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Twitterより。

仕事のTwtterアカウント、今週タイムラインに流れてきたものが印象に残った。

観察と対話の不足。

私も色々と心当たりがあった。自分のことも、自分以外のことも。

関係や物事が破綻するのって「急に」じゃない。
片方にとっては突然でも、もう一方は積もり積もって限界よろしく、境界線を突破した結果の果てだったりする。

限界値を超えてしまってから対話を試みても、手遅れの場合も多い。

限界がくるまで意思表示をしない方も悪い。ただ、それよりも問題なのは、言える関係性を作れなかったことだと思う。

そしてその原因は、以下いずれかのパターン(もしくは両方)ような気がしている。

●どちらかがどちらかを、コントロールしよう(自分の想像の範囲に囲っておこう)という力が働いている

●力関係は関係なく、相手を尊重、尊敬していない。

こういうものって目には見えないけど、2人を取り巻く空気にしみこんでいる。

仮にその場で自分の思い通りになったと思っても、相手が本心で納得していなければ、対話(のように見えること)は意味をなさない。

伊坂幸太郎さんの小説、『 魔王 』のセリフを思い出す。

俺さ、『今まで議論で負けたことがない』とか、『どんな相手でも論破できる』とか自慢げに話している奴を見ると、馬鹿じゃないかって思うんだよね

相手を言い負かして幸せになるのは、自分だけだってことに気づいてないんだよ。理屈で相手をぺしゃんこにして、無理やり負けを認めさせたところで、そいつの考えは変わらないよ。場の雰囲気が悪くなるだけだ

このセリフ最高。大好き。

相手に「納得させよう」としても、いつかしわ寄せがくる。その人の気持ちや、そこに至る経緯・背景・理由、そういうものを無視すると、取返しがつかないことになるなぁと思っている話。

今日は金曜日。良い週末を!


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