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Camera Notesサンデースペシャル  なぜ私はデジカメの記事を書かないのか?その理由は単純

Camera Notesサンデースペシャル  なぜ私はデジカメの記事を書かないのか?その理由は単純

私が自分にプライドとして感じているのは世界のカメラメーカーの中で数があるが日本で最初に作られたデジタルカメラのレビューを担当したことである。それはリコーの1番最初のモデルのデジタルカードが1 MBでその値段が25,000円もしたしまだ企画が定まっていないから画像をPCに落とすのにシリアルポートで大変な時間がかかったと言うことを体験している世代である。

そうだその前にアップルのQuickTakeが

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基本の基本。なぜ写真を撮るのか?一緒に考えてみよう。確かなのは新しいカメラのテスト撮影ではないんだ。Wien 1974🐥4/24🐥

基本の基本。なぜ写真を撮るのか?一緒に考えてみよう。確かなのは新しいカメラのテスト撮影ではないんだ。Wien 1974🐥4/24🐥

大阪芸術大学で10年間ほど現代写真作家論と言うのをやっていた。その時のことをメモを元に思い出して考えてみる。正式な名称ではないが私は対外的にはこの写真作家論を写真教育不可能論と呼んでいた。大学は産学共同路線だから卒業生はどっかで仕事仕事をしてお金を得ないと大学の評価はガタ落ちになる。その中で私は反面教師みたいなことをやっていたからいつクビになるかと期待していたのだが思いもかけず10年間首がつながっ

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カメラはどこのメーカーのを使おうが写真が上手くなると言う事は無い。 あるいはカメラはどこのメーカーを使おうが写真はよく映る。

カメラはどこのメーカーのを使おうが写真が上手くなると言う事は無い。 あるいはカメラはどこのメーカーを使おうが写真はよく映る。

カメラはどこのメーカーのを使おうが写真が上手くなると言う事は無い。 あるいはカメラはどこのメーカーを使おうが写真はよく映る。 5月31日の私の誕生日のメモから🐥6/9🐥
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tanakachotoku
2019/06/09 00:00
デジタルカメラの進化はその速度が速すぎてついていけない。ほとんど撮影に関係ないような機構でもつけて前のモデルに差別化をはからないと商売にならないわけである。数

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1964年と2019年の音羽通り。

1964年と2019年の音羽通り。

日本カメラに連載中のToday Tokyo 1964/2020である。3年間の長期連載もようやくその半ばに差し掛かってきた。この連載のオススメポイントは毎月第二日曜日の午後1時から開催している私のブラパチワークショップがベースになっている点だ。東京のあちこちを歩きまわってここは撮影のワークショップに面白いと言うような場所をいくつかピックアップして最終的に場所を決めるわけである。真面目なロケハンをや

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19歳のカメラと73歳のあたし/同じニコンエフと同じニッコール2.1センチ🐭  7/13🐭

19歳のカメラと73歳のあたし/同じニコンエフと同じニッコール2.1センチ🐭  7/13🐭



半世紀以上この東京撮影しているわけであるが東京を撮影するのは面白い。私の感覚からすると東京の時間軸と私の時間軸は過去から今までが1本の時間軸で1直線につながっているのである。7月の第2週のブラぱちワークショップは下町のストライクゾーンを撮影したのであるが、ちょっと自分なりに面白いかアイデアを持って撮影したのであった。1966年に私が東京に目覚めて初めて撮影したときの機材と同じものをセットして使

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おフィルム代🐥8/4🐥

おフィルム代🐥8/4🐥

CT70プロジェクトと言うのはフリーランスになって半世紀も経つのに未だに食えない老人写真家をサポートしようと言う計画である。2年前に四谷三丁目のホテルでかつて私がそこで森山大道さんとか荒木さんとかあっていたホテルなのであるが立派なパーティーを開いてくれたのが、いわゆる悪の枢軸である。

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6年ぶりにアサヒカメラから返却されたモノクロプリントを見て考える 🐭NEW7/7七夕🐭

6年ぶりにアサヒカメラから返却されたモノクロプリントを見て考える 🐭NEW7/7七夕🐭

フイルムカメラを使う感覚をノスタルジーにしてはいけない
6年か7年前にアサヒカメラで東京のシリーズの連載をやっていた。確か2年間の連載であったのだが編集長が交代したので最後の一回はカットされたのである。

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ギャラリーバウハウス

ギャラリーバウハウス

御茶ノ水にあるギャラリーバウハウスをご存知だろうか。私は何年か前に行ってから、展示のDMが来ると行くようになった。

ここで小瀧達郎さんの赤いパラソルの小さいプリントを買った。恥ずかしながら、プリントを買ったのはその一枚だけで、まだ私はそれ以外のプリントを買ったことがない。以前、バイテンで撮った写真のグループ展の時の、小瀧さんの氷瀑のモノクロプリントには驚いた。大きくて鮮明で綺麗なので、圧倒された

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パノラマカメラの正しい構え方🐥7/22🐥

パノラマカメラの正しい構え方🐥7/22🐥

1975年頃にヨーロッパで撮影した膨大なパノラマ写真がある。東ベルリンで買ったソ連製のパノラマカメラがホリゾントで撮影した1連のシリーズだ。あるギャラリーに35年ほど保管されていてそこのオーナーがなくなったので数百点の作品が私に返却された。私はそのギャラリーにこの作品を預けたことすら忘れていたのである。

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ホリゾントパノラマカメラを買ったら手書きの露出計算表がついてきた。これでいいんだよね🐥8/1🐥水の日

ホリゾントパノラマカメラを買ったら手書きの露出計算表がついてきた。これでいいんだよね🐥8/1🐥水の日

涼しくなった頃に、ハードカバーのパノラマ写真集が出る。1975年頃にヨーロッパの各地で撮影したものでカメラ毎日とかあっちこっちの雑誌にも掲載された。数年前にそのプリントが発見されたので写真集を出すことにした。使ったカメラはソ連製のホリゾントと言うパノラマカメラである。

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The Camera of the Year 2019📷🐥12/31🐥📷

The Camera of the Year 2019📷🐥12/31🐥📷

大晦日に今年活躍したカメラを考えてみる。とりあえずデジタルカメラは脇に寄せておく。やはりフイルムカメラなのである。それで今年のカメラグランプリはソ連製のホリゾントに決定した。2020年の3月に私が70年代に撮影したパノラマ写真集が出版される。その写真集を全て撮影したのがこの1台のソ連製のパノラマカメラなのである。1975年に東ベルリンに行ったときに東ベルリンのカメラ屋さんで新品を買った。値段は未だ

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半世紀も使っているパノラマカメラがホリゾントであるが非常に重要な違いをさっき気がついたと言うお話🐭3/15🐭

半世紀も使っているパノラマカメラがホリゾントであるが非常に重要な違いをさっき気がついたと言うお話🐭3/15🐭

このパノラマカメラはソ連が作った数多いいろいろな西川カメラのコピーの中で最も優れているカメラの1つである。何が優れているかと言うとこれは西川のコピーではなくてソ連が自分で開発したものであるからだ。そして最近ではロシアになってから大幅の改良型でホライゾン202と言うモデルも出している。こちらのモデルは最新型でスローシャッターが付いていたりして便利などであるが、プラスチック製だからツルツル滑るので非常

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15年落ちのエプソンで東京を取る。親指と人差し指が大切です🐥11/4🐥

15年落ちのエプソンで東京を取る。親指と人差し指が大切です🐥11/4🐥

東京の撮影を開始してから50年プラスになるのでそれを記念して今の東京を撮影して半年近くになった。本来はライカにフイルムを入れて撮影するつもりであったがそれを止めてデジタルライカをモノクロモードでとっている。その理由は割と単純なことであって今回撮影している東京のシリーズは雑誌に掲載する予定で写真展でバライタペーパーで展示すると言う事は最初から頭に入っていない。

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R-D1というカメラ その1

R-D1というカメラ その1

2020年3月下旬ぐらいのお話です。

デジカメを探すこと数十台。

都内のヨドバシカメラを廻ること3店舗。

カメラのキタムラとビックカメラも大型店を2店舗ぐらい巡りました。

。。。

。。。。。

。。。。。。。。。

どうもピンと来るモノが無い。デジカメは。

そこで、原点に立ち返り、レンジファインダーカメラを順番に追っかけて見ました(フィルムカメラは、色々と良いモノがありました)。

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