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世界規模で活躍するチームラボ☆デジタルアートのトップランナーであり続ける理由とは

今日で8月も終わりですね。
小さい頃の記憶って強烈に印象に残っていて、8月31日というと夏休みの終わりというイメージが強いです。
今は、時間も曜日も関係なく仕事しているのでそんなことはないですが
小学生の頃は、読書感想文が書けなくて焦っていたと同時に、自由で楽しい時間が終わってしまうような気がしてなんだか少し寂しくなりました。

社会人になってから、休みという休みがなく年末年始もお盆も大型連休も関係なく仕事ばかりしてきました。
今年のお盆は、一日だけ強制的にお休みを頂いたので(笑)以前から行ってみたかったお台場のチームラボへ行って来ました!
(たまたま彼と休みが合ったのでデートです😚)

下積み10年!チームラボの歴史

お台場のチームラボ「ボーダレス」は、2018年にできました。
今回楽しみではあったものの、今まであらゆる宣伝や広告を見ていたのもあり、プロジェクションマッピングならどこにでもあるし、1時間ぐらいで飽きて出てくるかも…と、正直そこまで期待はしていませんでした。

ところが…!いざ行ってみると、
入り口で並んで待ち、アナウンスを聞くアトラクション感✨
前の人につづいて順番に入り口へ入ると、いきなり道が分かれていて急に自己決断に迫られる緊張感✨
なんだこれー!わくわくするー!と初っ端から驚きの連続でした!
1時間どころか、急いで回って2時間半…それでも全然足りなくて最後は名残惜しく後にしました。

そんな現在のデジタルアート&ITソリューション企業であるチームラボは、実は1998年からスタートしていたそうです。
そもそも私はチームラボが企業であったことすら知らなかったのですが、
当時東京大学と東京工業大学の仲良し大学院生5名が、卒業や就職をしてもモノづくりの場を諦めたくないと思い、チームを作ったのが発端。
その後2000年に法人化し、全国から優秀なエンジニアだけが集まったスペシャリストの集団となりました!

当時は、企業向けのWebページ制作やシステム開発をメインに活動。
技術力重視で集まった仲間たちが地道に業績を伸ばしながら、自分たちの作りたいアートにも力を入れていました。
チームラボが目指していたのは、ソリューション事業での成功だけでなく

「すべての生み出される製品やサービス、そしてチームラボという存在自体がアートであること」

チームラボの代表取締役、猪子寿之(いのことしゆき)氏はテクノロジーとクリエイティブの両面においてスペシャリストでありながらも、そのアートが世の中に認められるには時間がかかったそうです。
情熱を注ぎチャレンジを続けるものの、なかなか評価されない。お金にもならない。そんな日々が約10年続きました。

一人のアーティストとの出会い

2010年、暗いトンネルを走り続けたチームラボが、とあるアーティストとの出会いをきっかけにその後の方向性を大きく変えることになります。
そのアーティストが、村上隆氏。
村上氏に「世界で発表すべきだ」と言われ、村上氏の持つアートギャラリーに展示をすることで、世界に認知されるようになりました。
3年で世界有数のアートギャラリーから高く評価され注目を集めましたが、その飛び抜けたビジュアルアートが、まだまだ日本では受け入れられず知名度は上がらなかったそうです。

それでも数々の企画展に参加するなど、活動を続けるなかで
このアートが今の日本に受け入れられる場所がないなら、自前で作ってしまえ!と企画展を主催するようになりました。

「好き」と「野望」のパワー

パワーというとなんだか精神的なことのような気がしますが…
学生時代に数名でスタートしたチームラボがチームを作り、ここまで大きくなったのは、やはり理由があると思います。
一つは、好きの想いが強いこと。もう一つは、野望があること。

私も長年お世話になっている社長さんから教わったことがあります。
好きこそものの上手なれと言うけど、あれはまずやってみて、上手くいくから好きになるのだと。
好きなことを仕事にしている人は、自分の経験から結果としてそれが好きだと判断しているのです✨
大事なのはそれをどこまで突き詰められるのか、それが成功へ近づく要因の一つだと思います。
やることは少しずつ変化しても、「アートで世界をちょっとでも変えてやろう」という野望は変わらず今もチームラボが目指しているものです!

私自身もその奇抜なアートに魅了された一人ですが、その背景には多くの人の努力と想いがあることを知り、よりチームラボが好きになりました😆
豊洲と六本木のチームラボにも行ってみたいので、次はこの感動を仕事仲間と体験したいなと思います!


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