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もうちょっとマーダーミステリーの魅力を考えてみる
はじめに以前、こんなnoteを書きました。
マーダーミステリーの魅力を
物語体験
物語解明
物語発生
に分けて、作品によってその強弱がある、と。
でですね、その後、こういう記事が2つありまして。
僕はこのお2人のおっしゃってることは基本的には同じだ、と思いました。なので、今後、マダミスの要素、魅力を大きくわけるならこの4つ、ざっくり言うと、
推理
物語
駆け引き
RP(キャ
#あなたの隠れた名作マダミス
※このnoteは「Remind 名作マーダーミステリー」から改題しました。最後につけたハッシュタグが伸びたのでそっちに合わせた方がいいと判断。
大きく話題になった、「私が好きなマーダーミステリーベスト10 2023」の結果が発表されました。1175人の回答によるアンケート結果です。
運営の末席に加えていただいたこともあり、改めて回答協力御礼申し上げます。なお、当初より繰り返し申し上げているとお
僕は物語のためにゲームをしています
「僕は物語のためにゲームをしています」
そう聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょう?
多くの人が、ストーリーの設定されたゲームを遊び、そのストーリーに触れて感動したいんだな、って考えませんか?
そうではないのです。いや、そういう側面ももちろんあります。
が、それだけではないのです。
あえて、もっとも極端な例をあげてみます。
僕は物語のためにスポーツ観戦をしています
これは少なくとも僕
NOVAKのnoteまとめ
自分のnoteの投稿数がいつの間にか40になっており、しかも、いろいろと内容が謎解きだったりマダミスだったりイマーシブシアターと多岐にわたるので、一度カテゴリー分け等しておこうと思いました。
ミステリーイベント・ミステリー謎解きイマーシブシアター・体験型演劇マーダーミステリー・ストーリープレイング
殺意の特異点関連以下「Re:殺意の特異点」序文の途中まで以外は課金コンテンツ
※既に「殺意の特異
泊まれる演劇「雨と花束」構造進化論
はじめにこのnoteは、泊まれる演劇「雨と花束」が本当に素晴らしかったので、それに感動した一参加者が、過去3作と比較して、どう泊まれる演劇の構造、システムが進化してきたのか、参加者視点で勝手に考察したもの、です。なので当然的外れのことを言っている可能性をご承知おきください。
物語、キャストの演技、演出、美術、音楽など素晴らしいことは山ほどあるのですが、特に物語に関して話すと、万が一再演された時
マーダーミステリーの魅力って何?
このノートの主旨は、僕の考えるマーダーミステリーの魅力、について以前からつぶやいていることを一度まとめなおしてみよう、というものです。
発端のTweetはもう一年半近く前のものですが、こちらです。
このTweetからしばらく経って、ランドルフ・ローレンスの作者、じゃんきちさんが言及してくださったりしました。
https://www.creators-station.jp/interview/
本格ミステリーの年、2022
※このnoteはネタバレのないよう配慮して書いているつもりですが、
「Medium 霊媒探偵城塚翡翠」「方舟」「名探偵のいけにえ」にほんの少し触れています。
紹介すら聞きたくない、という方は回れ右を。
これは個人的に自分にとって、なのですが、2022年は本格ミステリ読書への復帰の年、でした。きっかけは、「Medium 霊媒探偵城塚翡翠」でした
Medium 霊媒探偵城塚翡翠http://ko
イマーシブシアターの構造比較
コロナ禍でなかなかイベントができなかった反動もあって、昨年から数々の名作イマーシブシアターが生まれました。特にこの夏上演された「RANDOM18」はとても評価も高く、その原因のひとつに、この作品の構造面がある、と僕は考えました。
この構造面を、昨年に上演された各作品をサンプルに比較すると、面白いのでは、そして、この界隈はなかなかネタバレもありこういった情報が蓄積されないので、今のうちにまとめて残
諸君、私は得点方式のマダミスが好きだ!
このnoteの結論は
「私、NOVAKは得点方式が採用されているマーダーミステリーが好きです」
という意志表明のみになります。
その上で、なぜそうなのか、をつらつらと述べてまいります。
いろいろ前置き
まず、1つめの前置き。
このnoteを書こうと思ったきっかけは、「とどちゃま」さんの
こちらのnoteでした。有料コンテンツですし、詳細は書きませんが、マーダーミステリーは「ゲーム」を失いつつ