和良 拓馬

1988年3月生まれ、神奈川県横浜市出身。しがないサラリーマンを続ける傍ら、2014年11月… もっとみる

和良 拓馬

1988年3月生まれ、神奈川県横浜市出身。しがないサラリーマンを続ける傍ら、2014年11月よりスポーツライター業をスタート。近年は「ラグビークラスタ」「#susonolife」の編集も担当。近所の試合から日本代表戦まで、スポーツの面白さや驚きを伝え、暖かく見守り続けて参ります

マガジン

  • ちょっと短めのレース回顧

    当該週の中央競馬重賞を中心に、1段落≒140文字くらいでレースを振り返ってみよう! という試みです。なので、G1だと300〜600文字くらいになってますが、どうかお許し下さい!

  • エッセイ集「ワラさんのメモ帳」

    和良拓馬氏がつらつら書き記したノンジャンル・エッセイ集

  • 都市対抗野球へ、ようこそ!2019

    本マガジンは第90回都市対抗野球に関する記事をまとめたものです

  • Sports Short Films

    自称インディーズスポーツライターの当方がつらつらと記した文章をひたすら載せていくマガジンです

  • NovelJamの思い出

    人間は短期間で小説を生み出せるのか? 新たなる知のスポーツこと「NovelJam」に参加した、僕の波乱万丈の体験ルポ(と作品)

最近の記事

ちょっと短めの競馬レース回顧【オールカマー、神戸新聞杯、テレ玉杯オーバルスプリント編】

【テレ玉杯オーバルスプリント】 ドライスタウトが復活の勝利。浦和巧者のスマイルウィをしっかりマークし、余裕を残して差し切ったのは強い内容。小回りもワンターンもこなせることに、この馬の魅力がある。オーロラテソーロは川田騎手の補正があってもこれが限界。ラプタスの衰えとテイエムサウスダンのスランプが心配になる結果でもあった 【神戸新聞杯】 川田騎手は本当に調子が良い。パトロールを見返したところ、進路が開けたのはゴールから6〜7秒前だった。◎サトノグランツの本番がますます楽しみ

    • ちょっと短めの競馬レース回顧【ローズS、セントライト記念編】

      【ローズS】 紫苑Sに続き、ハイペースの乱戦に。権利を取ったのが全て2勝クラスの馬。精査すべき内容が増えてしまい悩ましい。マスクトディーヴァのタフさと末脚のバランス自体は素晴らしかった。小回りでこの力量が試せるかどうかだ。ブレイディヴェーグはロスが多い中、よくここまで届いたものだと。ローズSは人気薄の秋山騎手! で、☆フォーチュンコードにしたが、今日はまだ力の差を埋められず 【セントライト記念】 レーベンスティールの操縦性がここまで良くなっているとは! もちろん、鞍上の

      • ちょっと短めの競馬レース回顧【セントウルS、京成杯AH、紫苑S編】

        【紫苑S】 まるでレーシングゲームを見ているかのようだった。モリアーナにとんでもない末脚があったこと、そして横山典弘騎手の感性が冴えわたっていたこと。ただ、超ハイペースの影響もあり、上位に台頭したのはマイル志向が強い馬。秋華賞で狙えるかは別の話。むしろヒップホップソウルをはじめ、負けた馬たちの精査は必須かと 【セントウルS】 まさかまさかのテイエムスパーダ。今日の阪神は逃げ馬有利の馬場だな~、と思っていたが……。今村騎手に続き、富田騎手の重賞初制覇もエスコートするのだか

        • ちょっと短めの競馬レース回顧【札幌2歳S編】

          日曜重賞は取り上げたのに、土曜日のことを忘れていまして…今更ですが、記録を残しておきます。 【札幌2歳S】 位置取り通りのレース結果。ガイアメンテが出遅れていなかったら、というifは残る。セットアップの逃げはクレバーな印象もあり、侮れない。番手の競馬を覚えられれば、クラシック戦線も最上位で戦えるのではないか。デクラレーションオブウォーとスワーヴリチャード産駒のワンツー。種牡馬の覇権争いはまだまだ混沌としている

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          ちょっと短めの競馬レース回顧【キーンランドC、新潟2歳S編】

          【キーンランドC】 この夏は強いスプリンターが続々現れている。◎ナムラクレアにはぴったりな条件が揃っており、進路取りも完璧だったことを含めても、ここまで突き抜けたのには驚きだ。GⅠでも1番人気になるだろうか。馬券的には、ウォーターナビレラとサトノアイに流して大外れでしたが……。このレースで下位に沈んだ差し馬は、条件変わりで再考したい。 【新潟2歳S】 新潟2歳Sは伝統的に逃げ馬を軽視するレースだ。それが2着に残るとは……。少頭数のケースならば、こういう展開も頭に入れてお

          ちょっと短めの競馬レース回顧【キーンランドC、新潟2歳S編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【札幌記念、北九州記念、黒潮盃】

          【黒潮盃】 ヒーロー対ヒーローのヒーローショー。斤量差も考えると、南関東競馬3歳戦線の二番手はヒーローコールということになる。マンダリンヒーローとの一騎打ちは熱い勝負だった。両者とも打倒・ミックファイアの挑戦権は得ている。3着は衰え知らずの帝王。ショウガタップリは初遠征の壁。 【北九州記念】 CBC賞の再現VTRを見ているかのような。またしてもジャスパークローネにまんまとやられてしまった。先行優勢の馬場を味方につけた側面はあるにせよ、一本調子で逃げられれば強い。この夏に

          ちょっと短めの競馬レース回顧【札幌記念、北九州記念、黒潮盃】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【小倉2歳S、新潟記念編】

          【小倉2歳S】 外差し傾向強化+小倉短距離はダンチヒ or バクシンオーで◎アスクワンタイム。やはり小倉に強い血統である。おいしい単勝だった。○ビッグドリームとのワイドも欲しかったところだが。ミルテンベルクも悪くない競馬をしている。距離はマイルまで持ちそうな気もする。 【新潟記念】 勝ち馬を除く、2着から11着までは0.4秒差。戦前はあまりハンデを感じなかったが、結果はハンデ戦らしいものだった。ノッキングポイントには2000メートルは長いと感じたが、今日のような上がり

          ちょっと短めの競馬レース回顧【小倉2歳S、新潟記念編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【関屋記念、小倉記念編】

          【小倉記念】 小倉記念のトニービン! ……というには、少々血統の奥底に位置していないか? 来年からは、トニービンは主役ではなく隠し味であり、「ズブいディープやハーツ持ち」をメインテーマにしなくては。エヒトは流石の小回り巧者ぶり。騎乗馬の質が……という話も出ているが、やはり川田騎手の腕は確か。マリアエレーナは斤量に泣く 【関屋記念】 過去の傾向から外枠狙いで馬券を組み立てたが、結果は想定とは異なるもので……。◎ラインベックはよく頑張っただけに、色々と痛恨。好きな馬であるラ

          ちょっと短めの競馬レース回顧【関屋記念、小倉記念編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【レパードS、エルムS編】

          今週は両レースとも馬券的中で筆がなめらかです。 【エルムS】 滞在競馬が良いのでは? と水上学氏が評したのを信じ、◎をセキフウに打てたのは良かったものだ。その要素はもちろんあるのだが、当日の馬場や血統傾向もこの馬に適していたと思う。この北海道滞在でより一層、馬がたくましくなると良いのだが。ワールドタキオンも見通し明るい好走。ペプチドナイルは控えて失敗。オーソリティは再び負傷か。苦難の道のりが続く 【レパードS】 前走重賞組がほとんどいない中、数少ない2勝クラス勝ち上が

          ちょっと短めの競馬レース回顧【レパードS、エルムS編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【アイビスSD、クイーンS編】

          【クイーンS】 札幌のコース適性があり、前走好走しているのに軽斤量。これを罠だと思ってしまったのをただただ反省。ドゥーラにとっては秋に繋がる大きな勝利だ。打倒リバティアイランドへの準備は整った。ウインピクシスはやはりステゴの血が騒いだのか。コスタボニータが意外と小回りに対応できたのは驚き 【アイビスSD】 普段はあまり勝ちタイムを気にしないのだが、今回に限っては「昨日これほど早い時計が出たから…」という視点で予想を組み立てたので……。外枠の先行馬が力を出せず、内枠の差し

          ちょっと短めの競馬レース回顧【アイビスSD、クイーンS編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【中京記念編】

          【中京記念】 CBC賞のときと同じく、またしてもあっさりとした逃げ切り劇。中京の芝は荒れているように見えたのだが、差し馬受難の日々が長く続いた感あり。前走で致命的な不利があったセルバーグはここで盛り返し。ディヴィーナは賞金獲得できて安堵。◎ウイングレイテストの調教評価はどこも高かったのだが……

          ちょっと短めの競馬レース回顧【中京記念編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【JDD、函館記念など4重賞編】

          【ジャパンダートダービー】 ⑥⑦の馬複を持っていた。ラスト100メートル、ミトノオーが抜かされた瞬間、糸が切れたかのように、失速が酷くなった(そして馬券が外れた)。強い馬はときに、他の馬の力を奪うことがある。ミックファイアの異次元の走りを目の当たりにして、純粋に「強い馬」だと認めざるを得なくなった。 大井競馬場に通い、はや10年を超える。クラーベセクレタもヒガシウィルウィンも成し遂げられなかった南関東3冠。現在のレース体系のもとでは最後のJDDで、三冠馬が誕生したことは感慨

          ちょっと短めの競馬レース回顧【JDD、函館記念など4重賞編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【プロキオンS、七夕賞編】

          次回はジャパンダートダービー、函館重賞2つ、マーキュリーカップの予定です 【プロキオンS】 後続に脚を使わせる見事な逃げ切り。ドンフランキーのスケールの大きさが際立つレースになった。1400メートルがベストな現状だが、プラス・マイナスの1ハロン対応が今後のカギだ。リメイクはやはり1200メートルがベスト。◎エルバリオ、もとい西村騎手はアクシデントの中、よく頑張りました……。タガノビューティーとシャマルのあれこれを見ていると、今年のかしわ記念はなかなかエグいレースだと痛感す

          ちょっと短めの競馬レース回顧【プロキオンS、七夕賞編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【帝王賞、ラジオNIKKEI賞、CBC賞編】

          【帝王賞】 宝塚記念に続き、ペースと展開を読めず反省。プロミストウォリアにとっては苦しい流れだった。この敗戦を次に繋げたい。ラストの直線で内外にズラッと馬が並んだ瞬間は、オールスターに相応しい光景だった。メイショウハリオのまくり、末脚は抜けたものがあった。オメガパフューム引退後の今、大井巧者の座を確立しつつある。ウシュバテソーロとの対決も楽しみだ。クラウンプライドはまたしても2着。リーチザクラウンの血を残して欲しいのだが…… 【CBC賞】 ◎サンキューユウガなのに、単勝

          ちょっと短めの競馬レース回顧【帝王賞、ラジオNIKKEI賞、CBC賞編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【宝塚記念編】

          【宝塚記念】 ゴールドシップが、ドゥラメンテが、キタサンブラックが、一度は通った仁川の悪夢。イクイノックスもその道は避けられないだろう……という思いの中で、僕は添付画像のような馬券を買ったわけである。結果的に、そんな悪夢は訪れることなく、大団円で幕を下ろしたわけだが……。 自分にとっての大誤算は、ペースが全く緩まなかったことである。馬群はギュッと凝縮され、逃げ〜先行は息を入れる余地が無かった(そういう意味では、ディープボンドの5着は大健闘の部類に入る)。差し〜追込勢も内外

          ちょっと短めの競馬レース回顧【宝塚記念編】

          ちょっと短めの競馬レース回顧【ユニコーンS、マーメイドS編】

          【マーメイドS】 ◎はビックリボンにしたのに、流した馬が二桁着順で……。なにはともあれ、福島牝馬Sのリベンジを果たす、見事な重賞初勝利だった。ウインマイティーも夏の阪神は最適だし、ホウオウエミーズも調子が戻れば小回りで輝く。軽ハンデから実績馬を重視へと、このレースの特徴も変わってきていると痛感 【ユニコーンS】 ◎はペリエールにしたのに、流した馬が二桁着順で……。なにはともあれ、府中ダートのマイル戦は、そのコースに強い馬を買え! という基準はしっかり守らなければ。サンラ

          ちょっと短めの競馬レース回顧【ユニコーンS、マーメイドS編】