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向こう側を知れば知るほど、人は優しくなれるのかもしれない/レインツリーの国を読んで


こんにちは、田中もちもちです*


今日は3月31日、年度末ですね。

バタバタしている人も、そうでない人も、お疲れ様です*

今日はタイトルにもある本について。

小さな頃から、本が好きでした。

(どちらかと言うと、本くらいしか娯楽がなかったとも言えるのですが、それは一旦置いておきます。)

図書室も、図書館も、本屋さんも好きだったので

子どもの頃から名前は知っていて、それでもまだ読めていない本

というのが私にはたくさんあります。

最近、ふと、本屋さんで目についたのが

「レインツリーの国」

この本も、ずっと前から知っていたのに、読んでいなかった一冊でした。

なんとなく手に取って、なにかの縁な気がして、

買って読んでみることにしました。

あらすじはリンク先から拝借しました。(ありがとうhonto…!)

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。やりとりを重ねるうち、僕は彼女に会いたいと思うようになっていた。しかし、彼女にはどうしても会えない理由があって――。2015年11月映画公開(honto.jpより)

結論から言うと、読んでよかったと思える一冊でした。

※ネタバレが嫌な方は先に本を読んでくださいね。

あんなにも腹立たしかった出来事が、

あまりにも失礼で、わがままだった行動が

「耳が聞こえない」という事実を知るだけで

180度、違って見える。

その瞬間に心動かされました。

人が優しくなるとき、優しくなれないとき、心の中で何が起きているのか考えるきっかけになる本でした。

人は、想像できる範囲でしか相手の心を判断することができないんだと、改めて突きつけられたような気持ちにもなりました。

相手の心は、相手にしか分からないものです。そして、自分のこともまた、伝えなければ相手には分からないものなのに

どうして、分かっている、分かってくれている、なんて思い上がってしまうんですかね。


向こう側を知ることで

こちら側からは見えないものを見ることで

人はもう少し、優しくなれるのかもしれません。


イライラした時、相手を責めたくなった時ほど、相手側の目線から自分を見てみようと、

勝手に想像して、決めつけていないかい?と

大事なことに気づかせてくれる本でした。

有川浩さん、ありがとうございました。

久しぶりにキュンキュンする

素敵なラブストーリーでした!

明日からの新年度、みなさんも私も

ぼちぼちいいスタートが切れますように!

#ぼちぼち日記13











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