色は無限に広大なものとか流れの象徴ですね。私はそれで憂うつになることはあまりなく、ひたひたと満たされる感覚を覚えます。
付き合いで書をしていました。
(今頃😅)
『優婉閑雅』と『鳳飛』とあとは、書くことが浮かばないと書き始める般若心経です。書道はきちんとしたことがなく、般若心経と涅槃経の書写しかしていないのです。
下手ですねえ😅
筆や何やら後片付けをしていたら、2019年の新聞紙がありました。
葉室麟さんの遺作の広告でした。
楠正成だったのですね……。
きのうは大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ながら、明日から公開の小説の見直しをしていました。テレビには鎌倉幕府を開く方々が映り、私は鎌倉幕府を滅ぼす人々を書いて直している。
不思議な気分でしたね。
楠正成は後者ですが、南北朝~室町時代ってチャレンジしたいフィールドです。昔の職場の方にもそんなお話をしたことがあります。
葉室さんはどのように思われながら楠正成を書かれていたのかしらと想像を巡らせていました。
さて、もう少しがんばろう✨
⚫
明日から出版関係の営業事務として働くことになりました。短期なのですが、本当によかった。ホッとしています。前のところを退職して以降、求職活動をしていませんでしたし(できない状況でした)、タイミングよくお声がけをいただいたこと、本当にありがたく感じています。
仕事をしていないと、生活経済の面も厳しくなりますが、それ以上に劣等感のようなものを感じてしまうことがあります。特に今のような時期は求人内容と個人の希望が合わないこともあります。
一昨年の秋冬はまともにその風に当たってしまって、糸の切れた凧のようでしたね。
ただ、そこから「ここは考えるべきテーマだな」と思うことをたくさん見つけましたし、風にさらされている方の姿にいくつも触れました。
それが見える場所と見えない場所があるとも思いました。
とてもとても深い勉強になっています。
⚫今後の予定
小説を出しているアルファポリスの近況ボードに今後の予定を出しましたので、同じになりますがあげておきます。
明日11日(火)から新しい連作『慈童は果てなき道をめざす』の1章をスタートします。3~4万字ほどのお話になります。毎日更新を予定していますが、20日までの間で空く日があるかもしれません。
鋭意見直し中です😊
舞台は室町時代、若き日の世阿弥元清が旅をしてお話をする筋立てにしています。世阿弥ですので能の名番なども出していこうと思います。
向こうを張るにはかなりな巨人ですが、書き始めてしまったので書きます。いつも何か、相手がでかくなってしまうのはなぜでしょう。
現地取材できず次が書けていない『鎌倉もののふがたり』ですが、今年は大河で『鎌倉殿の13人』という、まったく同じ題材のドラマも始まりましたので、ひとつぐらい書かないとな……梶原景時のお話を今年は書こうと思っています。
ああ、鎌倉中央図書館に行きたい😭
『16世紀のオデュッセイア』の第11章は1月26日からスタート予定です。これはいつもの通り淡々と。
『天下無双の居候 六左衛門疾る(水野勝成報恩記)』は今年が福山城築城400年にあたりますので、スペシャルな番外編を準備中です。記念博が福山でありますので、資料がたくさん見つけられそうです。7月頃公開したいと思います。
今年書く骨組みはこんな感じでしょうか。
今日は自分のために、誰かのために1曲を。
The Cranberries『Dreams』
もうすぐ、ドローレスさんが逝って4年になるのですね。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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