言葉と文字ときっかけ

ここでは僕がブログを始めたきっかけをお話ししたいと思います。

幼稚園の頃の記憶は薄れていますが、小学校では全ての教科はテストで満点でした。国語、算数、英語、体育、家庭科。その他にも得意ではなかったのですが、満点は取れていました。

中学校に入学し、一年生の間はそれをなんとか持続させていましたが、2年生からだんだんとそれはうまくいかなくなって来ます。

それまであまり勉強と言うものをしてこなかったので勉強の仕方もわからずに日々を過ごしていました。その上授業すらまともに受けずに、寝たり友達と喋ったりと不真面目極まりない生徒でした。そして順位は下から数えたほうが早いほどに。

焦らなかった訳ではありません。しかし、焦ったところで何をすれば良いかわからなかったのです。

授業を聞こうにも、僕はとうに授業範囲からも外れていました。友達に聞いても説明が難しく、断念。もう僕に勉強面で残された道はなかったのです。しかし、国語だけは不思議と平均点よりも上を取っていました。なぜかはわかりません。勉強も、授業も何もしていないのに何故かできました。筆者の気持ちになる事が何故そんなに難しいのだろうと疑問に思うほどに。

不思議と絵を描いたり、言葉を文字にするのは好きでした。書記や遠足のしおりの作成、文化祭の看板のデザイン。色々を担当しました。

しかしこの時の僕は気がつきませんでした。

文字と言葉が僕にとっての救いになることを。

なんとか高校を卒業し、第1回目の就職を果たしました。そこではコミュニケーション力が助けになり、楽しい日々を送っていました。しかし、仕事の内容が僕に合わなかった為に10ヶ月ほどで退職。

そこから今の会社へと入社に至る訳です。

2回目の就職を果たし、心機一転、僕は何か今までとは違うことをしたくなりました。

そこで選ばれたのが小説を読むことでした。

誰に教わるでも、自ら学ぶでもなく、言葉の意味や漢字、物語の真意を容易く理解できました。そこから"理解"することがこんなにも楽しいことなんだと実感しました。

1年で100冊は読みました。

皆さんもそうだといいのですが、他への理解を超えた時、次は自分を理解したくなるのです。

僕は自分がここまで培ってきた経験と理解と言葉を文字にしようと思いました。

そう。それが小説を書くことになるきっかけです。

幾多ものも短編、長編を書き、これは趣味の範囲では収められなくなりました。僕の心は手を止めようとしないほどにアイデアや感情を生み出しました。

このおかげで僕は今も5冊の小説を並行的に描いていて、四苦八苦してます笑。

昔の夢は歌手になることでした。しかし、いつからか僕は小説を出版することが夢になっていました。

文字というのは捉え方一つでどんなニュアンスにも今にも捉えられます。だから、僕は読む人にとって様々な違いを生むような作品を書きたいと思っています。

そして、もう一つ、僕はライターになりたい。

簡単じゃないのはわかっているんです。でも、この足で歩いて、人と言葉を交わして、文字にしたい。大人になり、仕事をして、小説とのきっかけがなければ多分こんな2つの夢は見つけられなかったでしょう。しかし、1つの夢が消えたのも必然。ならば新たな夢に出会ったのもまた必然。運命と言うのは、気付かぬうちに繋がっているものです。今まで興味のなかったものも繋がっていれば、いつかは心を奪われます。一度離れても、何年経とうと再び巡り会えるものなんです。

矛盾が好き。

たとえ経験したことがなかったとしても、その経験者の気持ちになり、恰も自分が経験したかのような想いを書ければ、それはその人の中で真実になります。僕は素敵な矛盾を書く人間になりたいです。
どんなに大きくて、現実味のない夢でも、口にした者勝ちです。
言葉は、文字は、良くも悪くも大きいです。凄く。人の人生を変えられる程に。

中学の頃によく読んでいた週刊少年ジャンプという雑誌があります。皆さん、大好きですよね?笑少年のバイブルですから。
いつか、そのジャンプのポスターが貼ってあったんです。
そこにはこう書かれていました。

**「夢は、口に出すと強い。」 **

「1968年の創刊号からずっと、
ジャンプの主人公たちは
絶対に叶えたい目標を、
堂々と口にしつづけてきた。
それは、誓うことで、
志を共にする仲間と
一緒に困難を乗り越えられると、
彼らが信じてきたから。
さぁ、一年のはじめに、夢を語ろう!!
どんなに小さくたっていい!
ためらわず、ハッキリと口に出す!
きっとそれが、
君の願いを前に進める力になる!!」

出典:読売新聞から
  「少年ジャンプ」より

こんな言葉を、文字を見てしまった僕はまんまとたぶらかされました。笑

だからここで宣言します。

**「僕は小説を世に送り出し、ライターになる。」 **


辺りは荒野。

しかしそれは同時に未開拓地と同様。

道は見えなくとも確かにそこにある。

ならば野原を踏みつけて道を作る。


皆さんも本気でぶつかっていける何かに出会えるきっかけがありますように。

以上!ばいび〜

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