【目印を見つけるノート】1549. 週末の予定は全てキャンセルになりました
大分と山口の豪雨、カリブ海のハリケーン『ベリル』など各地で雨風が猛威を奮っています。被災された皆さまにお見舞い申し上げますとともに、自分も十分気をつけなければなと思う今日この頃です。
きのうは帰途で多少追憶に浸っていましたが、花より団子というか、ランチのいける飲食店がないかと必死に?目を凝らしてもいました。
チェーンのお店が多くなった。
カレー屋さんが多い。
ラーメン屋さんもなかなか多い。
定食屋さんは……減ったな。
中華料理屋さんはそこそこある。
面白いのは、カレーなら南インド、スリランカ、ネパールなど。中華料理屋さんならば四川とか大連とか台湾とか、「どこの地域」のお店か分かるケースが大半だったことです。もちろん、他の地域でもそのようなお店は多いと思うのですが、特徴的だと感じました。
日本でそう考えると、沖縄料理と京料理かな🤔あるいは、広島のお好み焼きとか……。
その他の地域区分のあるお店はちょっと敷居が高いイメージもあります。京料理も十分敷居が高いですけれど。
結局、大連料理のお店に入って、身体を温めてきましたが、次はどこに行こうかな。
うふふ。
学生街のランチって、ワクワクしますね。
レッドピーマンがあったらなあ、がっつりミックスグリルを食べるのですけれど(もう胃が無理か)。
それで、いつもと同じように、書店で出版社さんの新刊案内兼の月刊冊子をいくつかもらってきたのでした。このような冊子の記事にはカバーしていないジャンルが必ずあって、いつも発見があるのです。
ありましたよ。
岩波書店さんの『図書』7月号の安藤宏さんの一文に惹かれました。
今度、太宰治さんの小説集が6冊岩波文庫に入るそうで、その編と注を担当された方の文章です。太宰さんのタイトルはすでに岩波文庫にもあるのですが、それぞれの時系列を再整理しての作品集になるようです。
そういえば、書店で宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』の文庫本が2種類並んでいました。カバーが俗にいう夏休みバージョンでしたが、それだけかなと思ったら違う。収録内容もいくらか異なっていました。文庫でどの作品を採用してひとつにするかというのは、大事なことなのですね。私はそれで選んだりもします。
もとい、
太宰治さんのお話に戻りますが、
『晩年』という作品までは、えーと、パッとしなかったようなのです。そこで太宰さんは思案したのでしょう。2年ほどたくさん小説を読んで貯めこんだ後に出したのが『晩年』というわけで、高い評価を得たそうなのです。
《それから2年の空白期間を置き、彼は突然『晩年』によって「太宰治」になってしまうのだ》(引用:『近代の宿業を生きた作家ー岩波文庫、太宰治小説集の刊行に寄せて』安藤宏)
どれぐらい読まれたのでしょうね。ぜひお話してみたい。
共感する部分があったのです。
私は今、小説を書くより学んでいる比重が非常に高いですが、えーと去年からですか、まったく意識していなかったのですが、それって太宰さんのパターンと通ずるものがあるような気がしました。才能がとか、ジャンルがとか細かい話はさておき、何て言ったらいいのかなあ🤔
通過儀礼というかそのような期間が必要な気がするのです。
今だからそう思うのです。
何の通過儀礼かというと、
「一生書けるだけの体力をつける」ため、というように私は思います。
太宰さんはどうでしょうか。
ある程度テーマを立ててお話を書いていて、noteのようなちょっとしたエッセイもだいたい毎日書いていて(今日で1549日ですか)、とにかく何があってもだいたい書き続けることはできるという状態になりました。
ただ、それだけでは一生書いていくのにとても不足かもしれません。
途中で息切れしたり、書くことがなくなってしまうかもしれません。
そうならないために、
自分が思うテーマを書ききるために必要な地力をつけたいというのが、もしかしたら
今ガチで学ぶ本当の理由かもしれません。大学生になりたい、とかリスキリングとかのお題目ではないようです。ちょっと違う。
という発見でした。
さて上記、待ち時間の長いお医者さんで書いていますが、
コロナの陽性でした。くっきりガッツリ。
ああ、週末の予定、全部キャンセルです。
ライブが痛いですけれど、人様にうつすわけにはいきません。アーティストの方のインスタを見て、「楽しそうだなあ」と思いましたが、しのごの言っても始まらないですね。
また、秋冬のワンマンを楽しみにしています。
とりあえず、『オデュッセイア』にこれからかかろうと思います。
皆さまももろもろお気をつけて。
それでは今日の曲です。
The Groovers『Complete Stranger』
しがないComplete Strangerな私が言うのも何ですが、この曲の中盤の転調?しているところがこよなく好きです。
うーん🤔コロナでもこれぐらいの思考能力が持てるのか。
と感心して終わります。
尾方佐羽
追伸 今日は金子みすゞさんの気持ちが痛いほど分かりました。これも学習なのかもしれません。
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