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優しくされたことは消えない
うまく文章が書けないと公開したくなくて下書きばかり溜まっているよ。あけましておめでとうございます。
去年は自分の人生の転機と言える時期だったなぁと振り返って思う。人生に影響を与える出来事が多くて、いいこともあったけど、悪いことが多かった。でも、なんとか回復して今に至る。
詳しくはあまり書けないのだけど、私にとってはとても辛いことがたくさんあった。そして、大人にお世話になることが多かった。まだま
素敵な本に出会いたい
『悲しみの秘儀』(若松英輔)という本を読んだ。素敵な本だった。これは大切な人を失う悲しみについて書かれた本である。私はまだ大切な人を失い身が千切れるほど苦しんだ経験はないため、真の意味での理解はできてはいないと思うけれど、美しい本だと思った。俵万智さんが書評でずっとそばに置いておきたい本だと書かれていたが、本当にそうだなと思った。
私はこれまであまり本を読まなかったけど、去年から本を読み始めた。
幼い頃怖かったことは?
私が小さい頃怖かったことは、自分のことを人に話すことだった。
自分にとって面白いことが、人にとって面白くない。そのありふれた事実が、喋ることを恐ろしいものにさせていた。
わかってほしかったのである。私が体験したこと、みたこと、聞いたことが、どれほど感動的で、面白くて、最高なのか。私はなんでも自分の体験を人に伝えたがった。しかし、小さい頃の話す技術では、伝わらないことの方が多かった。非常に悲しかっ