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【目印を見つけるノート】295. 視点の軸と宇沢弘文さんの本

夜中のMasafumi Gotohさんのnoteに目を覚まされました(見たのは朝です)。去年の暮れ、早暁にも同じ経験をしました。目が覚めるというのは喩えですが、清々しいと思いました。

最近自分の中でnoteの見方、使い方が変わってきたなと思います。

最近は目を通す数が減りました。その分、いいなと思うものをじっくり読むようにしています。写真は見ます。
ひとえに自分のキャパシティによるものですので、どうかご容赦ください。

使い方では、noteさまにいただいている達成スタンプや褒章的なものをお出しするのは控えることにしました。

お立ち寄りいただき、スキを付けてくださった皆さまへの「ありがとうございます」はまた何か別の方法で出そうと思います😊

他ユーザー様のnoteに引用していただいたときはお出しさせていただきたいと思います。
他にもいくつか変えようと思っていることはあるのですが、おいおい。


⚫ビジネスの記事に思うこと

そのようなことを考えながら、けさは『ビジネス』のタイムラインを追ってみました。

・企業の実例・運営手法
・個人の啓発とノウハウ
・包括的な経済動向
・マーケティング(特にデジタル)
・人事・労務系の情報
・国内外の経営者の言葉など
・マネー情報
・PR
・SDGs

一部だけですが、このような感じでしょうか。
門外漢の感想として受け止めていただきたいのですが、このジャンルは数字が何より大事なのだと思います。極端にいえば、数字だけでもいいのではないかぐらい。
いっとき、経営分析、業種別賃金動向、株価推移などの一端を複数の場で垣間見てきましたが、数字が中心なのはもとより、その連関がたいへん複雑です。ですので、その辺りを分析しているものがあると面白いのかなと思いました。

あ、MBAのテキストも頼まれて内輪の資料用にほんの少し訳したことがありました。あれは突貫工事というか一夜漬けというか……苦笑😅
でも数字は訳すのが楽でした😆
(訳ではないです。まんま)

私ぐらいの知識で孔雀の羽をパーツのように貼り付けるだけではまったく太刀打ちできないなとも思いました。そうですね、ピースが膨大な数字のパズルを完成させるイメージの方が近いかもしれません。

そこで、ふっと思い出しました。
経済学者の宇沢弘文先生は数量経済学の泰斗ですが、後年は特にその中心に人を据えるようになられました。数字が苦手な私でも読めるような新書も多く出されていて、大学の頃からたいへん尊敬している方のひとりです。
『人間の経済』(新潮選書)、『社会的共通資本』(岩波新書)など。

宇沢先生のことを書かれているnoteもいくつか拝見しましたが、それを実践に応用していると示す例は近々のものではなかったように思います。
noteだけではなく、
社会的な活動で応用している例はあるように思いますけれど、経済活動として応用しているかというと、確かにほぼ見えないですね。本を読んだ感想などでは、いいって皆さん書かれているのですけれど。

え?
「それなら自分でやれ」ですか。
とりあえず、履歴書と職務経歴書を大量に書いてからでもいいですか。

ただ、軸のしっかりした理論なり考え方はどう実践できるか考えてもいいように思います。今のようなときだからなおさら。
浅学の身で言うのも何ですが。


⚫今日の1曲

この曲をご紹介します。宇沢先生の本を初めて読んだ頃に聴いていたかもしれません。
驚きました。
炭鉱で働く人の語りの形を取っていますが、経済理論、古代の地層という単語は出てくるし、エネルギー政策についても語っている。視点がひとりの話者の中で切り替わるのです。
タイトルも「大地の黒い筋目(炭鉱)で仕事をしている」というのが素直な解釈ですが、
「みんなが大地に黒い傷をつけている」とも読める。
いや、だんだんそっちのニュアンスが強くなる。
STINGは、視点を変える歌詞が得意でした。有名な『Every Breath You Take』も恋愛の歌なら素敵だけれど、監視社会の歌なら恐ろしいとか。

歌詞を訳す余裕がなく申し訳ありません。
STING 『We Work The Black Seam』

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

追伸 雪が降るのかな。

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