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臀物語

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タイトルをしりとりで繋げる物語、です。 「しりものがたり」と読みます。 第1,第3,第5日曜日に更新予定です。 詳しくはプロフィールに固定してある「臀ペディア」をお読みください。
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#留学生

インソムニア

何の変哲もない、よくある休日。特に目的があるわけではなかったが、ほのかはクリスを誘って街の方まで買い物に来ていた。
「せっかく誘ったのに、迷いに迷った挙句なんにも買わなくて、なんかごめんね。」
「ダイジョブよ。全然、誘ってくれてありがとうね。」
「そう言ってもらえてよかった。じゃあ、そろそろ帰ろうか。」
何気ない会話をしながら駅に向かって歩いていると、突然クリスの話し声が消える。
ほのかが後ろを振

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ウナギ

「クリス、おはよう。」
「ああ、スー。おはよう。」
 クリスは声をかけてくれたのがスーだとわかり、手を振りながら笑顔で答えた。
「この連休はどこか行った?」
「ええ、ホストファミリーのほのかと、買い物に行ってきたわ。」
「あら、もしかしてそのバッグ……」
 スーザンはクリスが見かけないバッグを持っていることに気付きそう言った。
「うん、そう。このバッグを買ったんだ。」
「うわあ、可愛い。」
「へへ

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ブロンド

 放課後、今日もなんとかすべての授業が終わった。職員室で一通りの雑務を終わらせた僕は自分の居場所に戻る。
「先生さよならー。」
 そう声をかけてくる生徒たちに挨拶を返しながら、生物準備室へ向かう。
生物準備室に着くとすりガラスから人影が見えた。いつものことだ。
「え……」
 しかし扉を開けるとそこにいたのは、いつものあの子ではなかった。
長いブロンドをたなびかせた女性。といってもまだ若いのだろう、

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