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【目印を見つけるノート】1233. 下野新聞を見て水を思う

今日はえーと、208マイルかな。

そういえば、ずっと前に旅行業務取扱主任者の資格の勉強をしたことがあって、航空運賃計算のところでつまづきました。その後、マイレージポイントなどが普及しましたので、皆さまご存じかと思いますが、マイルは航空距離のスタンダードです。ただ、フライト(航空)マイルと陸上のkm換算は少し異なります。加えて運賃計算はもうちょっと複雑です。貨物もルールがありました(むにゃむにゃ)。

うーん、そこでつまづいた記憶しかない😑
テキストほぼ埋めたのですが。

週が明けましたね。

きのう、下野新聞を買ってきたので、パラパラ見ています。


この記事が目に留まりました。那須で25年前に起こった大規模水害を取り上げた記事です。25年前の1998年8月26日から31日にかけて大規模な豪雨が続き、総雨量は約1200mmにもなりました。原因は那須の山に暖かく湿った空気がぶつかって次々に積乱雲が発生したこと。そういえば、昨日も積乱雲がビバンダムの集会☁️のように涌いていました。あ、ビバンダムはミシュランのキャラクターです。

きのうの再掲。茶臼岳。


その影響で余笹川(よささがわ)が氾濫し一帯は甚大な被害を受けました。県内で5人の方が亡くなり、2人の方が行方不明、住宅被害は3,000棟に及びました。
2009年頃に余笹川にほど近い宿(それでも川から15kmぐらいは離れています)に投宿したことがありますが、途中で砂防公園の案内板を見かけました。整備されているなと思いましたが、98年の水害以降、対策をされているからなのですね。

9年前(2014)の昨日は広島で大規模な土砂災害がありました。ちょうど私はその日福山に入らんとして京都を出る予定でした。その2日前には福知山(京都)で大規模な水害があって、『京都新聞』の一面で報じられていました。福山でも『中国新聞』を買って見ていましたが、あのときのキリキリと切迫した感じを今でも覚えています。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。

私の旅先のニュースソースは地域の新聞です。
旅先で地域の新聞を読むことはもしかしたらあまりないのかもしれませんが、それはかなりもったいないと思います。地域の個性が分かりますし、情報も拾えます。でっちり役に立つ。

さて、その下野新聞の広告で、こんな本を見つけました。ちょっと気になります。

きのう、川を見倒していたものですからついつい、「善福寺川の井伏鱒二さん」を思いだし、「太公望はこの辺り、喜ぶだろうな」と思っていたら、ちょっと地図上は外れ、別の本で奥日光のことを書いている文章を見つけました。湯ノ湖で鱒釣りをした話です。

真夏の釣のうち、マス釣なら素人にも楽しめるのではないだろうか。それで今度は、福田蘭堂さんに云って湯ノ湖畔のブンさんというマス釣の漁師を紹介してもらった。蘭堂さんはマス釣が好きで、二十年前から年ごとに湯ノ湖へ出かけている。
(『奥日光の釣』より)『釣師・釣場』井伏鱒二(講談社文芸文庫)所収

井伏さんはニジマスを釣りたかったようなのですがアメノウオが続いてどうもつまらなかった様子。いろいろなトピックスを文中に挙げていますが、ちょっとした悔しさが行間に滲んでいるように感じました。アメノウオは小振りのマスと思われますが、今そう呼ばれている魚はアマゴか『ビワマス』のことのよう。魚ひとつとっても、調べがいがあったりします。

私自身は東京湾での穴子釣りに行ったことがありますが、竿をろくに扱うこともなく船酔いしてしまいました。前提が揃わないので、太公望に深く共感することができませんが、狙いのものが釣れない悔しさは何となく分かります。

再掲。那珂川。

川も水辺もいろいろな角度から見ることができます。景色を愛でるのも、砂防も、釣りもそうです。晴れの日に見るのも雨の日に見るのも違います。昨日はザーッと強い雨が来て、水の勢いが少し強かったです。道もぬかるんで……というより、水溜まりに足を突っ込んで歩きました。
突っ込みたい衝動に駆られるこどもの気持ち😄

これからも、いろいろな角度から観察したいと思いました。
自分なりに、「どうしたら水ともっとよく共生できるのだろう」と考えながら。
水もまた、先生なのだと思うのです。

それでは、今日の曲です。
Eurythmics『Here Comes The Rain Again』

断続的に雨が降るときは、十中八九、🎵Here comes the rain again~と口ずさみます。ここは今まったく降らないのでちょっと雨乞いに近いかも。

まずアニー・レノックスの完璧な美貌にうっとりします。大地のようにしっかりした女性というイメージを持ちますが、この曲は雨や水に託して恋する気持ちを歌っていますね。

恋人にするように話して
恋人にするようにキスをして

この頃の曲は電子楽器もガンガン使っているわけですが、聴いてなぞれるメロディがあります。それはとても好きです。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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