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菅原 雪地球
2021年12月12日 03:50
前々から気になってしょうがなかった本の新装版を見付けたので読んだ。【タイトル】消費社会の神話と構造 新装版【著者】ジャン・ボードリヤール【翻訳】今村仁司、塚原史【発行日】2015.9.16【発行所】紀伊国屋書店フランス語の原著は1970年に出され、邦訳は同じ2人の訳者で1979年に出された。その後今村は2007年に亡くなり、ボードリヤールも偶然同じ年に亡くなっている。「訳者あとがき
2021年4月25日 02:32
思いつくままに書いたらやたら長くなってしまいましたが、一言でいうと、「ブランディングは、資本主義社会に人間性を回復する、新しい価値交換の形を生み出しているんじゃないかしら」ていうことです。* * * * * 資本主義のシステムは現代社会では当たり前の現実であり、それ以外のあり方があろうとは夢にも思われない(数十年前までは、共産主義がその別の「あり方」になり得るのではないか、と夢想
2021年2月13日 00:31
前回の投稿に引き続き、またがっかりした本です。しかし、批判的に読むことで「学び」につながったことは間違いない。(そういうわけでハッシュタグに「最近の学び」も追加しました。)なんだかどうも、壮大なタイトルの本はだいたい、内容がタイトルに負けているのではないかと思ってしまう。それでも最後まで読んだのは、山崎正和がこの本を褒めていたからでもある(※)のですが、おかげで僕の中で山崎正和の株も下がってしま