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【目印を見つけるノート】166. 点を自分の中でつないでいくような旅

きのう、頼んでいたインドのチロリアンテープがうちに届きました。幅広なので当面使えないのもあるのですが、きれいなのです。ロータス(蓮)の模様。


幅広のものを使うには、ミシンを活用しなければなりません💦

包みを見たら、三浦のほうのお店でした。ああ、ネットで見ているとお店の所在地は確認しないですから。
機会があったら行きたいですね。
ティラキタさんというお店です。
サイトを見ているといろいろなものがあって楽しいです。
https://www.tirakita.com//index_ipod.shtml

この前、『石の来たところ~』というnoteを書きましたが、きのうテレビでタイの宝石産地がたいへんだというニュースを見ました。買い付けに来る人がいないのだそうです。
採掘の様子も流れていました。
夕方のテレビのニュースでそのようなテーマを取り上げているのを初めて見ました。タイミングもいい感じでよかったです。買い付けがないのは難儀ですが。

宝石商のかたのひとこと。
「ほとんどが外国に行くね」


⚫旅はなかなかできませんが

今はもちろんですが、以前から、あまり長い旅行はしてきませんでした。ずっとずっと働いてきて、もろもろあるとそうですよね。
もともとが根なし草なので、それでよかったと思います。2カ月、3カ月と旅をしていたら、帰ってこなくなってしまいます(苦笑)。

今までいちばん長かったのは、サンフランシスコと周辺に2週間ホームステイしたときですね。13歳のとき。

海外に憧れたりはするのですが、それは当分帰ってこないコースでしょう、ということで、もっと後にしようかなと思っています。それならば、帰ってくる気になるかもしれない。
それまではちょこちょこ日本地図を塗っていこうかなと思います。

日本はあと4県かな。秋田と徳島と鳥取と宮崎。鳥取は宍道湖と中海を回ったときに踏み込んでいますし、宮崎はえびので一瞬車を降りたので、それをカウントするか微妙です。

先生にはかつて、どこそこに行ったなどと自慢げに書いてみるのは、「意味がない」とビターなお小言をいただきました。そうですね、カウントで悩むなんて本当に意味がないです。確かに、本来の旅というのはそういうものではないのかもしれません。
どこまでも車に乗って、どこまでも列車に乗って、ときには歩いて、細かい取り決めなしの、観光地が目的ではない、旅するための旅。

そう考えると、旅らしい旅などしたことがないように思います。

⚫取材の旅行

取材旅行といえば、まっさきに思い出すのは司馬遼太郎さんです。『街道をゆく』の長いシリーズ、あれは書く前提ですから基本は取材でしょう。特に私は、イベリア半島を横切った『南蛮のみち』が好きですが、あれだけの旅行はなかなかできるものではありません。理想ですね。

私も書くための取材として出かけることがありますが、どれも土日や連休を使いますので、短期集中型にならざるを得ません。

福山に行ったときは福山城周辺と鞆の浦にしか行けませんでしたし、柳川に行ったときは有名な川下り舟を横目にひとつの小さな石碑を探して自転車で走り回っていました。おかげさまで、ピンポイントの土地勘が身に付きました。
よかったのは地元に近い話を書いたときです。いくらでも行けるので、大森周辺の史跡にむちゃくちゃ詳しくなりました。当時の地勢や庄屋格を持っていたおうちまで調べましたから。今はそこから多摩川の歴史に進んでいます。

地元の話を書いたあと、結局事前にある程度調べた上で、何度も行かなくてはダメなのだと悟りました。

今度京都に行くつもりでいますが、京都は一度ではとてもとてもとても。一度に2~3カ所しか行けない。ひとつに1時間以上はかかりますので、移動とか食事の時間を考えるとそんな感じです。この前行ったときは半日、北野天満宮と大徳寺の外(昔の寺域)だけで終わりました。いわゆる、観光で行くような感じではなくて、フィールドワークに近いです。

今度もそうですね、2カ所行ければ上出来かもしれません。今回は山科がメインです。

点を自分の中でつないで、線にして、面にして、立体にするような旅が、今できる最善の方法なのでしょう。


⚫お籠りクラフトとばら

さっそくインドのきれいなテープでブレスレットです。青海波の千代紙に載せてしまいました。

ばらはもうひとつ、新しい枝の赤ちゃんが!
よかった😊

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

追伸 磔磔にも行ってみようかと思います。この前のドキュメンタリーでウィルコ・ジョンソンが出ていましたね。びっくり😲
『BACK IN THE NIGHT』という感じでしょうか。
Dr. Feelgoodの曲をひとつ。

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