私は、いったい何を書きたいのか?
私の内側で本当に起こっていることを描写したいという衝動が、思い返すと不登校していた15歳の頃から強くあります。
何らかの自己表現というよりは、むしろ「差し出す」といった感じで、「これが私という人間に起こっている真実なのです。私にできることはそれをありのままに描写することです。一緒に観てもらえませんか?」という気持ちが背後にあります。
「ありのままの真実だからこそ無条件に価値があるはずで、それが一人の人間に起こったという事実に真摯に向き合い解明するなら、きっと人間の謎や世界