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優しくされたことは消えない

うまく文章が書けないと公開したくなくて下書きばかり溜まっているよ。あけましておめでとうございます。

去年は自分の人生の転機と言える時期だったなぁと振り返って思う。人生に影響を与える出来事が多くて、いいこともあったけど、悪いことが多かった。でも、なんとか回復して今に至る。

詳しくはあまり書けないのだけど、私にとってはとても辛いことがたくさんあった。そして、大人にお世話になることが多かった。まだまだ自分はひよっこだった。この世には、たくさんの素敵な大人がいることもわかった。家族じゃなくても、助けようとしてくれる人がたくさんいた。同時に、残念だけど関わらない方がいい人もいることを知ったけれど。

辛いことから回復することができたので、ずっと上がり調子でこれから進んでいくんだ、私は勝った、良くなることしかありえないと思っていた。

ところが、なんだか最近沈んでいる。研究がうまくいかない。なんだか落ち込んでいる。季節や時勢も影響しているのかもしれないけど、なんだか無気力になってしまっている。

あんなに辛かったことをたくさん乗り越えて平穏な今があるというのに、なんてもったいないことをしているんだろうか、と自分を責める気持ちになる。ここまで来るために一生懸命頑張ったのに。周りの人も助けてくれたのに、申し訳ない、と思った。こんなはずじゃなかった、と。

最近ある人にこう言われた。

「一度沈んだからそのあとずっと上がり調子、なんてことはないよ。また何か起こるかもしれないし、体を壊すかもしれないし、そんなの自分じゃコントロールできないよ。その時々で、自分の調子を見て頑張り方を変えていくだけだよ。

それに、助けてくれた人に不義理を働いてるなんて思う必要ないよ。その人たちだって、調子の上がり下がりがあることはよく知ってるよ。みんなの願いは、あなたが幸せに生きてくれることだけなんだよ」

上がり調子しかない、なんて信じていることが間違っていたなと思った。良くなったり、悪くなったり、それを繰り返して人生は進んでいく。その時々で、今自分はどうすればいいか考えて、その時々で対処していけばいいのかもしれない。病めるときも健やかなる時も人生は続いていくけど、人の優しさに触れたことは、ずっと消えずに残り続けていく。

そんなことを考えて今日が終わった。私の人生いいことも悪いこともいろいろあったけど、人にはずっと恵まれているなと思う。まとまらないけど今日はここまで

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