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【トラウマ級ホラー映画】「胸騒ぎ」の鑑賞ポイントを私の実体験から考察する(削除可能性大)

https://youtu.be/jRN01DXHVJ0?si=ZrDRlFAW3fflba_L


いや、凄い…「胸騒ぎ」ですか…

デンマークとオランダの合作らしいのですが、何でももうハリウッドリメイクが既に決まっているそうで、そちらではしっかりと人身売買や拉致(失踪)被害の恐ろしさを、ただのホラーサイコパスやシリアルキラーのホラー映画としてでなく、ぼかさずに(逃げずに)リアル(現実)にあり得ることとして描いていただいて、多くの人々にこの手の事件の注意喚起をして欲しいと思いますが…

さて、実際にこちらの映画「胸騒ぎ」は、既にPG12指定は掛かっているのですが、もうその恐怖レベルは、R18指定クラスで、私の勝手な想像に過ぎませんが、このどう考えても子供に見せるべきではないレベルのホラー映画を敢えて、年端もいかない年齢でも見せるのを許可した点は、或いは現実にこの手の事件(人身売買、拉致、失踪)が世界で頻発していて(頻発する予兆として)、「おい、平和ボケしてんなよ!」っていう警告を広める為ではなかろうか?とも思うのですが、考え過ぎでしょうか?ただ、もし人身売買の要素をこの映画(ストーリー)に入れてしまうと、PG12指定で済まないのは明らかです…

では、内容なのですが、確かに前半は「胸騒ぎ」でタイトル通り進みます。予告動画で観ていただいたように、襲われる家族と、襲う家族とがいるのですが、もう実は出発前からおかしい雰囲気なんですよ💦たぶん、人間というか、動物の本能的に被害者の夫婦は、「行ったらアカン」って感じていて、友人に相談したりして、特に奥さんは乗り気ではない…

ホスト家族の家に着いても、早々に「アレ?」ってことが続く…

でも、「あ、気のせいか?」みたいな感じで無理やり乗り越え続ける(このあたりが胸騒ぎ)。そのうちに、帰りたいと懇願する妻と娘、「週末だけだから」と相手(ホスト家族)を気遣い、丸く納めて取り繕う夫(お父さん)。

確かに私も、同映画の感想を書いている方々同様に、「お父さんがもっとしっかりしていれば…」という思いは抱きますが、でも、考えてください!

少しネタバレになりますが、あれだけの旅行カバンやカメラなどの戦利品(コレクション)があるということは、それだけ多くのお父さんたちが、あのパターン(杜撰だがシステム化された)に8られて、家族を56されたってことなんです💧

もちろん今回は、被害者側の家族のお父さんだけでなく、お母さんも娘もそれぞれミスをして、まるで導かれるように狩られてしまう💦

でも、逃げるチャンスは何度もあったのに…

そして、最後のお父さんの「ごめんね」のシーンが、「いや、ホンマにアンタそうやで」と同じ男として言いたくなりますが、基本的にそういうタイプのお父さんの家族に犯人夫婦は、狙いを定めているのでしょう。

もう後半は、特に終盤は「胸騒ぎ」ではなく、「胸くそ悪い」でしたね…

襲う側の家族の夫の「お前が(家族を)差し出したんだ」という被害者側の夫への台詞は、もう身も蓋もありません。ただ善良な市民だっただけなのに全く理不尽です💦

でも、このサタン(悪魔)を思わせるような台詞にも、しっかりと意味があって、実は逃げても良かったんですよ。おそらく、完全に8るって襲う側の夫婦間で決まったのは、映画の表現としては出ませんが、ストーリーのかなり後半、多分襲う側の妻が、被害者側の娘に急にテーブルマナーや、変な教育をし始めたアノあたりなんですね。

だから、それまでは逃げられた(無理せずダメなら見逃すつもりだった)んです。もし、あなたがこの変化に気付けないならば、あなたはこの手の犯罪に対して、脆弱性があるかもしれない💦

そして、あの手の犯罪者の最も恐れることは、築き上げた犯行パターン(システム)を損失させられることなんです💧

だから、相手が反撃して来るかどうか?抵抗するかどうか?(これは後始末から足が着く可能性が出る為)また、失踪した際に何者が捜査、救出に動くか?ここまでの経過を知る者がいるか?などで大丈夫(問題無い)と判断させてしまった何かがあった…それは何か?

敢えて言いませんが、今回の映画で、私はあの瞬間に「あ、もう逃げられへんな」と思いましたね…

だから、実はあの戦利品(コレクション)の被害者家族たちより、倍以上に実はそのあたりの理由から、逃げられた家族がいると思います!

倍?いや、5倍以上かな?10倍かも?

そんな知らぬ間に助かった家族は、「なんか変な感じだったよね~」って終わっているんだと思いますよ💦まさか、そんな目にあっている他の家族がいるなど、思いもよらない…

あの手の犯罪者にとって、襲うのも仕事ですが、襲うかどうかをしっかりと判別するのも、彼らの重要な仕事なんです。襲わないなら、気付かせない。

ただ状況によっては、気付いても逃がされる場合もありますが、それでも、「逃がしてやるが、俺らを追うな、調べるな」みたいなメッセージ的なものを残したり、知らせたりします。それも巧妙で、襲われた人間だけにしかわからないような手口のね…

「何だかあなたよくお知りですね?」

とか言われそうですが、私も若い頃に、旅行先でかなり怖い目にあっているんですよね💦しかも、一回や二回でなく、三回も…(一回は海外の物盗りレベルだったが)

「余り喋るな」って助けていただいた人から言われているので、詳しくは言えませんが、旅行先で油断するのは本当に危険です。というか、この映画のように、その旅自体が既に仕組まれたものである可能性もあるんですよね💦

この映画内でも、そんなシーンが始めに流れましたが、襲う側の人間は、かなり前からあなたを観察し把握しています。そして、さも偶然のように接触して来ます。この映画のこの部分も、重要な見逃せないポイントです。被害者家族のお父さんは、既に(偶然の出会い前から)違和感を感じていたんですよ、そんなお父さんの印象的な発言もありましたよね…

だから、違和感を感じたら

①近付かない

②直ぐ逃げる

③相対した場合(相手の手中に堕ちた場合)に備えて、自分の足取りは信頼できる人に事前に伝えておく!備えてなかってもハッタリでも言って、相手に襲うことを躊躇わせましょう。時間を稼ぐことや、脱出・救出の希望(可能性)をあらかじめ高めておくことも、違和感を感じたら直ぐにすべき事柄です!

そして、何故、この様な話をして、あなた(伝えた相手)に何を期待しているのかまで、やんわりでなく、ハッキリ伝えて、対策として機能するようにしましょう!

この映画「胸騒ぎ」は、久しぶりに本気で怖い映画でしたね💦私の若い頃のトラウマが、フラッシュバックしましたよ💧でも実際は、この映画のように「アレ?」みたいな違和感は、何度も感じさせませんよ💦ほぼいきなり、相手は豹変しますからね…そこは注意しつつ…

ホラー映画としてだけでなく、そういう事件に巻き込まれない為に、事前(予防・予知)学習としても、私はこちらの映画を若い方にオススメしたいと思います。

まあ、平和ボケ仕切って、体験しないと伝わらないかも知れませんが、頭の片隅にこの映画の何かが残っていれば、あなたはもしかしたら、偶然助かるかもしれない…

そして、映画ではなく、現実の話しなんですよね…こちらは☝️


終わり

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