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【目印を見つけるノート】1417. 通勤電車で論語と比べてみる

雨ですね。
富士山も見えません。
三寒四温とはよく言ったもので、
今は四寒三温ぐらいなのでしょうか。
春はもう少しでしょうか。

金・土・日と連休になる方も多いと思いますが、私は金曜にライブに行くぐらいで今週末は空けています。寒そうというのもありますが、
何か、空白を置いておきたいなと思って。

私だけなのかもしれませんが、
予定がギチギチになると、それを消化するのに力を使ってしまう気がします。加えて、何かをしたら考えてから書いたりもしますので、予定が詰まってしまうとじきにあっぷあっぷになります。

空白の時間とはいっても、
することはたくさんあります。自分の環境を整えるとか、紙細工やアクセサリーなどものを作る、新しい何かを発見する、もちろん本を読むのも……いっぱいあります。

どちらかといえば、予定もなくぷらぷらしているときに出会うものにキラキラとした輝きを見るような気もします。

ムーミン谷のスナフキン体質でしょうか。
(え、ニョロニョロですって?😡)

まあ、どちらも放浪しています。

今夜は救急車の音とカラスの鳴き声がよく聞こえます。救急車の方はおおごとではないのを願うばかりですが、カラスの方は「こんなに急に寒くなって、さぞたいへんだろう」と思うばかりです。

文章がつれづれになっていますが、ここでひとつ思い浮かんでいることを。

『論語』の有名なくだりです。
引用元
https://manapedia.jp/m/text/1795

子曰く、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰えず(こえず) 

これを電車でぼんやり考えていたのです。
自分はどうなのかなあって。
『吾十有五にして学に志す』
いや、全然志していなかった。まったく、学が何かもさっぱり。今の方が学を志しているかもしれない。

『三十にして立つ』
自活するという意味では立ったけれど、学問とか書くという意味ではからきしだめ😖

『四十にして惑わず』
40歳は惑いの始まりだったような気がする。カオスの中でようやく書き始めたようです。

『五十にして天命を知る』
天命って、悟りをパッと開くように知るものでもない気がします。いつのまにかそっちに向かっていることに気づくとか、そのようなイメージです。

『六十にして耳順う』
多少は人様のお話を聞けるようになっているといいな(希望)。

『七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰えず(こえず) 』
「私が、私が」ではない、節制とか中庸とか自然というイメージに近づけたらいいと思います(理想)

結構今より先の方まで考えてみましたが、あまり『論語』のくだりに沿った順番に人生が進んでいるとはいえません。そうあったらいいなというものではありますが、ときにはずれていたり逆転している場合があるのかもしれません。

何より、
中学で習うようなものでも、時を経て再読するとまた違った印象を持つものです。「何冊本を読んだ」というのも大事なのかと思いますが、それが自分の人生をどのように映しているのかと考えるのはより実践的なように思われます。

通勤電車の雑感でした。

Nina Simone『To Love Somebody』

自身の立っているところ、アイデンティティが音楽とイコールだったミュージシャンですね。力強くしっかりとした声はいつ聞いても凛としています。
きのうがお誕生日でしたね。時差でOKかな。お誕生日おめでとうございます。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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