「スシ食いねェ!」と「輝彦」【都市対抗野球へ、ようこそ!2019】
6月6日午後7時の神宮球場1塁側観客席は、悲壮感に包まれていた。
仕事と夕食の買い出しを追えてスタジアムに辿り着いたとき、ゲームは3回表の攻撃中だった。予想以上に試合が動いていない? スコアを見て納得した。この回、明治安田生命はセガサミー先発の東、そして後を継いだ陶久を打ち崩し、4点を奪ったのだ。初回の先制点も含め、5点のリードである。セガサミーはこの回の途中でキャッチャーも変えており、そのショックの大きさは計り知れないものがあったのだろう。
前置きを忘れてしまったが、こ