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【目印を見つけるノート】1561. 癒された夜のパートカラーな風景

朝からガザの、爆撃後の煤だらけのこどもを見て、泣きました。
泣く以外に何もできないのが、もっと嘆かわしい。

きのうは、ようやくライブに行けたのです。
(SION@日比谷野音)
さいこう。
とても楽しくて、あっという間に終わってしまった感じでした。雨もちょこちょこ降りましたけれど大降りになりませんでしたし、蒸してはいたけれど暑くない、グッドコンディションでした。席も後ろの方でしたがいろいろ、近眼なりによく見えました。

野音に行くのに、
有楽町駅から歩いて、日比谷ミッドタウンを抜けていきました。初めて入ったけれど、トレンド最先端だなと思いました。しゃれおつ。

あの高いのがミッドタウン🏢

あれ、帝国ホテルのところ、工事中だったなどと風景が変わっていることに少し驚きます。

写真奥は更地状態
工事の案内板

それは日比谷公園もそうでした。
通り抜け禁止のエリアがあるので、公園の外を進みます。
ああ、ここはそんなに変わっていない。
ベンチに座って休憩します。

神宮外苑が話題になっていますが、都立公園にも手が入っています。こちらもそうですし、葛西臨海公園もそうですね。工事や再開発が一様に悪いとは思わないのですが、保全・老朽化建造物の修繕・解体をはじめ必要なことと、新規建造物などは線を引いて考えるべきだと思います。もちろん、民間と公的なものでは自ずから事情が異なるでしょう。

例えば、この木は傷んでいるなと思います(専門家ではないのでどれほど正確か分かりませんが)。

木の話をするならまず木の健康診断・状況把握を「すべて」した方がいいように思います。そうすれば、なぜ伐採するのか、どう植樹するのか、何を建てるのかという明確な計画を立てる積算根拠になります。それは現存の建造物も同様でしょうが、現状を正確に把握して、随時公開し意見を聞きながらすすめるのが、公的なものには求められると思います。

RCをここで座って聴いていた(地べたの方で)。パートカラーですね。

そういえば、野音は今年から工事をするという話だったのが、来年からになったようです。音楽ファンとしてはまだまだいくぜ😆という気持ちです。

野音の周り鬱蒼としていました。蝉も鳴いていましたね


一方、近隣三宅坂の国立劇場は建て替えの業者さんが決まったのでしょうか。何というのでしょうか、商業施設やマンションならばよくて、百年持つような国の文化のシンボルはちょっと……という空気を感じます。平たくいえば、儲からない? うーん、まあ開き直って、拙速を避けてよい資材がふんだんに使える時に建造した方がいいのかもしれません。何といっても、国立の劇場ですからね。
真の風格が必要です。
いい劇場ができますように🙏

などとお説ぶってしまいましたが、
ああ、公園にはなから入ればよかった😭

日比谷公園でリュウゼツランが開花しました!

場所は分かる😆今週見に行こう✊

きのうは「モノクロのようでモノクロではない」写真を撮るのに熱中していましたので、それも少し出します。
モノクロ写真の一部に着色するのをパートカラーといいますが、カラーで撮ってナチュラルにそれ風になるものを撮ってみました。

きのう、SIONさんのライブで鍵盤をされていた細海魚さんがモノクロの写真をインスタにずっと投稿していらっしゃって、素敵だなと思って見ています。でも、ただ真似っこしても仕方ないので、ちょっと自分流にしてみようと思いました。

これは私の席。
モノクロのようでモノクロじゃない(幕間)
帰りは新橋から電車に乗りました
ロートレック、見たいな。
これはフルカラーなので
モノクロにもしてみました

話が戻って、
ライブですが、実はちょっと、
どうしようかなって思っていたのです。先週『不可抗力』でふたつ行けなかったのが本当に自分でも驚くぐらい、とても悔しくて悲しくて……。自分でもその激しい感情に驚いて、「こんな気持ちになってしまうのなら、最初からチケットをとらなければいいのかな」と思っていました。今回はたまたまチケットを入手していましたが、こんな気分で行ったら楽しくないんじゃないかと思いました。
それは、杞憂でした。
すごく癒されました。
泣きました。

一般的に、
子どもがしばしば、お気に入りのおもちゃをなくしたり、壊したりしたときに泣いたりしますね。そうすると、よく親は、
「また買ってあげるから」などとなだめます。でもそれは違うんですね。買ってあげて済む程度ならばいいのですけれど、おもちゃがない=自分の半分を失ったような気持ちだったらどうしましょう。

どうしようか。
時間に薄めてもらうしかないです。
他の人にとってはほんの小さなことでも、本人にとっては大変な悲しみだというのも、あるのです。

アンデルセンの童話にもそのようなお話があります。
完訳アンデルセン童話集 3 - 岩波書店

『心からの悲しみ』というお話です。この巻、好きなお話が多いかも。

私は、きのうだけでも、行けてよかったな。
思い切りからだをフリフリもできました。
深呼吸して、がんばろう
🙆

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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