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#スポーツ観戦記 まとめ

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お題「#スポーツ観戦記」に寄せられた素敵な記事をまとめていきます。 様々なことが行った2020年のスポーツ界。みなさんがスタジアムやリモートで観戦して感じたことや、応援している選…
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#プロ野球

「ベイビー・シャーク」は東京からワシントンへ、トンボ返りならぬ「サメ返り」。もっと聞きたかった。野球の話。

♪Baby shark,doo doo doo doo doo doo. (日本語では、♪ちびざめ トゥルルットゥル かわいい トゥルルットゥル) この曲が鳴り響く中、バッターが打席に向かうと、スタンドは踊る人たちでノリノリだ。 「ベイビー・シャーク」(日本語では、「サメのかぞく」)が球場中にこだまする。 両手を上下に叩く。前へ突き出す感じで。サメが獲物をパクッとたいらげる感じ。それを音楽に合わせて繰り返す。 日本では、西武の森友哉選手が使用していたが、そこへ昨年、米

【2021年〜】世界の新スタジアム建設案

現在、アメリカ、日本と共に新スタジアムの構想が多く上がっています。 2021年シーズン開幕前時点で、実際に決まっている世界中の新スタジアムを一挙ご紹介します。 【オークランド・ボールパーク(仮称)】 開場予定:2023年 所在地:アメリカ合衆国・カリフォルニア州オークランド 使用球団:オークランド・アスレチックス(MLB) 収容人数は34,000人ほどのメジャーでは最小規模の球場となります。 イメージとしては、公園内にある野球場と言う街中に溶け込んだスタジアムと言うコン

オリックス2021デプスチャート(仮)

 みなさんあけましておめでとうございます。昨年は自粛期間こそ暇なおかげでそこそこ記事を出しましたが、後半は研究や就職活動が忙しくなったり、ツイッターのフォロワーさんが書きたいことの上位互換を出しまくる影響を受けてしばらく距離を置いてしまっていました。noteとはソーシャルディスタンス取らなくていいのにね。  年が改まり、来月から2021シーズンに向けてキャンプが始まる予定ですが(時事的に色々ありそうですけどとりあえず開催できることを願っています)、来るべきシーズンに向けて我ら

異例のシーズン

先日、2020年のプロ野球が終了しました。 いつもとは違うシーズンでした。開幕そのものが危ぶまれましたが、どうにか6月にスタートしてほっとしました。 当初は無観客。観客が入ってからも応援に関して色々制限があり、試合は静かに行われていました。プロ野球には、応援団の太鼓とトランペットの音やジェット風船がつきものだという意識があったので、正直物足りなく感じました。 しかしそのかわりに、ボールがグローブに収まる音、打球音、選手の叫びがはっきりと聞こえました。これはこれで臨場感が

本当に強いチームとはなにか〜マネジメント的な視点から見た日本シリーズ2020

まずは福岡ソフトバンクホークスの日本一、おめでとうございます! ...と言ってこの記事を書き始めてから、かれこれ2週間ほど経ってしまいましたね😅 振り返りつつだらだら書いてみようと思います。 コロナ禍の中でいつもとは違うシーズンを戦い抜くのは大変だったと思います。ジャイアンツの選手、監督やスタッフの皆様もお疲れさまでした。 さて、今回のシリーズは他を寄せ付けない圧倒的な強さが光ったホークスでしたが、その中でもホークスの「チームワークの良さ」に注目が集まった気がしています

スポーツ観戦との「再会」・その2【20.08.22 ヤクルトスワローズ対阪神タイガーズ@神宮球場】

外苑前駅に、新しい入口が1つ増えていた。 この駅はスポーツが開催されると、いつもスタジアム通りへと抜ける3番出口が混雑する。なので、それを避けて僕は1番出口から抜け出して、周辺のコンビニで買い物をしたのち、スタジアム通りの坂道を登るのが去年までの道のりだった。 そしたら、いつの間にか2番出口ができているではないか! いや、思い出した。これは工事中だった出口で、それが完成したということだ。 新しいものをみると、ついつい足を運んでみたくなる。さっそく階段を登ってみる。ウッドデッ

どんな時だって上田は、誰かを悪くなんて言わなかった。

上田引退のニュースが頭の中を、ぐるぐるめぐっている。 あの日のバントもあの日のファインプレーも全部全部、大きすぎるプレーだった。 チームは、上田はまだ他のチームでやれると思ったのかもしれない。でもきっと上田は、このチームで引退を迎えたかったんじゃないかと思う。勝手にだけれど、そう思う。それはなんだかすごく悲しいすれ違いにも見えてくる。 上田の戦力外を始めとする、例年以上の戦力外の動きがあったり、FA権を取得する三選手の去就が見えなかったり、一時期、ほんの数週間前まで、フ

巨人と広島で5連覇! 丸選手から同業界転職を考える

先月の10月30日、巨人がセ・リーグ2連覇を達成しました。 その原動力の一つとして、丸佳浩選手の活躍も要因の一つに考えられるのではないでしょうか? 丸選手ですが、移籍前の広島カープで2016年から3連覇を達成しており、巨人に移籍して2連覇、丸選手個人では5年連続リーグ制覇に貢献しています。 まさに優勝請負人といえますね。 今日は、丸選手の考え方や野球への向き合い方が、周りにどういった好循環を生んでいるのかについて取り上げます。 また、同業種、同業界で転職するときに必要な能

2020年の横浜DeNAベイスターズ

 noteを始めた以上、毎週1度は更新しようと思っていたものの、すっかり間が空いてしまった。ちょっと忙しくてさあ(言い訳)。  まあ自己紹介でも書いたように、noteには、商売にならないような好き勝手なことを書いていきマス。わしが好きな野球チームは、横浜DeNAベイスターズと法政大学です。  小学生の頃におふくろに『ササキ様に願いを』(みずしな孝之)で布教されて以来、俺は横浜ベイスターズのファンとして生きているんだけど('98年の横浜優勝も記憶している)、毎年必ず現地観戦を

わたしだけのスーパースター

ずっと応援している大好きな選手がいる。 誰よりも楽しそうに野球をする、キラキラした笑顔が特徴の選手だ。 いつも、どんなに遠くにいても、すぐに見つけられるほどキラキラしている彼は、私のシリウスである。 そんな彼も今年でプロ10年目。 今年、9年間背負ってきた背番号を剥がされ、倍くらいに数字が増えた。 誰がみてもわかる、今年は勝負の年だった。 そんな劣勢の状況下でも、開幕1軍を勝ち取った。 そして今年もリリーフを中心として、活躍した。負け試合が中心ではあったが何度も何

「正しい答え」はいつまでも見つからないからこそ【11/10広島戦●】

息子が塾で、「不安」と「心配」の違いを習ってきた。「不安」は、自分に対して抱くもの。「心配」は、他人に対して抱くもの。と、息子が教えてくれた。なるほどなあ、と、私は思った。ヤクルトたちに私が抱くのはいつも、「心配」なのだなあ、と。 前回のドームの試合で、本当のところは勝った余韻に浸りきれないくらい、ぐっちの足に当たった死球が気になって気になって仕方がなかった。もしまた大きな怪我になったらどうしよう、骨折していたらどうしよう、シーズンが終わるとはいえ、またリハビリ生活になって

先祖代々由緒正しいロッテファン

 ではないんだけど。父は巨人ファンだったし。  私は個人的にロッテファンだ。千葉生まれ千葉育ちの海の民であり、同時に大して強くもなくパッとせず、たまに頑張るけど継続しない。そういう感じに勝手にシンパシーを感じている。  しかし今年のロッテはなかなか良かった。八月には一瞬ではあるもののパリーグ内で一位となり、その後もなんやかんやありつつも二位で本戦を終えた。この後のCSのソフトバンク戦が楽しみだ。まあたぶん惨敗するだろうけど、この後がまだある、というだけで楽しみだ。  今

一年半越しのたいしのスクイズと、それぞれの成長曲線と【11/6中日戦○】

たいしのスクイズの構えを見ながら、この日のことを思い出していた。 この日私は、PTAで遅くまで学校に残っていた。むすめの保育園のお時間時間にすら間に合わなくて、夫は代わりに迎えにいってくれなくて、保育園には急遽延長をお願いして、息子は一人で家で待っていて、試合開始時刻はどんどんすぎて行って、何をやってるんだ私は、と、なんとも言えないやるせない気持ちになっていた。 久々に「組織の理不尽」みたいなものにぶちあたって、帰りのタクシーでちょっと涙ぐみさえした。というか、こどもたち

スポーツ観戦記:西武-ソフトバンク@メットライフドーム、11月1日

今年は無理かなあと思ってました、球場での野球観戦。 2ヶ月遅れで開幕し、無観客試合から少しずつ観客を入れた試合に移行していき、気づけば残り試合ももはや数試合という。全く何事もなかったわけではないけれど、全球団、無事シーズンを完走できそうです。本当に良かった。 西武沿線民というライオンズの試合観戦にはすこぶる恵まれた環境にいながら、残念、私はソフトバンクファンだ。気にしなければいいだけの話とは言え、沿線民のくせに相手方を応援するという何とも言えない気まずさから、ここ数年の観