自分の思いを相手の望みに変えて届ける
個人snsから飛び出してサイトを立ち上げまもなく9か月。
自分の足で立つ!と決意し「もう無料で垂れ流すだけの発信はやめたい」と思ってはいるものの、なかなか見てくださる方のことを思うと結局は相手にゆだねる(サポート)ことしかできておらず悩む日々。
ありがたいことに多数サポートをいただき(継続的にくださる方も!)感動していますが、相手にゆだねるだけではこの先破綻してしまうことは目に見えています。
だけど……というところで、こちらの記事が今朝おすすめに出てきました。
自分の思いは大切に。でも自分の都合ばかりを押し付けない
冒頭にも書いたように、サイトを立ち上げたのは「自分の足で立つ」と決めたから。
パンデミックの影響で仕事が激減したとき「請負仕事だけに頼っていたらダメだ!」と腹をくくり、自分の手でお金を生み出していこうとライフワークで収入を得るための試行錯誤が始まりました。
サイトを立ち上げたことで大変なこと、時間のかかることが増え、責任も出てきました。
仕事以外の時間を消費するだけでは私自身がつぶれてしまうし、自分の技術を無料で垂れ流すだけの発信はもう限界だな、そう感じています。
でも有料にすると「たくさんの人に見てもらいたい」という思いは叶わなくなるかもしれない。
どうしたら……。
相手の期待に応えるだけでは、自分がなくなる
「のっぺらぼうになる」とさわらぎさんが表現されていたように、相手の期待に応えようとすればするほど何かを我慢しなければいけなくなったり、無理をしたり、結果つぶれてしまうことになりかねない。
せっかく楽しくて始めて続けてきて、自分をなくして嫌になってしまうなんて悲しすぎます。それはそれで仕方のないことなのかもしれないけれど、そうならないのが理想。
今のところまだ自分はつぶれてないし、なくしてもないけれど、やることが山積みで「大丈夫かな」という不安は正直あります。
たくさんの人に見てもらいたい
写真を楽しみに待ってくれている人がいる
それらを自分が無理なく楽しく続けていくにはどうしたらいいのだろう。
自分の思いを相手の望みに変える。そのために自分を理解し、言語化する
自分の思いを押し付けるでもなく、相手の望みに応えるだけでもなく、自分の思いを相手の望んでいるものに変換する、と書かれてました。
難しい……
と、さわらぎさんはおっしゃっています。
いいきっかけなので、言語化してみます。
〈自分は何者か〉
野球が好きすぎるカメラマン。
ストーリーを表現し、選手の思いを残すのが得意。
人と話すのが好き。
思い付きで行動。
突っ走るので息切れしやすい。
うっかり頑張りすぎてしまう(自分で気づかず壊れてることあり)。
〈何を大切にしているのか〉
撮り手である自分がまず楽しみ、幸せであること。
見てくださる方が増えても、私がいいと思うものを大切にし優先する。
選手たちの喜びも悔しさもその瞬間をありのまま残す。
みなさんの素晴らしいプレーがあってこその私の写真という気持ち。
〈どんな時に力が湧いてくるのか。自分を突き動かす駆動力は何か〉
選手たちの素直な気持ちに触れたとき。
それは撮影中(ファインダー越し)でも試合後の雑談でも。
選手たちを知り、関係が生まれ、直接声を聞けると写真が生きるし、活動の励みになる。
選手たちの頑張りを見たい、残したいという気持ちが私を球場に向かわせている。
あの選手の笑顔が観たい、必死に食らいつくひたむきな姿が観たい。
ただそれだけ。
現場第一。
こんな感じでした。やはり現場で選手の気持ちを感じて撮ることが好きなんだということを実感。
労力、技術をお金に変えていくことの難しさ
その後の記事作成や写真整理は自分の思いを残したいという気持ちもあるけれど、見てくださる方を意識してやっています。不思議と言語化したときに「たくさん人に見てもらいたい」が出てこなかった。たくさんの人、ではなく「見てほしい人に見てほしい」が近いのかもしれません。
写真や記事に共感してもらえたら最高だし、みんなこんないい顔していたよ!というのも目に見える形で残したい。
でもこの作業が撮ることの何倍も時間と力を使うところだから気持ちの継続が難しい。
いま無料のコンテンツが溢れすぎていて(実際は広告収入など得ているのでこちらがお金を払ってないだけで作り手は報酬を得ている場合がほとんど)「コンテンツにお金を払う」ことをためらうことが多いのかな。
以前、記事の有料化にアンケートを取ったら「有料なら見ない」という声が多くてまた立ち止まってしまいました。
だけどそこで立ち止まってしまうのは「相手の期待に応えるだけの自分」なのではと今回さわらぎさんの記事で考えさせれました。
私はフリーランスで15年生きてきて、写真を撮ることでその対価として報酬をいただいてきました。
おかげさまで家に住み、ご飯を食べ、機材を購入し、移動のための交通費になる、暮らしのすべてが成り立っています。
いつまでフリーランスのカメラマンやっているかはわからないけど、自分が楽しめて、生活で来ている限りは続いていくだろうと思います。
生活できなくなったらこの活動も終わりです。
請負の仕事で得たお金をライフワークにつぎこむ、という流れはこのパンデミックで非常に危険と身に染みてわかりました。
繰り返しますが「自分の足で立つ」と覚悟を決めたわけです。
その覚悟は今年から始めた写真販売であり、今後コンテンツの一部を有料化することも考えています。
どうしても活動の継続には資金が必要です。
フリーランス(自営業)は自分の腕で資金を獲得していかなければ生きていけない。
自分が今、試されているなとひしひしと感じています。
さわらぎさんのnoteでこれからの自分を考え直す、いいきっかけになりました。ありがとうございます!
※いつも応援してくださるみなさまへ※
私は現場が大好きで、撮ることももちろんだけど、選手や監督、コーチ、OBや運営のみなさん、応援に来られている方、みなさんと話をすることも撮ることと同じくらい大好きです。
ついうっかり話過ぎて時間をいただきすぎてしまうこともあり反省の日々ですが、やはりみなさんの声を聞く大切さを現場で感じています。
Naoko.Tとしての活動は2015年からTwitterで始まり、今年で8年目になりました。
勝手に始めたことが少しずつ認知され、私の喜びがみなさんの喜びにもなっているなんて、こんなにうれしいことはありません。
これまでたくさんに方たちに出会えて7年はあっという間でした。
個人snsを飛び出して小さな野球サイトを立ち上げたら思いのほか苦労もあり、大変ですが、充実した日々を送れています。
仕事との兼ね合いで更新が滞るコンテンツもありますが、また開設して9か月の間もないサイトなので温かく見守ってくだされば幸いです。
また、身ひとつでやっており、現場への移動費、遠征費、もろもろ運営には資金が必要です。
過去に要望も多数あり、みなさんが喜んでくださり、かつ資金の足しになればと今年から許可をいただき始めた写真販売も、年間でどのくらいの売り上げになるのかも未知数です。
いま活動資金は持ち出しで、サポートは大変ありがたいです。
今回のnoteにも書きましたが、一部コンテンツの有料化を考えています。
見てくださる方が大変増えたので(今月のビューはすでに3000近くで驚いています!)これからは広く浅くから狭く深くより濃いコンテンツの配信もしていきたい、そんな決意です。
私も選手たちに刺激をもらいつつ、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。「Naoko.Tさんの活動、おもしろいわ!」と共感していただける方は引き続き応援していただるとうれしいです!
今後ともNaoko.Tの活動をよろしくお願いいたします( ˘ω˘ )📷⚾
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